ld 照明器具を支点にした「オシャレなリビング・ダイニング」の作り方

照明器具を支点にした「おしゃれなリビング・ダイニング」の作り方1

家族が集まるリビング・ダイニングの照明効果

インテリアコーディネートにおけるセンスの一番の見せどころといえば、リビング・ダイニング。自分はもちろん、家族やゲストが集う空間は、コーディネートに特に力が入るのも理解できますよね。

ただ、ショールームなどのコーディネートを参考に、いざ自宅で同じような家具を配置しても、なんだか雰囲気が違う……。その違和感の背景には、ショールームなどの店舗と住居では天井の高さが異なるため開放感が違うという理由のほかに、

照明の使い方が違う

という点があります。過去記事「▼インテリア雑貨で彩る北欧・スカンジナビアンなお部屋の魅力」では、インテリア雑貨の配置の違いという点を挙げましたが、照明という

ビジュアル的な効果

も非常に重要です。

今回は、リビング・ダイニングにおける照明の使い方、照明効果による印象の違いなどをテーマに、オシャレなリビング・ダイニングの作り方について検証していきたいと思います。オシャレで誰もが憧れるリビング・ダイニングを作るためには、家具や雑貨のレイアウトのほか、

照明器具によるオシャレな演出も重要

ということを認識しておくと、コーディネートテクニックの引き出しがさらに増えることでしょう。

 

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照明のバリーエーションを増やして多彩なシーンを演出

照明器具を支点にした「おしゃれなリビング・ダイニング」の作り方2

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リビング・ダイニングにおける主な照明タイプ

1.リビング・ダイニング全体の照明のシーリングライト
2.リビング・ダイニング全体の照明のダウンライト
3.ダイニングテーブル上に設置するペンダントライト

その他、必要に応じてインテリア雑貨をディスプレイする場所にスポットライトを追加したり、部屋の四隅にスタンドライトを追加したりと、その種類が多いほど、

照明演出のバリエーションが増える

日々の生活でムーディーな演出は必要はないので、天井照明のシーリングライトだけでも十分ですが、ちょっと大人の雰囲気を出したい場合は

天井照明はダウンライトのみ
スタンドライトをメイン照明に

することで、明るさを抑えつつも温かみのある空間に早変わり!

また、ブラケットライトなどの間接照明を使って天井を照らすと、部屋が広く見えたり、いつもの部屋が別の空間に思えるような、インテリアの雰囲気をガラリと変えることができます。

最近の照明器具の多くはリモコンでのON/OFFはもちろん

手持ちのスマホアプリからも操作が可能

なので、テレビを観たり作業をする時は明るめのシーリングライト、お酒を飲んだり食事をしたり、少し雰囲気を変えてみたい時などはダウンライトと、気軽に切り替えられるのも照明コーディネートの醍醐味と言えます。

 

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オシャレで明るい!リビング・ダイニングの照明選び

照明器具を支点にした「おしゃれなリビング・ダイニング」の作り方3

照明による演出効果を理解したら、照明器具の「デザイン」にもこだわりたいところですよね。インテリアのなかに「照明コーディネート」というジャンルが確立されているくらいですから、ここで手を抜くわけにはいきません。

ここでは

照明演出の効果に釣り合いの取れるオシャレな照明器具のタイプ

について解説していきます。

ダウンライトは電球をソケットに差すだけなので、電球以外の選択肢はありませんが、メインとなるシーリングライトや吊下げタイプのペンダントライト、スポットライトなどは、

オシャレなデザインが多数あります

特に新築など真っ新な状態から部屋を作る場合、家具だけでなく照明器具にも可能な限り予算を組むようにしましょう。

≪シーリングライト≫
シーリングライト
照明のメインになるシーリングライトは、部屋のコーディネートスタイルに合わせる必要があります。オシャレなデザインなら何でも良いということではなく、スタイルやテイストに合わせた照明器具選びが必要です。日本の住居は天井高に限りがありますので、吊下げ幅が大きな照明は圧迫感がでるので注意してください。

≪ペンダントライト≫
ペンダントライト
ダイニングテーブルの上やキッチンなどに設置する吊下げ式のペンダントライトは、シーリングライト以上に種類が多彩で、コーディネートスタイルを考慮しても豊富な選択肢があります。写真のようなモダンなペンダントライトのほか、アンティーク感満載のガラスシェードランプなども人気があります。

≪スポットライト≫
スポットライト
スポットライトは比較的こじんまりしたデザインのものが多く、レールの可変式であっても取り付け位置が天井付近で届かないので、頻繁に照明を移動させることはないかもしれません。

≪ブラケットライト≫
ブラケットライト
ブラケットライトも様々なデザインがあり、リビング・ダイニングの雰囲気やコーディネートのスタイルに合わせて照明器具を選べます。照明位置は概ね目線の高さとなるので視界に入りやすく、洗練されたデザインのものを採用すれば、リビング全体のオシャレ感も増すでしょう。

照明器具のデザインはここでは紹介しきれないほど豊富なので、ヘヤゴトマイギャラリーに投稿されている照明演出の実例もぜひ参考にしてみてください。

▼ヘヤゴトマイギャラリーで照明演出を見る

 

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監修者情報

家具インテリア・寝具のWEBサイト「Seiloo」「SHOPNAVI」「MyGallery」などを運営する株式会社ヘヤゴトの編集長。家具のプロとして、皆様の生活に役立つ情報を発信しております。

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