color_balance バランスが重要!ダイニングとリビングのカラーコーディネート

バランスが重要!ダイニングとリビングのカラーコーディネート1

統一感を重視するか?ゾーニングを重視するか?

昨今の住宅における、その家の中心的な存在となるリビングダイニング。
特にマンションタイプのリビングダイニングは、その広さの平均も16~20畳と言われており、開放的に広がる空間が魅力のひとつでもあります。

一方、それだけの開放感があると、どのように家具をレイアウトすべきかの選択肢が豊富となり、スペースが狭い部屋よりも家具の配置に悩んでしまう方も多いよう。リビングダイニングにおいては、

リビングゾーンとダイニングゾーンを分けた方がいいのか?

などといった迷いも生じやすくなります。

今回はそんなお悩みをテーマに、ダイニングとリビングのカラーコーディネートについて焦点を当てて、色調や配色に差別化を図った方が良いのか?、はたまた統一感を重視した方が良いのか?といった点を検証していきます。

リビングダイニングに限らず、スペース的に余裕があるほどコーディネートの幅が広がるのも事実ですが、実際に余裕がありすぎると、

空間に物足りなさを感じてしまう

ようにになり、余計なインテリア雑貨類が増えてしまって、まとまりが悪くなるという傾向にあります。つまり、リビングダイニング全体に「抜け感」が多くなりすぎて、なんだか落ち着かない空間になってしまうことも珍しくありません。

今回は、リビングダイニングにおけるカラーコーディネートをテーマに、この空間の物足りなさを解消すべく

リビングとダイニングのゾーニング

そして、リビングとダイニングにおける配色や色調による空間区別について取り上げてみたいと思います。

▼関連記事
インテリアコーディネートに役立つ配色の基礎と色彩効果

 

ベースカラーとメインカラーの比率を考慮してみよう

バランスが重要!ダイニングとリビングのカラーコーディネート2

広いリビングダイニングにおいては、実際にその広さを体験したことがない方からすると羨望以外のなにものでもありませんが、広すぎるリビングダイニングにおいては「空間が広すぎて殺風景」と言ったような悩みも多く聞かれるほか、「大容量のエアコンが必要になった」といった現実的なものまで、住んでみないと分からない問題も多くあるようです。

リビングダイニングのコーディネートにおいては、もちろん家具の購入やレイアウトから始まりますが、実際に

・リビングダイニングをひとつの空間として捉えるか
・リビングとダイニング分けて考えるか

という点で、買い揃える家具のテイストや色味などが変わってきます。

例えば、リビングは明るい色味が特徴のナチュラルな家具で揃え、ダイニングは木目素材の濃い目のテーブルを配置したいとか、フローリングの色に合わせて全ての家具の色味は統一したいとか、その人が描く空間イメージによって、さまざまな考え方があることでしょう。

仮にリビングとダイニングで統一感を持たせたい場合、基本的にはひとつの部屋として捉え、壁紙やフローリングの色味に合わせて家具の配色を考えるのが一般的です。その場合、空間全体のコンポーネントにおけるカラーバランスの目安として

・床や壁紙などのベースカラー:75~80%
・家具などのメインカラー:15~20%
・ラグやクッションなどのアクセントカラー:5~10%

上記のようなカラーバランスを意識することで、まとまり感はもちろん、オシャレな空間に仕上げることができます。

一方、リビングとダイニングを切り分けてコーディネートする場合、家具などのテイストや色味で差別化を図っても良いのですが、

視覚的に別の空間であることを認識させたい場合

は、空間全体のカラーバランスに差を付けることで、より一層その認識を高めることができます。

≪ダイニングスペースのカラーバランス≫
・床や壁紙などのベースカラー:60~70%
・家具などのメインカラー:20~30%
・ラグやクッションなどのアクセントカラー:10~20%

床や壁紙などの変更は多少大掛かりではありますので、ダイニングスペースだけ大型のラグなどで区分けしたり、リビングとは違ったテイストや配色の大型アートパネルなどで、部屋全体のカラーバランスを変化させると、空間を上手に切り分けることができます。

▼関連記事
家具・インテリアの配色を工夫して素敵な部屋を目指そう

 

配色を変えて視覚的なダイニングスペースを作るコツ

バランスが重要!ダイニングとリビングのカラーコーディネート3

上記でもご紹介したように、部屋全体の色調を変更するとなると少々大掛かりな作業になってしましますので、家具の色味や素材を変えるほか、存在感の大きなラグや壁のアートパネルなど、

視界に入りやすいもので色味を変える

ことが有効です。

仮に、リビング全体としてナチュラルなコーディネートに仕上げているものの、ダイニングにおいてはモダンテイスト寄りなナチュラルになっている、ということもカラーコーディネートのひとつと言えます。人気のモダンスタイルであれば、

・シンプルモダンとナチュラルモダンの組み合わせ
・ラグジュアリーモダンとアーバンモダンの組み合わせ

などは違和感なく調和してくれるでしょう。

ただし、レトロスタイルとアーバンスタイルといったように、コーデスタイルとして相反してしまうような組み合わせはNG。いくら別空間の演出といっても、あくまでひとつの部屋であり、違和感のない空間演出が必要となりますので、テイストが全く異なるような組み合わせは避ける必要があります。

その他にも、過去記事「▼照明器具を支点にした「オシャレなリビング・ダイニング」の作り方」でご紹介しているように、照明の色や種類によってゾーニングする方法もあります。

・リビングは昼白色のダウンライト
・ダイニングスペースは電球色のペンダントライト

といったように、照明器具のデザインからしてみても、明らかにそのエリアだけ別の空間になっているということが視覚的に判断できますし、実際に夜に部屋の電気をつけた時にも、その電球の色味の違いによりゾーニングが、はっきりと区別できるでしょう。

いかがでしたでしょうか?
リビングとダイニングのカラーコーディネートの差別化は、以外と難しいものがありますので、しっかりとシミュレーションをしたうえでチャレンジするようにしましょう。

▼関連記事
色の使い方・配色を考えてカラーコーディネートを!

 

▼家具インテリアの基礎知識TOPに戻る

住生活を豊かにする家具の情報をみんなに共有しよう!