世界三大銘木のひとつに数えられるマホガニーの魅力に迫る!
世界には数々の高品質木材があり、それらの天然素材を使用した家具は多く製造されておりますが、家具で使用される木材の中でも最高品質を誇るのが世界的な銘木マホガニーです。マホガニーの家具は、美しい木目はもちろんのこと、その重厚感(もちろん重量もかなり重いです)、そしてアンティーク家具として非常に高価な製品が多いことから「引っ越し屋泣かせの家具」とも言われています。誰もが一目見ただけでその高級感を感じ、リビングにさりげなく置かれたサイドテーブルひとつ取ってみても、その存在感は計り知れないものがあります。中世の時代、西洋の貴族がこぞってコレクションしたと言われるマホガニーの家具。その特徴とコーディネートの活用方法について見ていきます。
家具に使われる天然の木材と言えば、オークや楢、ウ ォールナットなどが有名で、古くからこれら木材が使用されてきました。現代でも世界の三大銘木と言えばウォ ールナット、チーク、そしてマホガニーで、ウォールナットは高級外車の内装などでも多く使われています。特に海外の家具においては何十年~100年以上といった長期的に使用することを前提とした製品が多いため、特に家具に使われる木材は硬い素材が多く、ウォールナットなどは特に硬いことで知られています。硬さゆえに細かなデザインが難しかったものの、ウォールナットより柔らかいこのマホガニーが登場したことにより、曲線などを多用したデザインや彫刻などの加工がしやすくなったことで、当時の貴族たちの間で大人気となったそうです。
あれこれコーデせず、家具そのものの魅力を引き出そう!
マホガニーは、木目が締まっていることで経年による変形などが少なく、ウォールナットより柔らかいことで、複雑なデザインを施したダイニングチェアやテーブルが多数作られました。上記掲載の商品のように、流れるような曲線美を用いたデザインが多く、その美しい木目とのマッチングで独特なフォルムを生み出します。
これらマホガニーのコンソールテーブルなどにマッチするインテリアは、やはりアンティークというイメージになりますので、配置するソファひとつ取ってみても、北欧ソファのようなファブリック素材ではなく、イギリス製のチェスターフィールドソファのような、どこか妖艶な雰囲気を醸し出すインテリアコーディネートが最適かもしれません。
クラシックタイプの家具同様、家具自体に多彩な装飾がなされている場合は、その周辺にインテリアグッズを配置しても、家具自体の存在感に負けてしまうため、家具単独でひっそりと佇ませる程度が良いでしょう。上記写真にはありませんが、ダークなカラーのマホガニーであれば、多少明るめのラグを敷くことで、ひと際美しい木目を際立たせることができます。実用性というよりかは美術品的な側面もありますので、そのマホガニ ー家具が持つ独特のオーラをかき消さないようなコーディネートを心掛けましょう。
※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。