diningsofa_choice 購入前に知っておきたいダイニングソファの選び方とメリット・デメリット

購入前に知っておきたいダイニングソファの選び方とメリット・デメリット

ご自宅でカフェのようなスタイルで食事を楽しめるダイニングソファに注目が集まっています。
ダイニングチェアとリビングのソファの役割を兼ね備えたダイニングソファ。
ひとつのソファで食事と団欒の場所を提供してくれるので、スペースの限られた部屋にぴったりの家具です。

今回は、そんなダイニングソファを買う前に押さえておくべきポイントについて解説していきます。

 

ダイニングソファの選ぶ前に

ダイニングソファを購入する場合、不要な家具を買ってしまわないように、ご自身のお持ちの家具やニーズに合わせて選ぶことが大切。家具をすべて揃える必要がある方、今までお使いのものがある方、少しずつ部屋を作って行きたい方など、さまざまなパターンがあると思います。

大きく分けると

・ダイニングソファセットとして、テーブルやソファがセットになっているものを選ぶ。
・ダイニングテーブルにあわせて使うことのできる単体のソファを選ぶ。

という2パターンになります。

ダイニングソファセットを選べば、テーブルもソファもその他ベンチやスツールなどもコーディネートされているので、インテリアに統一感を出したい方やコーディネートに自信がない方におすすめ。

一方、ダイニングソファを単体で選ぶなら、テーブルはすでにあるものに組み合わせたり、好みのものを見つけてみたり、ひとつずつ揃えていく楽しみもあります。

 

ダイニングソファの選び方

以上の点を踏まえて、実際に選ぶときに留意していただきたいのは、

・置く場所の広さ
・ダイニングソファの形
・ダイニングテーブルの高さとの相性
・素材、機能

これらの点について、詳しく見ていきましょう。

ダイニングソファは置く場所の広さを把握してから選ぶ

ダイニングソファを選ぶときは、まずは部屋の大きさを把握しましょう。
ソファは椅子に比べて背もたれと座面の厚みがあり、テーブルの周りをぐるりと取り囲むので、普通のダイニングセットに比べて、スペースを取ることになります。

人が通るのに必要な幅は最低60センチといわれていますので、ソファの周りにそのスペースを空けて置ける大きさのダイニングソファを選びましょう。

部屋が狭い場合は、ソファを壁付けにするなどして対応することになりますが、ソファの一部をベンチ型の背もたれのないものにすると、さらに省スペースになるので、そういったチョイスも検討してみましょう。

ダイニングソファの形

肘掛、背もたれのあるバックレストタイプのソファや、肘掛のないコンパクトなタイプのソファ、背もたれのないベンチソファ、または、コーナー配置できるコーナーソファなどさまざまなものがあります。

デザインの好みやスペースの余裕から選んで差し支えないですが、テーブルを背もたれのあるソファで囲んでしまうとかなり圧迫感がありますので、一辺はベンチソファにする、またはコーナーソファで一体感を出し、くつろいだ雰囲気にする、など組み合わせを工夫することで快適でオシャレな雰囲気になります。

ダイニングソファの高さ

ソファの高さはテーブルとの高さの差、「差尺」が適正なものを選びましょう。いくらデザインが気に入っていても、この高さが合っていないと食事に使うダイニングソファとしての役割を果たせません。そこが普通のソファとは大きく異なる点です。

ダイニングソファセットならテーブルとソファの高さは合わせてありますが、座りやすい高さは体格により個人差があるため、実際に腰掛けて選べればベスト。ショールームなどで試してみると失敗がないでしょう。

また、今あるダイニングテーブルを利用する場合は、ソファの座面とテーブルの天板の高さを測って選ぶことが大切。

一般にテーブルと椅子の高さの差は

「27センチ~30センチ」

が、使いやすいとされていますので参考にしてくださいね。

ダイニングソファの素材の選び方

ソファの素材は、リビングや応接間のソファとはちょっと違った視点で選びましょう。
食事をするときに腰掛けるソファですから、食べ物をこぼしたり散らかしてしたりしてしまう子供がいる場合には、さっと拭くことのできる合皮素材のものや、汚れたら洗濯できるカバーリングソファがおすすめ。もっとも、大人でも食事中にうっかり食器を倒してこぼしてしまうことはあるものなので、こういったソファを選んでおけば、いざというときも安心です。

また、ダイニングソファならではの機能もあります。たとえば、収納スペースのない部屋の場合には収納付きのダイニングソファも頼りになります。あなたの部屋やライフスタイルのニーズを書き出してみると、選ぶべきダイニングソファが分かってきますよ。

また、ダイニングソファは硬めの座面に作ってあるものが多いので、見た目のくつろぎ感と、腰掛けたときのきちんと感のバランスを確かめておくことも大切。

 

ダイニングソファのメリット・デメリット

購入前に知っておきたいダイニングソファの選び方とメリット・デメリット2

ダイニングソファのメリット

・リビングとダイニングの機能を持たせられるため省スペースに向いている
・リビングとダイニングの家具の購入資金を節約できる
・ソファに腰掛けてゆったりした気分で食事ができる
・収納のついているソファもある

ダイニングソファは食事のときに使う椅子としての役割と、リビングでくつろぐときのソファの役割のふたつを兼ねてくれる家具と冒頭でもお伝えしましたが、ダイニングセットとリビングのソファセットを別に揃える必要がないため、結果的に省スペースになりますし、買いそろえる費用も少なく済みます。

また、かっちりした椅子について背筋を伸ばして取るような食事ではなく、程よい硬さのクッションのソファに腰掛けながらくつろぎつつ食事をすることができるので、カフェでのダイニングのようにリラックスしたひと時になりますよ。

ダイニングソファのデメリット

・ダイニングソファ、テーブルの下の掃除がしにくい
・背もたれの厚みなど、ソファは椅子よりも場所をとるため、ある程度の幅は必要になる
・ソファの位置を変えにくい
・小さい子供がいる場合、食事の行儀が悪くなる場合もある

ダイニングソファのデメリットとしては、ダイニングチェアとテーブルよりも掃除がしにくい点が上げられます。
ダイニングチェアのように頻繁に動かすことは難しく、テーブルにチェアを上げての床掃除などはできないため、どうしてもホコリが溜まりやすくなります。隙間ブラシなどを使って掃除を心がける必要が出てきます。

また、チェアをテーブルの下にしまうことができないことも知っておく必要があります。常に出しっぱなしの状態なので、その場所はダイニングソファで占有されていることになります。

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いかがでしたか。
「毎日の食事がオシャレな気分になれて楽しくなった」
「食事が家事の延長戦ではなく、リラックスできる時間になった」

など、満足度のとても高いダイニングソファ。ぜひリビングダイニングを新しくする時は考えてみてくださいね!

 

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