オシャレな海外インテリアの必須アイテム「ディスプレイ洋書」
みなさんは「ディスプレイ洋書」ってご存知でしょうか?
ドラマや映画のセット、家具メーカーのショールームのディスプレイなどを注意深く見ていると、書棚やラックに英字タイトルの書物が並んでいるのに気づきませんか。
これがディスプレイ洋書、別名インテリア洋書です。
実際に出版されている本ではなく陳列・展示用の本なので、内容が読める・読めないのお話ではありませんが、古書と呼ばれるビンテージ物の洋書はインテリアとの相性が良く、先に挙げたシチュエーション以外に
新築マンションなどのモデルルーム
や飲食店、企業のオフィスなど、さまざまな場所のディスプレイとして活用されています。実際の書物は表紙の色がバラバラで、インテリアに取り入れるには
配色の統一感がなく採用しにくい
といったイメージを持たれるかもしれませんが、日本語の本に比べて洋書はインテリアのアクセントとして見映えがよく、
・ブックシェルフに綺麗に並べるも良し
・マガジンラックに立てかけるも良し
・リビングテーブルに無造作に置いても良し
と、多彩な見せ方があり、インテリアコーディネートとして空間に与えるインパクトも決して小さいものではないのです。
今回の記事では、このディスプレイ洋書・インテリア洋書にフォーカスし、それぞれのインテリアのスタイルに合わせた洋書の選び方やディスプレイテクニックをご紹介。
ちょっとインテリ的な雰囲気をかもし出し
知的でデキる自分を演出してみてはいかがでしょうか?
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リビングに映えるインテリア洋書のディスプレイテクニック
ディスプレイ洋書をインテリアに活用するうえで課題となるのが
・どのような場所に置くか
・どのような大きさの書籍を置くか
・どのような色の書籍を置くか
・そもそも現状のインテリアにマッチするか?
などが挙げられます。
ディスプレイ洋書はリビングのインテリア雑貨として、どんなスタイルの部屋にもマッチする特長がありますが、それでも一定の配慮は必要で、例えばチェストの上に無造作に並べるより、
書棚やラックを活用するとさらに見映えがよい
ことは言うまでもありません。ボックスシェルフを活用する場合は、何カ所かのボックスにディスプレイ洋書を分散させて、図書館のように背表紙が見えるように並べたり、本の表紙を前面に向けたりと、
ボックスごとに洋書の向きを変えるのがポイント
本の配色まで考えるなら、インテリア全体の差し色となるような色をチョイスすると良いでしょう。
また、雑誌サイズのディスプレイ洋書なら、リビングソファの横に置いたマガジンラックや、天板がガラスで棚が付いているリビングテーブルにディスプレイすると、生活スタイルそのものがオシャレに見えます。
本は湿気に弱く、表紙の角が反り返ってきます。また、日光や照明に長期間当たる場所に置いていると日焼けしてきます。見映えが悪くなってきたら、定期的に買い替えるようにしましょう。
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ディスプレイ洋書にマッチするコーディネートスタイル
洋書というと、モダンスタイルやアンティークスタイルとの部屋と好相性なイメージがありますが、実際はこれ以外の多くのコーディネートスタイルでも違和感なく配置できます。
洋書のなかでもダミーブックと呼ばれるディスプレイ専用の書籍もあれば、アンティークブックと呼ばれるアンティークスタイルに特化したデザインの洋書もありますので、部屋のスタイルに合わせたディスプレイ洋書を選ぶ必要があります。
下記にディスプレイ洋書のおおまかな種類についてご紹介しますね。
ダミーブック
イミテーションブックとも呼ばれるディスプレイ専用の洋書。
本物の書籍と見間違えるくらいデザイン性に富んだものから、シンプルなデザインのものまで多数あります。
特にクールでスタイリッシュさを印象付けたいモダンスタイルや、男性に人気のヴィンテージ風スタイル、ちょっとしたオシャレ感を追加したいナチュラルスタイルなどとのマッチングが良好です。
アンティークブック
アンティークブックと呼ばれるだけに、配置するだけでアンティーク感が漂うデザイン性が特徴のディスプレイ洋書。いうまでもなくアンティークスタイルやクラシックスタイルのお部屋に違和感なく調和します。
本の表紙にも家具のデザインで用いられるようなモチーフやオーナメントがデザインされているものもあり、より一層アンティークな雰囲気を演出できるでしょう。
ブックボックス
書籍の形状をした小物入れで、パッと見は完全に洋書という機能性も備えたディスプレイ洋書。
大切に保存しておきたい葉書や手紙、へそくりを隠すのに活用できるかもしれません。デザインのバリエーションも多彩にありますので、部屋の雰囲気や配色を考えて、お好みで選ぶことができます。
その他、日記帳もディスプレイ洋書として人気がありますが、
インテリア雑貨としてどのように活用するか?
という視点でコーディネートを考える必要があります。
ディスプレイ洋書は「クールで知的なイメージ」が先行しがちで、インテリア雑貨として洋書ばかり配置してしまうのもナンセンスです。ボックスシェルフやキャビネットに並べる場合は観葉植物やオブジェを間に挟んでスペースに遊びを持たせると、よりオシャレで上級者的なコーディネートに仕上げることができます。
これを機に、インテリア洋書のディスプレイにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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