もっともスタンダードなシングルベッド。省スペースでコスパも◎
シングルベッドは一人暮らしの方に限らず、様々な生活スタイルにマッチする最もポピュラーなベッドサイズの一つです。お一人で使うことはもちろん、ご夫婦でシングルベッドを2つ並べてツインタイプとしてお使いになられたり、同じ寝室でも夫婦別々でシングルサイズを配置したりと、レイアウトの自由度が高く、様々な活用方法ができるというのが最大の特長です。
初めて自分の部屋を与えられた子供が最初に欲しがる家具の一つと言っても過言ではないシングルベッドですが、実はシングルと言う割には横幅が大きいわけではなく、成人男性では多少物足りなさもあり、一人で寝るのに、ひとつ上のサイズとなるセミダブルを購入される方も少なくありません。そんなシングルベッドのサイズと特徴を見てみましょう。
ベッドを選ぶ際にまず重要なのが、当然の事ながら部屋の寸法になります。
せっかく気に入った商品を見つけても、生活導線の邪魔になったり、部屋に置けなければ意味がありません。メーカーによりベッドサイズは多少異なりますが、一般的にシングルサイズのベッドは幅 970mm×長さ1950mm、普通の 6 畳部屋の寸法が 2,700mm×3,600mm だとすると、おおむね部屋の 2~3 割程度のスペースをベッドが占めることになります。その他、机や収納などを配置することも考慮したうえで、シングルにするかセミダブルにするかを賢く選ぶ必要があります。
シングルベッド(S)の一般的なサイズと特徴
【寸法】
・幅 970mm×長さ 1950mm
※セミダブルベッドの寸法(参考):幅 1220mm×長さ 1950mm
※ベッドの高さについては、ベッドフレームの高さ+マットレスの高さになります。
※マットレスのサイズについては、マットレスのサイズ選びと比較・体験方法についてをご参照ください。
【特徴】
・シングルを 2 台横に並べるとキングサイズのベッドとほぼ同じ寸法になります
・ベッドフレームの選択肢が多く、様々なデザインを選ぶことができます。
・もっともスタンダードな一人用ベッドで、寝具の種類も豊富。
【デメリット】
大人の男性にとっては、幅が多少狭く感じる。
上記のように、デメリットの部分はあくまで「強いてあげれば」程度なので、シングルベッドはどのようなお部屋でも使い勝手の良いサイズと言ってもよいでしょう。
とはいえ、睡眠は非常に重要です。
寸法だけにとらわれて、ご自身の身体のサイズに合わないベッドを購入してしまうことのないよう、ショールームにてしっかりと寝心地やサイズ感を試してから購入するようにしましょう。また、特に一人暮らしなどの場合、お部屋のスペースに限りがあることから、ベッドの下に収納スペースがあるチェストベッドなどを有効に活用し、極力お部屋を広く使えるよう工夫することも大切です。こうした機能性も兼ね備えたベッドが豊富にラインナップされているのもシングルベッドのメリットと言えるでしょう。