冬のこたつ、暖かくて和めて日本人でよかった！と思ってしまうこともしばしば。
みかんにお茶、お気に入りの映画の1本でもあれば、もう極楽です。
そんな昔ながらのこたつも今の生活スタイルに合わせて、カジュアルなダイニングテーブル型が登場して早何年、最近はさらに進化していて、まさかこたつとは思えないデザイン性の高いダイニングテーブルこたつも出てきています。
この記事では、寒い冬のダイニングを快適にしてくれるダイニングテーブルこたつをご紹介します。
こたつの主流は今や家具調こたつ
こたつとは「炬燵」と書くように、そもそもは炭や電気などの熱源の上に布団をかけて暖かくする暖房装置のこと。そして家具調こたつは、暖房器具としてだけでなく、家具として素材やデザインにこだわったこたつのことです。今の家具調こたつは、さまざまなインテリアのニーズに合わせて、数多くのバリエーションが登場、近年は、椅子を使うテーブルにこたつの機能を持たせたダイニングテーブルこたつも一般的になってきました。ダイニングテーブルこたつのアイデアはまさに日本人ならでは。
真冬、ダイニングテーブルで食事していて、寒いなと思った方も多いのではないでしょうか。エアコンだと上半身は温まるものの、テーブルの天板で遮られ腰から下には暖かい風はいきにくいもの。ストーブやファンヒーターでは近くの方は温まりすぎてしまいますし、遠くの方は寒い。そしてやはり椅子やテーブルの脚で暖かい空気は遮られてしまいます。床暖房もリビングでは寝転がれて快適なのですが、椅子に腰掛けた状態のダイニングテーブルでは温まるのは足裏だけ、膝などは寒いまま……。
そもそも、椅子生活は、寒さに強い欧米の人のスタイル、体質的にそこまで頑強にできていない日本人には冬の椅子生活は寒さに厳しいんですよね。そこで、冬の間はリビングのこたつで食事を取るご家庭も多いのが事実。それなら、ダイニングテーブルにもこたつ機能をつけてしまえ！とダイニングテーブルこたつが登場したんですね。
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進化するダイニングテーブルこたつ
一見極普通のダイニングテーブルが、冬になればこたつとして活躍してくれる便利さ。ダイニングテーブルこたつは一度使うとその快適さに手放せないという方が多いんです。腰や膝などが悪くなってどうも床に座るのは苦手、となってしまったお年寄りや、足の不自由な方にも座りやすいのもポイント。忍び寄る高齢化社会の強い味方かもしれませんね。
そんなダイニングテーブルこたつの普及にともなって、ダイニングテーブルこたつ用の布団もさまざまなデザインのものが出てきています。お部屋のインテリアになじむこたつ布団を選ぶのも楽しいですよね。
さらに最近は、こたつ布団がいらない、ハロゲンヒーターやファンヒーターですぐに暖まるダイニングテーブルこたつも出てきているんですよ。このタイプのダイニングテーブルこたつは、見た目は完全に普通のダイニングテーブルなのに、腰掛けると別天地のように暖かいという優れもの。インテリアにこだわりがあり、スタイリッシュに暮らしたいという方におすすめ。
ダイニングテーブルの素材も、深いブラウンのヴィンテージ色や、ナチュラルな白木など、バリエーションも豊富。さらに、こたつとして使わない季節にはヒーター部分を取り外せるものもあり、生活スタイルに合わせて選べます。
侮るなかれ、高級木材を使ったダイニングテーブルこたつ
ダイニングテーブルこたつのニーズが高まるにつれ、上質な素材を使用したワンランク上のダイニングテーブルこたつも出てきました。高級木材であるウォールナットやメープルなどの一枚板の天板のダイニングテーブルこたつは、こたつ機能を除いてもワンランク上のダイニングテーブル。「こたつ」という概念を覆す本格的なダイニングテーブルなんです。
ダイニングテーブルこたつは、今ではさまざまなメーカーから出ていますので、お気に入りのデザインのダイニングテーブルを選んだらこたつ機能がついていた、なんてことも。もちろん見た目は完全に上質なダイニングテーブルですから、季節を問わずに1年中使えます。
オシャレなブルックリンスタイルのインテリアにマッチするダイニングテーブル、腰掛けてみたらまさかこたつだったなんて、という驚きのインテリアも夢じゃありません。
どうですか？寒い冬、足元から暖かいダイニングで暖かい鍋をつつく、なんとも幸せな時間を、ダイニングテーブルこたつで叶えてみてくださいね。
