快適な眠りのためにオーダーメイド枕を作ろう
人は起きているとき、4~6kgの頭の重さを首が常に支えています。睡眠時や横になっている姿勢の時だけ、その重さを首から解放させます。そのような首を休めるのに必須な枕なのですが、体に合わない枕を使用することにより、肩こりや頭痛などを引き起こしてしまう可能性があります。
今お使いの枕で体調不良を感じられるなら、オーダーメイド枕を作ってみてはいかがでしょうか。
オーダーメイド枕とはご自身の体に合わせて作られるもので、首の高さや人間工学などに基づいて作られた、世界でたった1つだけのあなたの枕です。
自分の体は自分がよく知っていると、思っていらっしゃる方も多いのですが、医療関係者でない限りなかなか実情を把握できないものです。枕を替えたら慢性的な肩こり腰痛が改善された、寝起きの顔のむくみがなくなったなどのケースもありますので、体の不調を感じるのなら、枕専門のスタッフに相談してみましょう。
注文の流れ
1、素材をセレクトします
2、体形や高さの計測
3、フィッティング・調整
4、仕立て
たくさんの魅力が詰まったオーダーメイド枕の注文はこのような流れとなります。注文時のポイントはこれからご紹介します。せっかく作ったのに失敗だったということになりかねないように、あなたの体に最適なオーダーメイド枕を作りましょう。
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オーダーメイド枕は実店舗で注文しよう
市販の枕には高さ調整機能が備わった商品もありますが、オーダーメイド枕をお考えならば、実店舗で体形や高さを計測することがとても重要です。寝室の環境や体の不調などを相談することで、さらに適した枕を作れます。
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体形や寝姿勢は正しく測定できるか
オーダーメイドの枕を注文する際には、頭、首、肩、背中を主に計測します。より正確な計測をするために、限りなく睡眠時のスタイルに近いもので計測することをおすすめします。フード付きの服装や後ろでまとめたヘアスタイルなどは計測時には不向きですので、服装は着脱しやすく体のラインが分かりやすいもの、ヘアスタイルはナチュラルにしましょう。
フィッティング時のマットレスの硬さは、普段お使いのものと似ているか
枕のフィッティングは店舗のベッドで行われるのが一般的ですが、ここで注意していただきたいのがマットレスの硬さです。枕の高さは、マットレスや敷布団の硬さや反発弾性具合により大きく変わってきますので、よりお使いのものに近い硬さのマットレスで試しましょう。
頭が固定されすぎていないか
オーダーメイドの枕の特徴としては、後頭部の部分がくぼみ、両端が高くなっている形状が一般的です。仰向けで寝る場合には、ある程度頭が固定されることにより正しく首が支えられてお休みいただけますが、固定されすぎてしまうと寝返りや横向きで寝る場合に適しておりません。フィッティングの際には仰向けだけではなく、普段の寝姿勢や寝返りも試しましょう。
アフターサービスの有無
オーダーメイド枕は長期間使用すると考えられて作られていますが、使用しているうちに中材が劣化したりしますので、完成時と形状が変わっていくことも考えられます。高さ調節10年間無料や永年無料など、ショップによりアフターサービスの内容は異なりますので、購入前に確認しましょう。
いかがでしたか。
高価なイメージのオーダーメイド枕ですが、快適な睡眠を手にできるのなら決して高価なものではないのでしょうか。メンテナンスを長期間無料で行なうショップもございますので、あなただけのオーダーメイド枕を作ってみましょう。