仕事や趣味に集中できる!疲れ知らずのデスクコーディネート
自宅の書斎デスクや作業デスクにおいては、作業をすることが主体なりがちで、あまりコーディネートを考える方も少ないかもしれませんが、やはりそうした実用性重視のスペースにも遊び心を持たせたいところ。
ちょっとしたコーディネートやアレンジひとつで、心理的効果が得られるのもインテリアコーディネートのメリットでもあります。
特にパソコンデスクや書斎などのデスクは、集中して作業を行うためにも
快適な環境作りは必須
と言っても過言ではありません。
機能性が高く使い勝手の良いデスクや座り心地の良いチェアといった物理的な要素はもちろんのこと、デスクまわりのアレンジやコーディネートといった心理的な部分もとても重要で
ストレスを低減させるてくれるデスク環境
ということを念頭にコーディネートを進めていく必要があります。
そこで今回は「快適なデスク環境作り」をテーマに、疲れやストレスを感じさせないデスクまわりのモダンなおすすめコーディネートをご紹介。快適なデスクやチェアといった要素については、過去記事「▼書斎コーデにおすすめ!実用性重視のデスクチェア」でご紹介しておりますが、今回の記事では主に心理的要素の部分にフォーカスした、快適なデスク環境作りを取り上げて行きます。
例えば、諸外国におけるオフィスデスクなどには、
・家族の写真を入れたフォトフレームを飾る
・自分の趣味のオブジェを配置する
などを目にしたことがあると思いますが、これらの多くはストレスなどを低減させるための心理的な要素であり、日本のオフィスではあまり見られない部分ではありますが、プレッシャーの掛かる職種や役職ほど、そうした効果を期待してアレンジしているのも事実。
自宅の作業場と言えど、仕事に集中するためのデスクまわりのコーディネートの重要性をこの機会に見直してみると良いかもしれません。
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コーデポイントはデスクの機能性とチェアの座り心地
快適な環境作りと言っても、その捉え方は人それぞれですので、何を持って快適とするかは、自分自身で体験して改善していくしかありませんが、家具やインテリアという観点では、書斎を構成するコンポーネントである
デスクおよびチェアの機能性・快適性
という点をまず第一に考慮しなければなりません。
ただし、そのデスクで主に何を行うのか?という点でも使い勝手や求める機能性も変わってきますので、例えば物を書くことが多い人と、パソコン作業が多い人とでは、快適さの尺度が異なるという点をしっかりと理解しておく必要があります。
デスクやチェアは快適なのに、使っているパソコンが快適じゃない・・・
などといったオチのないよう、あくまでもデスクやチェアといった家具だけに限定せず、トータルで考慮するよう心がけてください。
次に心理的要素の部分ですが、デスクうえに配置したいインテリア雑貨については
・小柄な観葉植物
・フラワーオブジェ
・フォトフレーム
・モダンなオーナメント
・ディフューザー
・スピーカーや電子機器
などが挙げられます。
もちろん、こうした癒し効果を期待したインテリアグッズの捉え方には個人差がありますので、どのようなアイテムが心理的にストレスや疲れ軽減につながるかは未知数ではありますし、逆に
ゴチャついたデスクまわりはかえってストレス
という方もいらっしゃるかもしれません。また、自身が興味あるものを手の届くとこに置いてしまうと、誘惑に負けて仕事が捗らない・・・ということも招きかねませんので、かえってシンプルに何も配置しない方が良いという方も少なくないかもしれません。
疲れを感じさせないデスクまわりの環境作りにおいては
1、自分に合ったデスクやチェアを整える
2、用途に応じた周辺機器の環境も整える
(パソコンやキーボード、マウスに至るまで)
3、デスクまわりをすっきりさせる
4、必要に応じて癒しグッズとなる雑貨類を配置する
5、アロマなど匂いによるリラックス効果をプラスする
ということを念頭に、現在のデスク回りの環境を見直してみましょう。
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モダンでオシャレなコーディネートとリラックス空間レイアウト
書斎や作業空間を問わず、洗練されたコーディネート空間は必然的にテンションも上がって、作業効率も高まる傾向にあります。近年のオフィスインテリアにおいては、スマートかつシンプルなテイストが人気であり、
いかにも近代的なモダンスタイル
というテイストが多い傾向にありますが、自宅の書斎やビジネススペースにおいては、オフィスインテリアを真似てしまうと仕事の延長のようになってしまうことから、逆にリラックスできる空間作りやコーディネートを心がけると良いかもしれません。
そうした観点では、リラックス空間を演出しやすいナチュラルベースのコーディネートは、部屋の広さを問わずにおすすめで、上記のイメージ写真のようにスペースにある程度の制限があっても、
閉塞感を押さえた機能的なレイアウト
に仕上がっており、ストレス軽減につながるコーディネートと言えるでしょう。
欲を言えば、頭上のキャビネットなどは圧迫感を生んでしまうため、収納スペースに余裕があるなら、目線以上の高さに家具を配置しないことがポイントです。
実際の間取りや部屋の広さにも影響しますが、相対的にスペースに限りのある書斎空間においては、
・明るさ重視の空間作りを意識すると落ち着きがなくなる
・落ち着きの空間を意識すると閉塞的な暗いイメージになる
という傾向にありますが、まずはコーディネートのスタイルを問わずにシンプルに作り上げることが第一歩。ナチュラルテイストでもナチュラルモダンでも、ブルーやグリーン、ブラウンなどの
リラックス色となるアースカラーを基調
に、最低限必要なアイテムをレイアウトしてみて「どのように感じるか?」を確認してみることから始めましょう。上記でも触れましたように、疲れを感じさせない要素には
・デスクやチェアなどの物理的環境
・癒し雑貨やオブジェなどの心理的効果
・空間のトーンカラーなどの色彩効果
この3つがポイントとなりますので、段階を踏みながら一つひとつクリアさせていくことが、上手な書斎インテリアのコーデポイントとなることを覚えておきましょう。
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