pillow-size ベッドの大きさで合わせる枕サイズとサイズの種類について

ベッドの大きさで合わせる枕サイズとサイズの種類について

ホテルのような大きなベッドと大きな枕を、自宅の寝室にコーディネートできたら理想的ですね。
大きな枕は見栄えが良くとてもオシャレですが、思いの外、寝心地が快適でなかったりするのはなぜでしょう。
そこで今回は枕のサイズについて考えていきます。果たして枕のサイズを選ぶ上で大切なことはなんでしょうか。

 

サイズの種類について

まずは枕のサイズについて紹介します。
おすすめのベッド(布団)サイズも記載してますので、ぜひ参考にしてください。

29×40cm

お子さま向けのジュニアサイズ

35×50cm(ミニシングル・セミシングル向け)

小柄な方におすすめなサイズ。
一昔前はこのサイズが主流でしたので、旅館などでは今でもこのサイズが良く使われています。

43×63cm(シングル向け)

標準的なサイズとなり、枕の横幅が肩幅と同じくらいになり、寝返りを打っても頭が落ちないサイズです。

50×70cm(セミダブル向け)

標準的なサイズよりひと回り大きく、ホテルなどでよく使われているサイズ。
包まれるような寝心地になります。

43×120cm(ダブル向け)

2人用の枕となり、パートナーと共有したい方や寝返り幅が広い方が1人で使うとなど、用途はさまざま。

 

サイズの選び方とは

枕のサイズについては紹介した通りとなりますが、ベッドサイズや使用目的だけを基準にして枕のサイズを選べばいいのでしょうか?ベッドサイズや使用目的を基準にするのも一理ありますが、一番大切なことは自分の体型に合うこと。

例えば、身長153cmの小柄な女性が「35×50cm」の枕を使用すると、仰向けで寝ていれば問題ありませんが、寝返りの頻度が多い方でしたら枕から頭が落ちてしまうこともあるんです。

そのようなことを考えるとよくお分かりいただけるかと思いますが、枕のサイズは寝返りを考慮して選ぶことが大切です。ですので、左右に寝返りを打つと仮定すると、枕の必要とされる横幅は頭3つ分(横幅55~65cm)となります。

なお、縦幅は30cm以上必要となりますが、頭が包まれるような大きな枕がお好みの方やフィットする小さめの枕がお好みの方など、求められる寝心地はさまざまなので、横幅を考慮したうえで好みの寝心地を追求した枕を選んではいかがでしょうか。

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多様な用途に活用できる枕

ベッドの大きさで合わせる枕サイズとサイズの種類について

上記で紹介した枕は一般的なサイズですが、この他にも80×80cm正方形型の特大サイズやL字・U字型の枕など、さまざまなタイプがあります。

大きな枕をヘッドボードに背当てクッションとして活用すれば、読書をしたり、テレビを見たり、スマホを操作することが快適になります。

また、妊娠するとお腹が大きくなり横向きで眠ることが多くなりますが、L字・U字型の枕を抱えることにより体の負担を軽減しますので、落ち着いて睡眠をとれるでしょう。なお、産後には赤ちゃんの授乳枕や睡眠アイテムとしても活用できますので、妊娠したらL字・U字型の枕の購入を検討してみましょう。

今回は枕のサイズについて紹介しましたが、枕が変わると眠れないと言われるように枕は睡眠にとって、とても大切な存在です。人生の3分の1を占める睡眠を快適な環境にするために、自分に合った枕と出会えるといいですね。

 

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