curtain_code 部屋の印象がガラリと変わる家具に合わせたカーテンコーデ

部屋の印象がガラリと変わる家具に合わせたカーテンコーデ

ちょっと想像していただきたいのですが、黒いアイアンとレンガを組み合わせた自前のラックでまとめたかっこいいブルックリンスタイルなのに、レースのカーテンがかかっていたらどうでしょう。また、ロマンチックなアンティークの部屋なのにスチールのブラインドがかかっていたら台無しになってしまいますよね。カーテンが家具とマッチするか否かってほんとうに大切。印象を左右するカーテンの存在感はとても大きいんです。

 

ラグジュアリーな家具を生かすカーテンコーデ

最近、高級ホテルでも多く取り入れられているインテリアがラグジュアリーモダン。家具はダークな色、カーテンやクッションなどのファブリック類はホワイトやベージュといったトーンを抑えた明るい色味で洗練された印象を作り出します。

もしお手持ちの家具がスタイリッシュな黒やホワイト、あるいはダークな木目調なら、カーテンコーデでラグジュアリーモダンを目指してみてはいかがですか?

 

グレー系のカーテン

ラグジュアリーモダンの部屋にハマるのがグレー系のカーテン。華やかさを出したいのなら光沢のあるもの、重厚で豪華にしてくれる織り模様のあるもの、クラシックな品位を出したい場合はベルベットやベロアなど、素材によってまた雰囲気が変わります。

ホワイト・ベージュ系のカーテン

家具の存在感を引き立ててくれるのがホワイト系。カーテンの他スクリーンもおすすめ。地模様や光沢のある生地、ドレープをたっぷりとっても華やかになりますね。

上質なラグジュアリーモダンの家具はカーテンによって醸しだす印象がすごく変わるんです。その他の色味を使う場合もカーテンは彩度低めがオススメです。

 

カーテンコーデでインテリアの方向性を決める

色々なインテリアで活躍してくれるアイアンを使った家具はカーテンコーデでがらりと雰囲気が変わります。
お好みのインテリアのスタイルにあったカーテンを選んでみてくださいね。

 

ブルックリンスタイルや西海岸スタイル

ロールカーテンやウッドスクリーン、ブラインドがマスト!
ファブリックを使ったカーテンにはない洗練された雰囲気を出すことができます。直線的でエッジィなインテリアは布の柔らかさより、窓枠などの直線を生かし、開放感を出すことが要になります。

シャビーシック、あるいはアンティーク調

レースやオーガンジーの透けるカーテンでドレープをたっぷりとれば華やかに、織り模様なら豪華になります。ポイントはお使いの家具と色調を合わせること。
深いグリーンや臙脂色のカーテンならクラシックな印象、シルバーやシャンパンカラーなら華やかに、シャビーシックは彩度低めの色だとなじみます。また、思い切ったダークチャコール、ダークグレー色は洗練された雰囲気を演出できます。

和モダンインテリア

カーテンの色で雰囲気をがらりと変えることができます。同じ家具でもカーテンの色を草木色や和紙のようなベージュやアイボリーにすればナチュラルな雰囲気に、逆に、深い赤や深いグリーン、あるいはチャコールなどのダークな色合いにすればスタイリッシュで現代的な雰囲気になります。

家具に合わせたカーテンの選び方で迷った時は、一般的に、色味が明るければナチュラルで華やかな雰囲気、ダークな色味であれば重厚、かつスタイリッシュになること、また、鮮やかな色味であればポップなイメージ、反対に彩度を落とすと品が良くなると思っていただければ間違いありません。もちろん例外はありますので、次はそこをご紹介します。

 

外国のインテリアに学ぶカーテンの使い方

部屋の印象がガラリと変わる家具に合わせたカーテンコーデ

外国のインテリアやライフスタイルを紹介する画像を見ると、日本の感覚にはなかった大胆な色合わせや組み合わせが見つかります。
ナチュラルな白木の家具とアンティークで存在感のある椅子を合わせ、壁の色は鮮やかな黄色に塗られている、さらにカーテンはロイヤルブルー地に大きな花柄でとても存在感がある。しかしどれも調和してオシャレなコーディネートになっている……。憧れますよね。

たとえば、北欧のテキスタイルブランドマリメッコは、大胆で大柄の模様が特徴。このマリメッコのカーテンは部屋の雰囲気を決定付けるような大胆なもの。時代を超えて愛されてきた特徴的な柄は、モダンテイストの家具ならしっくりきますし、一目見ただけで模様替えをしたことが分かるインパクトがあるんです。しかもそこで生活する人の気持ちを明るく楽しくしてくれるんです。

北欧は冬が長く、雪深いため、家の中にいる時間が長くなる。日照時間も短い。家の中を明るくしてくれる大きな花や自然のデザインは、そんな生活から生まれてきたインテリアの知恵かもしれません。

日本にもそんな知恵の一つとして通気性が良い蚊帳や、激しい日差しから守ってくれるすだれがあります。

ロココ調などを生み出したフランスのカーテンは繊細で豪華な柄のものが数多く見つかりますし、イギリスも花の柄などを得意としています。

中東や中央アジアも模様が得意で、繊細でエキゾチックな柄がたくさんあります。クッションも合わせてコーディネートすれば、シンプルな部屋も豪華な空間に早変わり。

いかがでしたでしょうか。
家具はそのままなのに、部屋の印象を変えることができるカーテンマジック、是非試してみてくださいね!

 

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