light 寝室を彩る照明やインテリア雑貨の活用コーディネート

寝室を彩る照明やインテリア雑貨の活用コーディネート1

ベッドルームに必要なインテリア雑貨のコーディネート

インテリアコーディネートにおいて、インテリア雑貨のディスプレイは、コーディネートのテイストをさらに強調するだけに留まらず、空間のアクセントや心理的効果の演出など、さまざまな効果が期待できるアイテムもあります。

・ナチュラル感を強調するための観葉植物
・モダンテイストを引き立たせる壁アート
・空間の広がりを演出するウォールミラー など

挙げればキリがないのですが、インテリア雑貨の多くは「単に飾ればオシャレになる」というわけではなく、視覚的に何らかの変化や効果を持っており、その空間ごとに不足している部分や調和が取れない部分を多少なりとも補ってくれます。

そこで今回のテーマは、

寝室を彩る照明やインテリア雑貨の活用コーディネート

と題し、ベッドルームにおけるマッチングの良いインテリア雑貨の活用方法や、インテリア雑貨としての照明器具をご紹介していきます。

寝室と言えば一日の疲れを癒すための大切な空間

寝室自体の居心地が悪かったり睡眠環境が悪かったりすると、ぐっすりと眠れないだけでなく、体の不調にもつがりかねないといった弊害もあるほど、他の空間にはない役割があるのです。

安眠環境を整えるというと

・自身の身体にあった寝心地マットレスを選ぶ
・湿度を適度に保つ機能的な布団を使う
・低反発ウレタンの上質な枕を取り入れる

といった具合いに、体に触れる部分のアイテムを思い浮かべることが多い傾向にありますが、

実は安眠環境の整備は布団や枕だけではない

といった側面もあり、今回のテーマで取り上げるように、心地よい睡眠が取れる環境を作るとなると、照明や雑貨類などの寝室を構成するエレメント全体で考えなければならないということを覚えておく必要があります。

実際に、布団や枕などの寝具以外で、どのようなことを整えればよいのか見ていきましょう。

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あったら便利!枕元に配置したいインテリア雑貨

寝室を彩る照明やインテリア雑貨の活用コーディネート2

寝室における睡眠環境を整えるという視点では、まずは実際に横になる人が

ストレスを感じない環境

であることが重要な要素のひとつです。
ベッドの高さが高すぎる、マットレスが沈みすぎる、電気のスイッチが遠いなど、寝室の環境によって、問題点や不満な点はさまざまで、こうした部分をしっかりと解消することから始める必要があります。

枕やマットレス選びにおいては、

目的で選ぶ・枕の素材の種類とメリット・デメリット
あなたの理想のマットレスとは?自分に合うマットレスを選ぼう

などの記事を参照して頂きたいと思いますが、手の届く枕元に電気のリモコンが置けたり、スマホの充電ができたり、スタンドライトが置けたりと、物理的な環境の整備も忘れてはなりません。

サイドボードやチェストなどを置くだけで解決

するような問題ではありますので、細かなことですが安眠のためにもしっかりと対処しておくようにしましょう。また、インテリア雑貨と言う観点では、

寝室をアロマの香りで包み込んで安眠への誘うディフューザー

なども間接的な効果が期待できます。
枕元といった顔に近い部分に配置するのではなく、寝室全体に香りが行き届くようなチェスト上のディスプレイ棚などに配置するのが定番。ハイクラスな高級ホテルのような雰囲気で、深い眠りへと誘ってくれるでしょう。

その他にも、ありきたりではありますが

・目覚まし時計
・ティッシュボックス
・加湿器

などは寝室の定番アイテムではありますので、しっかりと置き場所を確保しておくようにしましょう。

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ハイグレードホテルの寝室の照明演出を参考にしよう!

寝室を彩る照明やインテリア雑貨の活用コーディネート3

続いては、上質なベッドルームを演出する照明効果についてご紹介します。

高級ホテルの客室などでは、枕元のスイッチ類ですべての照明が操作でき、ダウンライトや枕元のスタンドライトのほか、ベッド下などの間接照明などが配置されていることも多々あります。

実際に部屋の電気を全て消して、ベッド下の間接照明だけを点灯すると

照明の光が直接目に入ってこない

ので、適度な明るさを維持しつつも眩しくないという状況が作れます。

真っ暗だと寝れないという方も多いなか、こうした照明効果の演出は、寝室をムーディーな雰囲気に仕上げるだけでなく、心地よい眠りという点でも効果的。

もちろん、高級ホテルなどは、それらもしっかりと計算したうえで設計されておりますので、ご自宅の寝室で同じような機能を持たせるのは難しいかもしれませんが、以前の記事「▼ラグや照明でムードを高めるダイニングのコーディネート」でもご紹介したように、自宅の寝室でもある程度の照明演出は可能なのです。

さすがに「枕元ですべての電気スイッチを操作できる」といった環境を作るのは難しいかもしれませんが、

こうした演出も寝室コーディネートのひとつ

ではありますので、機能性を考えたインテリア雑貨の配置と、ベッドルームならではの照明演出で、ストレスなく安眠できるトータル的な寝室コーディネートにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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監修者情報

家具インテリア・寝具のWEBサイト「Seiloo」「SHOPNAVI」「MyGallery」などを運営する株式会社ヘヤゴトの編集長。家具のプロとして、皆様の生活に役立つ情報を発信しております。

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