デキる男の真価を発揮する書斎を作ろう
男前なインテリアといえば、ダークな色やラフな雰囲気の中、バイクやランニングシューズなどもディスプレイしてしまい、住む人の趣味や世界観をそのままインテリアに落とし込んだインダストリアルやブルックリンスタイル、ヴィンテージスタイルがとてもメジャーですが、今日は男前感あふれる書斎のコーデについてです。
効率的でデキる男の真価を発揮する場所にもなりますし、余暇にじっくり読みたかった本や調べ物をして更なる知性向上を図る大切なスペースである書斎。ぜひ、ただ本を読むだけでなく、落ち着いて読書に浸れる椅子や、執筆に集中できるデスクを揃えて、こだわりの空間を作りましょう。
男前インテリアに関しては、これが男前という形が決まっているわけではなく、なんとなく男前な感じがするという抽象的なもの。
過去記事「▼女子ウケする男前インテリアに必要な定番アイテム」で詳しくご説明していますが、色々な男前スタイルがあります。
・ブルックリンスタイル
・ヴィンテージ
・インダストリアル
この3つはまさに男前御三家ともいえるインテリアスタイルですが、リビングルームより置くものがシンプルな書斎では比較的たやすく男前なインテリアを実現することができます。
今回はとくに書斎に欠かせない、デスクと椅子のコーデについてご紹介していきます。
デスクと椅子で男前スタイルを実現
冒頭の写真のような、ダーク調の床とデスク、黒いレザーのチェアのある書斎。
集中して読書や書き物ができそうです。
ダークなフローリングの床がオシャレなんですが、たとえばそういったフローリングでなくても、今敷いてある床材の上に敷くフローリング風のカーペットもありますので、そういったものを利用するのも手ですね。
ダークな床の上にダークなデスクとブラックレザーのチェア。そして、同系色のキャビネットと、一見重苦しくなりそうな組み合わせですが、壁が白いこと、また窓が開放的であることで、居心地のいい空間に仕上がっていますね。
また、こちらの写真のように、
木材とブラックのアイアンの組み合わせで、軽やかな中にも男前感を出すのもアリ。
雑多な小物類もオシャレに見えるので、ズボラな紳士にもおすすめなんですよね。
そして、デスクの幅にご注目!
あまり書き物はしないから、読んでいる本を置いたり飲み物を置く、椅子の傍らのサイドテーブルやミニテーブルで充分という方もいるかもしれませんが、男前インテリアな書斎を実現するなら、幅の広い大きめのデスクはぜひ試してみていただきたい家具。
というのも、意外に思われるかもしれませんが、
大きなデスクは仕事でも遊びでも効率を上げてくれるのです。
なので、スペースさえ許せば大きなデスクを構えるのが、趣味を充実させる点でも裏技的なおすすめなんです。そして、もちろん
重厚感とラグジュアリー感抜群。
写真はナチュラルな色味ですが、ダークな色のウォールナット材やチーク材などもおすすめ。
また、最近の合板は出来のいいものが多いので、予算がない場合はそっちをチョイスるのもアリです。
デスクが引き出し付きなら収納力も高いですし、デスクの上にも棚を置いて収納に利用できるスペースが広がるので、部屋が狭くても思い切って大きなデスクを置った方が、部屋がごちゃごちゃしないという場合も。
また、何か作業するときに、机の上をいちいち片付ける手間が減るのも嬉しい。
写真でも、モニターやグリーンなどが余裕を持っておかれていますが、本を読みつつパソコンのキーボードやタブレットはもちろん、飲み物を置いて、資料を積み上げて、お気に入りのガレージキットなども並べられる……。
まさにデスクの上をおもちゃ箱にできます。
部屋が狭いから大きいデスクを選びにくい場合は、奥行きがなく横に長いタイプを選ぶといいですよ。
壁の一面、デスクというのも使い勝手がいいので、ぜひ検討してみてください。
反対に、ほとんど書き物はしないし細かい作業もしない、という方は小さめのデスクでスペースをたっぷりとるというコーデはいかがでしょう。
この場合、床にソファを設置してくつろいでもいいですよね。大きなデスクと違ってとても軽やかな雰囲気なので、自由度が高く、アウトドアやスポーツなど、趣味の幅が広くて、書斎も兼ねたスペースが欲しいという方にもおすすめです。
▼関連記事
インテリアとして魅せる実用性の高い机・デスクの演出事例
芸術作品?男前な書斎ならチェアにもこだわりたい!
仕事をするでも読書をするでも座り心地が良く、体にも負担のかからない椅子の存在はとても大切。
男前な書斎を目指すならぜひこだわりたい部分です。さまざまな椅子がありますが、素材の組み合わせや色選びで、ちょっとした遊び心も醸し出してみてはいかがでしょう。
たとえば、写真のようなホワイトカラーの書斎椅子はヴィンテージ風の男前インテリアの中に置けば、よりスタイリッシュに洒落た空間を演出してくれること間違いなし。
デスクや本棚は定番を選んだとしても、チェアを個性的にすることでインテリアのポイントになってくれますので、自分らしさを大切にしたい方にこういったカラーに特徴のあるチェアはおすすめなんです。
また、参考写真のように黒い革のチェアといえば書斎の定番といった趣がありますよね。
写真の物とは違いますが、黒革のヴィンテージソファというと、
イームズのラウンジチェア&オットマンが有名です。
ゆったりとくつろぎながらの読書を可能にしてくれる最高のチェアのひとつ。
男前なインテリアにぴったりなだけでなく、これが置いてある書斎、憧れますね!ニューヨーク近代美術館、シカゴ美術館などに収蔵され、50年以上経った今でもこれを超えるデザインは中々出せないのでは?というほどの逸品。
至福の読書時間を演出してくれますよ!今は本革部分が合成皮革となったリーズナブルなリプロダクトものも見つかりますので、いつかは男前な書斎に置きたい椅子のひとつですね!
個性的なチェアやブラックレザーのラグジュアリーなチェアもいいですが、ナチュラルな色味の革張りチェアで落ち着きを出し、さらに居心地の良さを打ち出していくのもいいですね。たとえば、
日本製ならカリモクの本革張りのチェアはデザインやレザーの品質はもちろん座り心地も最高。
しかも、重厚さだけでなく、あたたかみのある雰囲気を持っていて、肩肘の張らない堅実さは、長く付き合っていけるまさにいぶし銀の男前。
読書や書き物で長時間文字に向かっている張り詰めた気持ちをゆるやかにしてくれること請け合いですよ。
その他にも男前な書斎におすすめなチェアとしては、ハーマンミラー社の数々の名品や、人間工学をもとにデザインされたエルゴヒューマンのチェアも男前インテリアの書斎ならではの機能美にあふれています。
ぜひショールームで座り心地や素材感を体験してみていただきたいところです。
▼関連記事
オシャレな書斎インテリアで目指せ!男の秘密基地