インテリアのイメージはカーテンで決まる?!
新居のために、模様替えのためになど、カーテンを購入するタイミングで気になるのはカーテンの選び方。
選ぶ機会の少ないカーテンを選ぶことはなかなか難しく
部屋を広く見せたいけど、色や柄を選ぶコツってあるの?
リビングのカーテンには遮光機能は必要なの?
自宅で洗える素材がいいけど、カーテンの生地にはどんなものがあるの?
など、色柄などのデザインや機能性、素材などについて頭を悩ませてしまう方も多くいらっしゃいます。
このようにカーテンの種類はバラエティー豊富ですが、何を優先したいのかを明確にするとカーテン選びがはかどります。
また、カーテンは部屋の色を占める面積が広いために
インテリアおいて部屋の印象を決定づけるアイテム
であり、適当に色や柄を選んでしまうと「インテリアと合わなかった…」という失敗はカーテン選びでよくあること。ですので、素材や機能はもちろんのこと、色柄選びはとても重要なんです。
たとえば、明るい色合いの家具の部屋にダークカラーの落ち着いた印象のカーテンにしてしまうと、
カーテンが悪目立ちしたり、家具の良さを消してしまう
可能性があるんです。もちろん、インテリアのアクセントとしてカーテンを用いるケースもありますが、この場合にはインテリアに合わせた色柄のカーテンを選ぶことで、家具の良さも引き立たせ、部屋全体に統一感を演出することができるんです。
統一感を出すことはコーディネートの基本ですので、カーテンによってインテリアが台無しにならないようにしましょう。今回はそんなカーテン選びにおける、北欧風リビングに仕上げるべきポイントをご紹介していきます。
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北欧風カーテンの選び方
さまざまな年代から愛されている近年人気の北欧風スタイル。ナチュラル素材のシンプルな家具が特徴的で、日本の住まいにも自然となじんでしまう、そんな北欧風スタイルに仕上げるためには、どのようなカーテンを選べばいいのでしょうか?
北欧のファブリックといえば、大きな花柄が色鮮やかなに描かれた「マリメッコ」をイメージされる方も多いかとは思いますが、北欧のテキストスタイルは
自然や動物をモチーフにしたデザインや幾何学模様
が多く、オシャレなものがたくさんあります。柄の大きさは、大胆な大柄もあれば、小さな模様のものなどさまざま。
大柄であれば空間にインパクトを与えることができ、それがインテリアのアクセントになります。模様替えしたい時には、パッと目を引く北欧風の大柄カーテンにするだけで、ガラリと印象を変えてくれるでしょう。
ただし、原色使いの色鮮やかなカーテンの場合には、その印象が強すぎてしまったり、圧迫感があるために空間を狭く感じさせてしまうこともありますので、部屋の広さを考慮してカーテンの色を選んでください。大柄であっても、上の写真のような
北欧ならではのグレーが混ざり合ったくすんだ色合い
のものを選ぶことにより、インテリアになじむオシャレな部屋に仕上がることでしょう。
また、小柄の場合にはかわいらしい印象になり、さらに薄い色合いのものであれば部屋を広く感じさせることができます。小柄の選び方のコツとしては、柄の一色にアクセントカラーが配色されたものを選ぶと、インテリアに統一感を出すことができます。
なお、大柄のカーテンは大きな窓に向いていますが、小柄のカーテンであれば大きな窓はもちろんのこと、小さな窓にもおすすめですよ。
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北欧風リビングに仕上げるためのコツ
空間の雰囲気の決め手となる北欧風カーテンの選び方について紹介しましたが、ここでは北欧風のリビングに仕上げるべきポイントをお伝えしていきます。
北欧風リビングにおけるコーディネートのポイントとしては
・家具のデザイン
・クッションやラグなどのファブリック
があげられます。
リビングテーブルやテレビボード、ソファのフレームには、北欧家具の特徴でもあるシンプルなデザインの木製家具にしましょう。木の色はダーク系であれば落ち着いた印象になりますし、ベージュ系であれば明るい印象に仕上がります。
なお、部屋の広さにゆとりがある場合には、部屋の片隅にデザイン性の高いオシャレな椅子を1脚置きましょう。オットマンやスルーの代わりに1脚の椅子を置くことで、より北欧風なリビングになります。
そして、クッションやラグなどのファブリック類は
カーテンに合わせてコーディネートするのがポイント!
ただし、それらのアイテムを同じものまとめてしまうとごちゃついた印象になってしまいますので、
カーテンが大柄ならラグは無地
カーテンが無地ならラグは柄入り
というようにコーデしていくとスッキリとまとまるでしょう。
なお、ソファに複数のクッションがある場合には、そのうちのいくつかを
カーテンとお揃いにしたり、カーテンの色や柄にリンクするようなもの
にすれば、カーテンはお部屋とよりマッチすることでしょう。全てクッションをソファカバーと同じものにすれば統一感がありますが、インテリアの面白みにかけるもの。色や柄を組み合わせて、プロのコーディネーターにも引けの取らないコーデに仕上げてはいかが。
カーテンを活用した北欧風リビングコーデをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
オシャレでありながら、かわいらしさも感じられる北欧風カーテン。北欧を意識してなかったけど家具は木製で揃えていた、という方はカーテンの色柄を変えるだけで、北欧風リビングに仕上げることができるので、ぜひトライしてみてくださいね。
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