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サイドテーブルを主役にメリハリを重視したインテリアコーディネート

インテリアのアクセントにサイドテーブルを活用しよう!

サイドテーブルは、カップや本を置くためにソファやベッドの隣にレイアウトしたり、照明や植物を置くために部屋の片隅にレイアウトしたりと活用できる便利な家具ですが、脇役的な存在に思われがち。でも実はインテリアのポイントになる重要なアイテムでもあることをご存じでしょうか。

ナチュラルカラーで統一されたインテリアと同系色のサイドテーブルであればサイズも小さいですし目立つことはありませんが、インテリアのポイントとなるアクセントカラーや、異素材を組み合わせたもの、凝ったデザインのものであれば、部屋の主役級のアイテムになるんですよ。

また、サイドテーブルは小さいため価格も手頃で、ポップなカラーや奇抜なデザインのものは取り入れにくいと考えていた方や、初心者の方などにも取り入れやすいアイテム。
今回は、部屋の主役級のアイテムになるサイドテーブルを選ぶコツとそのコーディネートについてご紹介していきます。

 

インパクトのある色を選ぶ?メリハリを出すサイドテーブルの色選びのコツ

・洗礼されたデザインの家具とモノトーンのカラーでまとまりを出したい
・明るいカラーの木製家具と北欧テイストのファブリックを揃えたい

人それぞれ作りたい部屋のイメージをお持ちだと思います。インテリアコーディネートで重要なポイントは、はじめにテーマ選びがあり、次に配色が挙げられます。

過去記事「▼下地・ベース・アクセントを前提に色の使い方を考える」で、「家具に使う色は3色程度に抑える」とあるように使う色を絞ることで統一感のあるインテリアになります。
サイドテーブルをインテリアの主役級に押し上げたい場合は、色選びが大きなポイント。インテリアの配色の中でアクセントカラーにする色のトーンの強弱を上手に使うことで、家具の中では比較的小振りなサイドテーブルも存在感を発揮してくれます。

アクセントカラーの差し色

モノトーンとナチュラルな色で統一されていたインテリアに観葉植物を取り入れるととても映えるように、3色のうち1色を差し色になるような鮮やかな色にしてアクセントカラーにすると華やかになります。
ブラウンでまとめた部屋ならオレンジやグリーンは温かみのある印象になるアクセントカラー。こういった鮮やかな色のサイドテーブルにすることにより落ち着いていた印象の部屋に華やぎが生まれます。

また、アクセントカラーの色選びで迷ったときおすすめしたいのは黒のサイドテーブル。ファッションにおいて万能な黒は、固くて重たいイメージが強いためインテリアでは好き嫌いが分れる色ですが、サイドテーブルの大きさならほどよいアクセントになりますし、ぼやけた部屋の印象を引き締める効果があります。サイドテーブル全体が黒でなくても、木製や白の天板に脚部分だけが黒のデザインなど、一部に黒が用いられているだけでグッと印象が変わります。

色のトーンに強弱をつける

色のトーンとは明るさと鮮やかさの度合いを指しますが、単調になってしまったインテリアの場合には、同系色の、トーンを変えた色でメリハリを出すことができます。色の数を増やすとごちゃついた印象になってしまいますが、色の数は増やさずに、トーンを変えて同系色でまとめることで、色選びに自信のない方でも部屋に立体感を出せるんです。

ダークグレーのソファでモノトーンにまとめたインテリアなら白いサイドテーブル、ネイビーのソファと明るいナチュラルカラーの木製ローテーブルの部屋には薄いブルーのサイドテーブルなど、トーンを変えた色のサイドテーブルを持ってくることで、メリハリだけでなく、統一感も出せるので一石二鳥です。

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おしゃれなのは円形?サイドテーブルの形の選び方

サイドテーブルを主役にメリハリを重視したインテリアコーディネート02

サイドテーブルの天板の形は大きく分けると四角形と円形があります。通常、サイドテーブルはソファやベッドの隣に置いたり、飾り棚や一時的な物置として活用するアイテムですが、何のために使用したいのか明確にしてから選びましょう。それにより、選べるサイドテーブルの形が変わってきます。

四角いサイドテーブルのメリット
壁や家具にぴったりとつけてレイアウトすることができ、目覚まし時計なども壁に沿わせて置くことができます。ベッドやソファなどの横に常設するなら四角いサイドテーブルが便利。また、ソファの傍らでパソコンや物を書くために使用する場合も、円形より長方形の方が使いやすいでしょう。ただし、四角いサイドテーブルはインテリアに馴染んでしまい面白みに欠けます。形だけではインパクトを与えにくいので色や素材を工夫しましょう。

円形サイドテーブルのメリット
丸いサイドテーブルは部屋の印象を柔らかくする効果もあり、大きさがあってもコンパクトに見えるんです。そのため、観葉植物を置いたり、花瓶を置いたり、ちょっとした物置きとして活用するにも便利です。
脚部分は1本の直線的なものや湾曲したもの、3本のものなど、円形サイドテーブルならではのデザインが豊富です。
天板が丸いだけでカフェのような雰囲気が出せたり、さらに脚部にこだわりのあるデザインのものなら、たとえ色味が派手でなくても、インテリアの主役になってくれます。

インテリアの主役となるようなサイドテーブルの色と形の選び方を紹介してきましたが、実際の目で見ると、イメージもしやすく、アイデアも湧いてきます。下記のページも参考にしてみてくださいね。

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