western-style-bedframe 格調高い西洋風ベッドフレームの気品あふれるコーデ

寝室コーディネートテーマはヨーロピアントラディショナル!

インテリアコーディネートにおいて、英国風スタイルと西洋風スタイルが少々混同してしまいがちではありますが、英国風スタイルはあくまで伝統的な英国家具のみを使用したコーディネートであるのに対して、西洋風スタイルはフランスやドイツ、スペインなどの特定の国の家具のみにこだわらないものの、当時の中世の貴族が使用していた家具を再現したり、モデファイしたものを中心に配置するコーディネートのひとつです。

掲載写真のベッドフレームは、スペインの家具ブランド「アルカザール」の格調高いベッドで、職人による美しい象嵌細工や真鍮の取手など、高級感に溢れる贅沢な作りは、日本人の感覚にあわせて派手すぎずシンプルな装飾を施しています。すべての家具に神殿の円柱を思わせるディテールを取りいれ、優美で存在感のあるスタイルを確立しています。派手目な装飾は一切ありませんので、英国ベッドフレームとは若干テイストは異なりますが、見た目の高級感は英国ベッドフレームと比較しても引けを取らないくらいの雰囲気があり、また独特なフォルムもまた特徴的です。そんな西洋アンティーク風ベッドフレームと寝室コーデについてご紹介いたします。

英国スタイルとは異なり自由度の高いコーデが可能!

西洋アンティーク、すなわりヨーロピアントラディショナルというスタイルは、
気品あふれる西洋貴族風アンティークコーデでもご紹介したように、重厚感ある作りを背景とした存在感、そして高級感あふれるデザインが特徴のひとつと言えます。ヨーロッパ貴族のように優雅な気分でベッドに入れるという観点では、他に類を見ないほど上質な空間に仕上げることができるでしょう。また、掲載写真のように部屋全体をアンティーク調でまとめる必要はなく、シェードランプなども電球色に限定しなくても良いですし、ステンレス製の照明器具でも決してマッチングは悪くありません。英国スタイルに比べて自由度が高く、独自の発想でコ ーディネートしやすいという傾向があります。

とは言え、あくまでベッドルームのコーディネートとなり、ベッドフレーム自体が格調高いヨーロピアントラディシ ョナルとなりますので、その雰囲気を損なうようなコーディネートは避けたいところ。それらしい雰囲気を維持させるためにも、寝具やカーテンで雰囲気を残しつつ、ベッドルーム内ひ必要以上のディスプレイを増やさないよう、すっきりまとめ上げるのがポイントです。知名度の高い高級ホテルなどの多くはヨーロピアンスタイルの部屋が多いため、そうした高級ホテルの部屋をイメージするのが手っ取り早いかもしれませんが、英国風にせよ西洋風にせよ、やはり配置する家具の素材や色味には、一定の統一感を持たせた方が、より一層高級感が引き立ちやすいというのが定番であり、その点は崩さない方が無難かもしれません。

高級感を打ち出すにはセミダブル以上のサイズは欲しい?!

クラシックともアンティークとも取れるスタイルではあり、イメージ的にはお手伝いさんが毎日ベッドメイキングをしてくれるかのような雰囲気さえ感じられますが、やはり機能面では現代の生活スタイルにはマッチしない部分も多々ありますので、その点を考慮したうえで必要な備品等が生じることは念頭に置いておくべきでしょう。当然のことながら、スマホやリモコンを置くようなスペースはありませんので、ナイトテーブルやサイドテーブルが必要になることは言うまでもありませんし、ベッド下に収納などもない製品がほとんどです。そのためにも、別の収納家具が必要になりますし、機能性も考慮して総合的なベッドルームコーディネートが必要になってきます。高級感を損なわないとなると、1 人でお休みになるにもセミダブルやダブル以上のサイズがあった方が無難で、その場合には当然スペースの問題も出てきますので、レイアウトなども踏まえてヨーロピアントラディショナルスタイルの寝室コーデにチャレンジしてみましょう。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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