寝るときくらい「大の字」で寝たい!そんな方に最適なセミダブル
寝るときくらいは、ちょっと贅沢に伸び伸びと寝たい!そんな方に最適なベッドサイズがセミダブルです。
セミダブルベッドは、シングルサイズより幅が 20cm 程度広いため 2 人で使用されている方も多いのですが、ダブルという名が付けどそれほどの広さはなく、実質的には1人用のゆったりサイズと考えた方が無難です。 実はホテルのシングルルームなどで1人用ベッドとして利用されているのが、幅 120cm のセミダブル。ホテルのベッドが広々と贅沢を感じるのは気のせいではなく、シングルベッドとの差 20cm が、とても広く感じることができるのも事実です。
もちろん、ご夫婦寄り添って眠りたいという際にはセミダブルサイズでもお休みになることはできますが、相手の寝返りで目が覚めてしまったり、相手の動きが伝わりやすいため、あえてシングルベッドを2つ並べる方も少なくありません。また、セミダブルベッドには相手が風邪を引いたりした際も、寄り添って寝なければならないというデメリットもあります。そういう観点からも、セミダブルはどちらかというと一人用という認識の方が相応しいかもしれません。
一方、シングルベッドの幅が約 970mm となりますので、2台並べれば 1950mm 前後の幅が必要になるのに対して、セミダブルは約 1220mm と、かなりコンパクトですので、お部屋の間取りやスペースに合わせやすいというメリットがあります。シングルベッドと比べるとわずか 200mm(20cm)の差でしかありませんが、二人で寝るも良し、一人で広々と使うも良し、そんな使い勝手のできるのがセミダブルベッドの特長です。
セミダブルベッド(M)の一般的なサイズと特徴
【寸法】
・幅 1220mm x 長 1950mm
※ダブルベッドの寸法(参考):幅 1400mm×長さ 1950mm
※ベッドの高さについては、ベッドフレームの高さ+マットレスの高さになります。
※マットレスのサイズについては、マットレスのサイズ選びと比較・体験方法についてをご参照ください。
【特徴】
・一人なら広々とゆったりと寝ることができる。
・若干窮屈さはあるものの、子供との添い寝などに十分な広さ。
・シングルにくらべ、マットレスのヘタリが分散される。
【デメリット】
・お部屋の圧迫感が大きくなる。
・大人二人で寝るにはかなり狭く感じられる。
・搬入搬出の自由度が低い。
セミダブルサイズは、ご自身一人だけでお使いになる場合は長くお使いいただけますが、新婚のご夫婦二人でお使いの場合などは、そのうち子供が生まれたりすると生活のスタイルが変わってきますので、購入前にしっかりと今後のライフプランなども考慮してベッドサイズを選ぶ必要があります。仮にお二人に子供が生まれた場合、赤ちゃんのうちはベビーベッドなどをお使いになられると思いますが、そのうち添い寝などの必要が出てきますので、セミダブルサイズで3人寝ることは難しいでしょう。
お部屋の広さとの兼ね合いもありますが、5 年や 10 年先を見据えてベッドサイズを選ぶ必要があり、また周辺家具の配置等も考慮して、ベッド下の収納が必要であれば収納用チェストを組み込んだチェストベッドを選択する方法もあります。また、セミダブル以上になると、お部屋に占める割合が大きくなってきますので、極力高さを抑えて圧迫感を軽減する「フロアベッド(ローベッド)」などもオススメです。