1台2役?!お役立ち家具のソファベッドとは
ソファベッドはその名の通り、1台にソファとベッドの機能を兼ね備えた、便利な家具です。
限られたスペースに配置できるため、「ベッドとソファを置くと、部屋が狭くなってしまう」という方におすすめのアイテム。友人や親せきが止まりに来た時の、簡易ベッドとしても重宝します。
中にはカウチソファ・リクライニングソファの機能を持つものもあり、種類やサイズもさまざま。それゆえに自分の部屋にあったソファベッドの選び方が分からないという人も多いでしょう。
そこでこの記事では、「重視している用途に合わせた、ソファベッドを選ぶコツ」について説明していきます。
ソファベッドは選び方を間違えると、無用の長物になったり、耐久性や寝心地に不満が残ったり、想像していなかったデメリットが生じることも。そうならないよう、見た目や機能性を含めて自分にぴったりなソファベッドを見つけましょう。
メイン用途をハッキリさせよう!ソファベッドの選び方とは?
ソファベッドを選ぶ際は、デザインより先に「日常的な用途」を考えることが大切。なぜなら用途によって、重視すべきポイントが違うからです。
主な用途は以下のようになっています。
- ・普段はソファ、たまにベッドとして使用したい
- ・普段はベッド、来客時などにソファとして使用したい
- ・毎日ソファとベッド、どちらも使用したい
メイン用途ごとの、重視すべきポイントはこちらです。
メインの用途 | 重視するポイント |
---|---|
ソファ | ソファのデザイン・座り心地 |
ベッド | ベッドの寝心地 |
ソファとベッド両方 | 座り心地と寝心地のバランス・切り替えのしやすさ |
では、それぞれのメイン用途別に、詳しい選び方をみていきましょう。
ベッドメインなら、ソファベッドのマットレスにこだわろう!
ベッドをメインとして使うなら、寝心地が最重要。そのため、質の高いマットレスを選ぶことが大切です。
《寝心地重視で選ぶ高級ソファベッドの素材と機能》でもご紹介していますが、「フランスベッド」・「日本ベッド」等の、ベッドを専門的に扱うメーカーなら、ソファベッドにも高品質なマットレスを採用しています。
また、1人掛け・2人掛け・3人掛けのような記載だけではなく、具体的なサイズを確認することが大事。一般的なベッドのサイズを目安にしてチェックしましょう。
ベッドのサイズ
セミシングルベッド:幅 850mm×長さ 1950mm
シングルベッド:幅 970mm×長さ 1950mm
セミダブルベッド:幅 1220mm x 長さ 1950mm
ダブルベッド:幅 1400mm x 長さ 1950mm
ベッドとして使用する横幅は、1人用なら900mm~1000mm、2人以上ならダブルベッド同様に1400mmくらいは必要です。
背もたれを倒して使うタイプのソファベッドなら、座面と倒した背もたれがベッドの横幅になり、ソファの座面からマットレスを引き出して使うタイプのものであれば、座面の横幅がそのままベッドの横幅になります。
ベッドの横幅は、「寝返りがしっかり打てるか」という点でとても重要です。同じ姿勢で眠っていると一定の部位に圧力がかかり続け、血流が悪くなります。腰痛の原因にもなりうるため、睡眠時の寝返りは必要不可欠な動作です。
そのためソファベッドといえど、ベッドメインで使うなら、自然な寝返りを遮らない横幅も重視しましょう。
また、ソファの横幅がベッドの長さになります。1950mm前後か、「身長+200mm」程度を目安にすれば、足を伸ばしてゆったりと眠れるでしょう。
注意点は、ベッドのサイズを基準にすると、ソファベッドの幅が大きくなってしまい、部屋に圧迫感が生まれやすいことです。部屋の広さとのバランスも考慮してくださいね。
ソファをメインとして使いたいなら、デザインがよくて座り心地がよいもの
ソファは、リビングのインテリアの要となる、重要な家具です。いくら機能性が高くても、デザインが部屋に合っていなければ、せっかくのインテリアが台無しになってしまいます。
ソファをメインとして使うなら、まずは部屋のコーディネートテーマに合ったデザインを意識してみましょう。テーマにはナチュラル・モダン・ヴィンテージなど、さまざまな種類があります。
例えばシンプルで温かみのある「ナチュラルテイスト」の部屋なら、ホワイトや薄いグレーなど、やや明るいカラーのソファがぴったりです。
また、デザインに加えて座り心地も考慮しましょう。
テレビを見たり音楽を聴いたりと、リラックスタイムはソファで過ごすことが多いもの。「リラックスしていたはずが、体が疲れてしまった…」という経験はありませんか?
その場合に考えられる原因は、ソファの座面が柔らかすぎることです。別記事《よいソファ選びのポイント》にもあるように、座り心地のよいソファを選ぶには、ソファの硬さが重要になります。
柔らかいタイプは、体が沈み込んで姿勢が崩れ、足腰に余計な負担をかける心配があるのです。一見硬い座面は敬遠されがちですが、長時間座ることが想定されるなら、柔らかすぎないソファを選びましょう。
ソファとベッドを毎日使うなら、切り替えタイプも考慮しよう
ソファとベッドをどちらも同じくらい使うのなら、上記で紹介したポイントに加え、「簡単にソファとベッドを切り替えられるか」も大切です。
思ったより手間がかかるものは、結局毎日切り替えるのが面倒で、新たに家具を購入し直す羽目になるかもしれません。ソファとベッドの切り替え方法は、主に以下の3つです。
- ・背もたれを押し倒すタイプ
- ・座面を前方に引き出すタイプ
- ・三つ折りなどに重なっている座面を展開するタイプ
とくに、三つ折りなどの展開タイプは、広々と使える反面、他の2つに比べて手間がかかります。慣れもあると思いますが、なるべく手間を省きたいなら、押し倒すタイプや引き出しタイプを選択しましょう。
おすすめのソファベッドメーカー
フランスベッド
昭和21年創業のフランスベッド。老舗ベッドメーカーだからこそ、寝心地・座り心地にこだわったソファベッドを作っています。
特にソファベッドシリーズ「ムービンテリア」は、高密度連続スプリングと呼ばれる、フランスベッド独自のマットレスを採用。背筋が伸びたリラックスできる姿勢をキープできます。張地はファブリックや革張り、カラーもブルー・ブラウン・レッドなど、幅広い製品を展開しているところが魅力です。
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人気&おすすめソファベッドをバーゲン価格で購入するならアウトレットイベントがおすすめ!
「せっかく購入するなら、フランスベッドのように高品質なソファベッドを買いたいけれど、価格が高い…」と、思っていませんか?
部屋の雰囲気だけではなく、身体へも影響するソファベッドですから、できる限り良いものを購入したいですよね。有名メーカーの製品をお手頃価格で手に入れたいなら、アウトレットイベントの利用がおすすめです。
アウトレットイベントとは、さまざまなメーカー・ブランドの家具を通常価格よりも安く購入できる、期間限定のイベントです。
特にフランスベッドは、ショールームイベントや工場倉庫の在庫処分市など、頻繁にイベントを開催。手触りや寝心地(座り心地)、ソファとベッドの切り替え方法をチェックするなど、実際の製品を体験できます。
安いだけではなく、不要ベッドの引取処分や送料が無料など、通常購入では有料な場合が多いサービスを特典として用意しているイベントも豊富。ご自身のイメージにより近いソファベッドを見つけるために、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。