造花とはどんなもの?造花のメリット魅力について
色や咲き方など様々な種類の花は、どれも美しく、見ているだけで心を和ませてくれるもの。そんな花をインテリアに取り入れることで、リラックス効果はもちろん、日々の暮らしをより豊かに演出してくれます。
花の種類や色により印象は異なりますが、赤やピンク、黄色などのカラフルな花は部屋の印象を華やかなものにさせ、インテリアのアクセントにもなるんです。インテリアのショールームやオシャレなお店などでは必ずといってもいいほどに、
花はインテリア性が高いアイテム。
ですが、切り花の寿命は長くても1週間程度。もちろん長持ちさせる方法はあったりしますが、いつもキレイに保つには手入れも必要ですし、定期的に買い替えなくてなりません…。
そんな悩みを解決してくれるのが、本物を模してつくられた造花。造花といえば、かつては見るからに造花と分かってしまうようなプラスチックなどで作られたものが多くありましたが、近ごろのは
生花と見間違えてしまうほどハイクオリティ
のものがあるんです。中でも、生花では出せない芸術性と耐久性を持つアーティフィシャルフラワーと呼ばれるものは、世界的に高い評価を受けているほど素晴らしいできなのです。
このような造花は水の交換などは不要なのでインテリアに最適。もちろん、そのままの状態で飾っておけばホコリが付いてしまうので、ホコリを払ったり洗ったりすることも必要になりますが、定期的に手入れすればキレイな状態を保つことができるんです。そこで今回は、生花とも見間違えてしまうような造花インテリアの飾り方について見ていきましょう。
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インテリアを彩る造花の種類と選び方
造花と言いえば「花」をイメージされる方も多くいらっしゃいますが、
切り花や枝のようなもの
ドライフラワー風のもの
鉢植えに入った観葉植物
盆栽
多肉植物 など
さまざまな種類があります。どんなものを選べばいいか悩んでしまうこともあるかもしれませんが、まずは部屋の印象をどうしたいのか、どこに飾りたいのかを考えてみましょう。
女性らしく可愛らしい印象にしたいなら、花瓶に飾れるような茎のついた花
リゾート感を出したいなら、大きな鉢植えの高さのある観葉植物
というように考えていけば、どんな種類の造花を選べばいいのか分かってくることでしょう。また、茎に花のついた造花を選ぶ場合には、アレンジしやすいように茎がワイヤーでできたものや細くて柔らかいものなどがありますので、
用途に合ったものを選ぶ
ことをおすすめします。複数の造花でアレンジする場合には、ちょっとしたコツを掴むとショップで販売しているようなフラワーアレンジに仕上がるので、ぜひお試しください。生花とは違ってやり直しがきくため、納得のいくまで何度でも作り直せるのも造花の魅力ですね。
造花フラワーアレンジのコツ
コツ1、メインの花を決める
主役となる花と脇役となる花を決め、それぞれ花の形や大きさが異なるものを組み合わせることによって、それらしく見えます。くれぐれも、あの花もこの花もといったようにしないようにしてくださいね。
コツ2、何色も使わない
メインカラーを選び、それに近い色合いのもの、グリーンにまとめましょう。同系色やカラーチャートの対角線上にある色の組み合わせであれば、失敗なく仕上げられるでしょう。
コツ3、器の隙間を埋める
器の隙間は残念な仕上がりになってしまいますので、土台やワイヤーなどが目に触れないように、小さめの小花や草類でしっかりと埋めましょう。
なお、このようなアレンジに使う材料は全て100円ショップでも購入できるので、アレンジ次第でオシャレに仕上がりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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どこに飾るのがいいの?オシャレな造花の飾り方アイデア
土や水が必要ない造花は日光も必要ないために、日の当たらない部屋の奥や、窓のないおトイレや洗面所など、置く場所を気にすることなく自由にレイアウトできます。水がこぼれることもありませんので、高い位置に吊るしたり、電化製品の近くに置くこともできます。ここでは、そんな便利な造花の飾り方について見ていきましょう。
造花を飾る場所
《リビング》
テレビボードやサイドテーブルの上に飾るのはいかがでしょうか。座ったときの目線の高さに置くことで、視界に入り自然と花を愛でることができます。また、テレビなどの電化製品の近くに置くことで、それらの雑然とした雰囲気を和ませられます。花はもちろん、グリーンでも癒し効果があるでしょう。
《ダイニング・キッチン》
ダイニングテーブルやキッチンカウンターの上がおすすめ。広さにゆとりのあるテーブルの場合には花瓶と共に飾れば、ダイニングをより華やかにさせるでしょう。キッチンカウンターには小さめな鉢にグリーンを入れたものを複数並べると、ミニガーデンのようになります。
《玄関》
お客様を出迎える玄関にはぜひ飾っていただきたい。棚の上はもちろん、壁を上手に活用しましょう。リースやブーケを飾れば、家全体をハイセンスな印象にさせることでしょう。
《トイレ・洗面所》
洗面台の端やトイレの壁などに植物があるとオシャレな印象になります。白に黄色が入ったプルメリアの花にグリーンを合わせれば、そこの空間だけ南国リゾートのような雰囲気を楽しむことができます。
造花の飾り方
《器に入れる》
ガラスや陶器、かごなどのお好きな器に入れてみましょう。透明感のステキなガラスやアクリル、インダストリアルな印象のワイヤーバスケットなど、器の素材によりさまざまなインテリアスタイルを表現できます。
《そのままかざる》
水や土が不要な造花ならではの飾り方。棚の上にそのまま置いてもいいですし、壁面に飾ってもいいですね。ドライフラワーのように、生花のような造花を飾ってもオシャレです。
《リースにする》
クリスマスだけでなく、ドアや壁、棚に飾りましょう。オシャレなリースを購入することもできますが、意外に簡単に作ることができるので、好みの造花で作ってみてはいかがですか。
《ハーバリウムにする》
近ごろ人気の「植物標本」。オシャレなボトルに造花を入れてオイルを入れるだけで、水の中のような幻想的な美しさが魅力。玄関や洗面所はもちろん、光の入るところに置けば、より透明感を感じられるでしょう。
いがかでしたか。ひと目で造花とはわかりにくいものは100円ショップでも販売しています。
リースにしたりハーバリウムにしたりと、オリジナルなアレンジをすればチープな感じは全くありませんので、ぜひ造花を取り入れてオシャレなインテリアに仕上げてくださいね。
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