color 配色で印象がガラッと変わるダイニング・コーディネート

配色の工夫によってスタイルを変えるダイニングの演出コーディネート1

ダイニングにおける上手な色使いと受ける印象の変化を知ろう

誰もが羨むオシャレなインテリアコーディネートは、構成する家具の良し悪しだけで決まるわけではないという点は、これまでも幾多の記事でご紹介してきたとおりで、家具のレイアウトから部屋全体の配色、照明演出から空間の活用まで、あらゆる部分で洗練された演出が必要です。

特にリビングダイニングにおいては、その住まいの中心的な空間となりますので、

言わばコーディネートのセンスが最も問われる場所

自分が仕上げたい理想のコーディネートテーマをしっかりと決めたうえで、ご自身の感性を信じて、家具選びからレイアウト、配色などを妥協することなく進めていく必要があります。

そこで今回ご紹介するテーマが「配色」

これまでも、コーディネートにおける配色ノウハウについては、過去記事「▼バランスが重要!ダイニングとリビングのカラーコーディネート」などでも取り上げてきましたが、今回その配色テクニックを駆使する空間は「ダイニング」。

ダイニングと言うと、ダイニングテーブルおよびチェアくらいしか構成する家具がなく、間取りによってはカウンターチェアなども配置できる場合もありますが、他の部屋にくらべて

コーディネートの要素に限りがある

という側面もあり、洗練されたオシャレなコーディネートに仕上げるには、そこそこ難易度の高い空間であることは意外と知られていません。

今回は、そんなダイニング空間における配色の工夫と、その工夫によって変化するイメージや印象についてご紹介していきます。もちろんそこには選択する家具のテイストなども関わって来ますが、色使い次第では、

チープだったダイニング空間が高級感あふれるようになった!

という演出も可能かもしれません。

インテリアコーディネートのセンスがないと嘆く前に、しっかりと基本的な知識を抑えて、まずはシンプルに構成されるダイニングスペースをショールーム顔負けの空間に仕上げてみましょう。

▼関連記事
理想のインテリアコーディネートを成功させるイメージトレーニング

 

ダイニングでも配色の構成要素・3大カラーを取り入れる

配色の工夫によってスタイルを変えるダイニングの演出コーディネート2

スペース的にも限られたダイニングスペースにおいては、オシャレなコーディネートに仕上げると言っても、配置するダイニングテーブルなどのデザインやラグなどで差別化を図るくらいしかない、と思われているかもしれません。

そこで改めて、ダイニングスペースで構成される家具などの配色を今一度確認してみましょう。

・フローリングの色
・壁紙の色
・ダイニングテーブルの色や素材
・ダイニングチェアの形状や座面の色
・ダイニングテーブル上の照明
・キャビネットなどの収納家具の色

というのが主な構成要素です。

過去記事「▼色彩や配色を重視した安らぎのリビングコーデ」にて、具体的なリビングダイニングの配色事例を幾つか取り上げておりますが、ダイニングにおいても

・ベースカラー(壁紙や床色など)
・メインカラー(家具やラグなど)
・アクセントカラー(装飾・オブジェなど)

の配色バランスは重要で、その色使い次第でナチュラル感を演出したり、リッチ感を打ち出したりと、ある程度コントロールすることが可能です。

もちろん、空間のなかでの一番大きな配色要素となる壁紙やフローリングなどのベースカラーは、そう簡単に変更ができないのが実情ですので、床部分の色味を変更すべく大型のラグを取り入れたり、フローリングの色味を変更すべくアクセントクロスを用いたりの工夫は必要ですが、上記のイメージ写真で例えると

ベースカラー;赤み掛かったグレイッシュなベージュ(壁紙やフローリング)
メインカラー:グレーおよびライトブラウン(ダイニングテーブルおよびチェア)
アクセントカラー:アートパネルのブルー

これらの配色バランスを大きく変更せずに、ベースカラーやメインカラーの色味を変更することで、受ける印象がガラリと変わることは容易に想像できると思います。

このように、まずは

現状の配色バランスがどのようになっているか?

を認識することから始め、そこから高級感を打ち出すにはどのような色を取り入れれば良いか?、北欧テイストにするにはどのような配色にすれば良いか?などを検討していくと、大きな失敗は避けられるでしょう。

▼関連記事
アクセントクロスを使ってスタイリッシュな寝室をつくろう

 

何をアピールしたい?事前にテーマを決めるのが成功の秘訣

配色の工夫によってスタイルを変えるダイニングの演出コーディネート3

続いての例は、ブリティッシュグリーンが際立つダイニングスペースのコーディネートを見てみましょう。

ベースカラー;深みのあるグリーン(アクセントクロス)
メインカラー:ブラウンおよびダークブラウン(フローリングやチェア)
アクセントカラー:アートパネルのホワイト

こちらは、ブリティッシュでクラシカルな雰囲気のダイニングの演出となっておりますが、グリーンの壁紙においては、グレーなどのモダン調な色味を取り入れることでクラシカルな雰囲気がモダン調に変化したりと、色々とアレンジを楽しむことが可能です。

フローリングやダイニングチェアは、もう少し深みのあるダークブラウンを取り入れた方が、高級感やアンティーク感が出やすいかもしれませんが、コーディネートテーマとして「ナチュラルさを強調したい」ということであれば、

メインカラーのの家具に明るい色味を取り入れる

ことで、そのニーズに近づけることができるでしょう。

下記配色例のように、黒基調で高級感を打ち出したダイニングや、ポップ感を重視した北欧ダイニング、シックな大人のナチュラルダイニングなど、配色を重視したコーディネート事例も参考にしてみてください。

すべての配色アレンジにおいて、上記のような3大カラー要素に準拠している訳ではありませんが、これらのように基本的な部分をしっかりと押さえておくことで、他のアレンジもしやすくなるのも事実。

構成要素の少ないダイニングにおいても、

配色の工夫次第でさまざまなテイストのアレンジができる

という点を覚えておくようにしましょう!

▼関連記事
実用性もばっちり!オシャレなダイニングの人気コーディネート

 

▼家具インテリアの基礎知識TOPに戻る

住生活を豊かにする家具の情報をみんなに共有しよう!