ポイントを押さえてインテリア雑貨を置けばお部屋に華を添えてくれる!
今よりオシャレな部屋にしたい!
センスのいいインテリアにしたい!
そんな時に役立ってくれるのがインテリア雑貨。
ただし、いくらオシャレでモダンなデザインの雑貨でも適当に置いただけでは部屋のインテリアがチグハグになり、かえってとっ散らかった印象になってしまうこともあります。
北欧デザインの花瓶を買ったけど、自宅に飾ってみたら全然映えない…
シンプルなオブジェを購入したけど、実際に配置したら部屋にマッチしなかった…
というように、ショップで見た時はオシャレに見えた雑貨でも、
実際に自宅に置いたらイメージと違う
ことは往々にしてあり、同様の経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
こうしたギャップが生まれる理由は、ショップのディスプレイは選りすぐりの家具や雑貨だけを配置しており、必然的にオシャレに見えるということ。
一方、実際に生活している部屋には日用品もあり、いくらオシャレな雑貨を置いてもインテリアに馴染まないこともあります。
インテリア雑貨を購入する際の重要ポイントのひとつとして
部屋のテイストやインテリアにマッチしているかどうか
を念頭に置いておく必要があります。店頭で見つけた雑貨が気に入ったとしても、自宅の部屋の雰囲気やインテリアのスタイルにマッチしていなければ、その雑貨を部屋になじませることは難しいでしょう。
例えば、彫刻が施された装飾性の高いクラシカルな雑貨は個性が強く、他の家具とのコーディネートに気を使う必要があります。逆にオブジェなどのモダンデザインの雑貨はナチュラルスタイル(ナチュラルモダン)や北欧スタイル(北欧モダン)、アーバンスタイル(アーバンモダン)など、モダンスタイルを含んだインテリアに馴染みやすいという傾向があります。
インテリア雑貨は、部屋のコーディネートにアクセントをつけたり、遊び心を表現したりするもの。そこで今回は、空間に華を添えるようなモダンなインテリア雑貨の活用テクニックを解説していきます。
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インテリア雑貨を配置する目的を再考しよう!
インテリアコーディネートにとって、雑貨を置くことが効果的であるかどうかは、
インテリアに空間的なゆとりがあるかどうか?
という点が重要です。所狭しと物が置かれた部屋では、雑貨を置いても引き立たないばかりか、かえってごちゃごちゃした印象になってしまいます。アイテムを増やす前に、まずは不用品や使用頻度の低いものを減らしていきましょう。
収納が充実していなかったり、どうしても減らせない生活必需品があったりする場合は、収納ボックスやボックスシェルフなどを活用して収納スペースを確保し、できる限りすっきりさせることが第一歩。空間的なゆとりを持たせることで、
配置する雑貨のイメージも描きやすくなります。
また、インテリア雑貨を上手く活用できないパターンとして多いのが
統一感のなさ
です。上記でアイテムの置きすぎによる煩雑さを指摘しましたが、もうひとつの問題は空間全体に統一感を持たせるのが難しいという点です。インテリア雑貨には
主役となる家具を引き立てる脇役
という側面もありますので、リビングテーブルやテレビボード、ソファなどの大型家具はテイストが統一されていることが前提です。部屋全体の印象は、存在感の大きい大型家具が決め手になるので、テイストはもちろん、家具の配色なども一度見直してみると良いでしょう。
その上で、
・雑貨で差し色を足してメリハリをつける
・観葉植物でアクセントを追加する
・モダンなオブジェで大人の雰囲気を演出する
といったように、足りない部分を補う形でインテリア雑貨を活用すると、プロ顔負けのコーディネートに仕上げることができるはずです。
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空間をオシャレに引き立てるモダンなインテリア雑貨の活用法
お部屋のインテリアを引き立て、そして華を添えてくれる。
そんなシンプルで、モダンなインテリア雑貨の活用方法をまとめてみました。
有名メーカーの雑貨はシリーズで出ていることもあり、インテリアの統一感も出しやすいです。インテリアコーディネートに初めてチャレンジされる方などは、そうした統一感を持たせるアイテムを配置するのも手です。
ナチュラルさを引き立たせるウッディなインテリア雑貨
ナチュラル系モダンで統一したインテリアの中に置くことで、さらに居心地の良さや和みを演出してくれるのがウッディなインテリア雑貨。スウェーデンの木工メーカー「ラッセントレー」に代表されるような、北欧の可愛い手作りのウッドクラフト作品もいいですし、日本のインテリアショップが新しい切り口で発表しているナチュラルな雑貨もおすすめ。
シンプルなデザインなので、キャンドルホルダーになっているものや、ちょっとしたアクセサリーホルダーとして使えるものもあり、実用性があるところも魅力。テレビボードやカウンターの上に、こういったウッド素材のインテリア雑貨を並べてみると、温かみを感じられる「ホッ」と落ち着く空間になります。
繊細なガラス雑貨で、時にはクールで鮮やかに
窓際やサイドテーブル、キッチンカウンターなどのちょっとした空間に置いておくことで、部屋の中に清涼感とクールな雰囲気を作り出してくれるのがモダンなガラス雑貨。ガラス製品は鮮やかな色も魅力ですので、お部屋の彩りに一役買ってくれます。
たとえば、北欧の「イッタラ社」のオブジェやフラワーベースはもちろん、大きめのタンブラーを雑貨代わりに使うのも素敵です。同じ型の色違いの品が作られているので、色違いで揃えても統一感が出ますし、もともとのお部屋がシンプルなインテリアなら、鮮やかな色を選べば華やかに印象になります。
もちろん、シンプルでオシャレなガラス製品は日本のガラス工房もたくさん出しています。お気に入りの工芸作家を見つけて支援がてら作品をコレクションしていくのも楽しいですね。
壁からオシャレに!時計や壁アートを活用したモダンなインテリア雑貨
壁掛け時計や鏡といった実用性のある雑貨もオシャレなインテリア雑貨になってくれます。
インテリアのテイストに合わせて、時計なら遊び心のある文字盤や形状を選んだり、鏡なら形状やフレームをお好みでチョイスできます。また、アート作品もフレームによって全く印象が変わってきますので、白木、塗装、素材など、お部屋のインテリアに合わせてフレームをチョイスしてみましょう。
好きなものを闇雲に選んでいくと統一感のないコーディネートに陥ることもあるので、色や質感を合わせるなど自分なりのルールを作っておくとオシャレな部屋に仕上がりやすいですよ。
壁アートについては、過去記事「▼アートパネルを活用したアーティスティックなインテリア特集」で詳しく取り上げていますので、合わせて参考にしてください。
いかがでしたでしょうか?
インテリア雑貨は、必ずしも生活必需品という訳ではないものの、生活や空間に華やかさを添えてくれるもの。そして何よりインテリアコーディネートを楽しくしてくれる手軽なアイテムでもありますので、上手に活用して、今のライフスタイルやお部屋をより豊かなものにしてください。
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