カバーやクッションの組み合わせでソファを彩ろう
ソファカバーやクッションを変えることで、インテリアの彩りを豊かにしたり色々なコーデを手軽に楽しめることをご存知でしょうか。カバーを使ったインテリアテクニックは、今あるソファに飽きてきたときや古くなって汚れてしまったときにも気軽に活用できますので、ぜひお試しください。
今回は、カバーやクッションを使ったソファコーディネートをご紹介していきます。
ソファカバーはソファの形状にあったものを選ぶ必要があります。二人掛け、三人掛け、アームレスト付き、ハイバックに対応しているものなど、ソファに合わせてみていきましょう。伸縮性のあるものや、形が決まっいないフリーサイズのカバーもありますので、変わったタイプのソファにはそういったものを利用してもいいですね。
また、ソファ用として作られたカバーだけでなく、気に入った布をカバーにするのもおすすめ。見慣れたソファもカバーをかけることで印象が様変わりし、部屋の雰囲気が大きく変わります。そして、ソファのカバーと一緒にクッションやクッションカバーも変えたくなるものです。どちらかを変えると、今まで使っていたもう片方もなんとなくしっくりこなかったり、古ぼけたように見えてきますので、
ソファカバーを新調したなら合わせてクッションもコーデする
クッションカバーを新調したならソファカバーもコーデする
のように、それぞれを新調しましょう。
カバー類はリーズナブルに手に入れられるので、色違いコーデもおすすめ。セットで揃えておけば、気分によって組み合わせを変えられるので、コーディネートの幅も広がります。
次のコーナーでは、さまざまな組み合わせを具体的にお伝えしていきます。
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季節やテイストによるさまざまな色・柄の組み合わせ
ソファカバーやクッションは、テイストや季節にマッチするコーデをしましょう。
ベージュやアイボリーなどのベーシックな色は失敗が少ないですが、ソファカバーやクッションは気軽に取り替えられるので、思い切った冒険をしてみるのもアリです。
春夏のおすすめカバーコーデ
春夏のソファコーデはカラフルなものや涼しげな色がおすすめ。イエロー、グリーン、ブルーなど、寒色系から中間色をベースに、ピンクやオレンジなどを合わせてもいいですね。
ソファカバーは無地のブルーにして、クッションはイエロー地の花柄を合わせれば地中海風コーデに。薄いグリーンの織り模様のあるソファカバーに、ベージュや白いクッションカバーでシンプル&ナチュラルなコーデなど、メリハリをつけるとお部屋が華やかになります。また、同じブルーでも濃淡の異なるものや、濃いグリーンにペパーミントグリーンを合わせるなどの同系色コーデはお部屋がスッキリまとまって見えます。
秋冬のおすすめカバーコーデ
暖色系やブラウン系などのカバーで暖かみと落ち着きを演出します。オレンジや赤のソファカバーに、ブラウンや黒系統などさらに濃い色のクッションを合わせれば落ち着いた雰囲気に、ホワイトやベージュなどの明るい色や柄を持ってくれば華やかなコーデになります。
モダンテイストのインテリア
シンプルでモダンなテイストのインテリアなら、壁や他の家具と同系色のベーシックなカラーと差し色を使う引き算コーデがおすすめ。ソファカバーを明るい色にし、クッションを暗い色にするとよりスタイリッシュに、クッションを明るい色、ソファを暗い色にすると安定感のあるコーデになります。
ヴィンテージ、アンティーク、レトロテイストなど、個性的なインテリア
基本的には今のインテリアのメインとなっている家具に合わせたカバーを選びましょう。また、他の家具がデコラティブでデザインが凝っているものが多い場合、カバーは無地がおすすめでし。そのうえで、クッションカバーの色をひとつひとつ変えてみるとユニークなコーデになります。また、お気に入りの布などをカバーに流用するのもいいですね。
アジアンリゾートなどのエキゾチックテイスト
インドネシア伝統の染め布地「バティック」や織物などの民族風の布をカバーにしたりクッションにしたりすることで、インテリアの統一感をはかることができます。
クラシック、エレガンステイスト
洗練された雰囲気を出したいときは、シルキーな光沢のある布のカバーやクッションを使ってみてください。柄物は部屋全体のコーデを考慮しつつ要所で締めます。
なお、ソファとクッションのコーディネートは、別の柄同士にするのはかなりのセンスが必要とされるので、
ソファカバーを柄物にした場合にはクッションは無地
ソファカバーが無地であればクッションは柄
のコーデが合わせやすいでしょう。
クッションカバーはさまざまな色柄がありますので、ソファカバーを無地でもクッションカバーを変えるだけでさまざまなコーデが楽しめます。ソファカバーに大胆な模様を採用すると、非常に存在感があり、インテリアを一変させることができますよ。
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リビング全体の配色や色の使いすぎに気をつけよう
ソファカバーとクッションのコーデをするときに気をつけたいことがあります。
それは、リビング全体の配色とのマッチングです。
ソファカバーとクッションが合っていても、部屋全体と合っていなければインテリアとしては失敗。部分的にとらえるのではなく、ソファとクッションもインテリアの一部として見ていきましょう。
全体をグリーンやベージュでまとめているのに、ソファは赤でクッションはイエロー基調の花柄という組み合わせでは、色を使いすぎてしまい、インテリア全体がチグハグな印象に。どうしても色を加えたい場合は一色に抑えるといいでしょう。
また、部屋のコーデで使っている色をカバーやクッションにも取り入れると、カンタンに統一感を出せます。
柄についても、カーテンが北欧風のモダンな花柄であるなら、クッションの花柄もそれに合ったものにすること。アンティーク風の繊細な花模様などを選んでしまうと、統一感が薄れてしまうので気をつけましょう。チェックとストライプの併用も、使う色や素材を合わせるなどの配慮が必要となりますので、よほどのこだわりがない場合は避けた方が無難です。
反対に、元々のインテリアをシンプルなものにして、カバーやクッションで遊ぶのもテクニックのひとつ。気分によってカバーを変えることで部屋の印象も大きく変えることができ、リーズナブルに模様替えができます。
いかがでしたか。
ソファカバーやクッションを活用して、ソファのコーディネートを楽しんでみましょう。暑い季節には接触冷感のひんやり素材のものや、寒い季節には毛足の長いあったか素材など、季節に応じて素材を変えるのもアリです。
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