実践で使えるセンスの良さをアピールできるカラーコーディネート例
これまでの記事でもご紹介してきたように、インテリアコーディネートにおける配色や色の使い方など基本的な部分はご理解いただけたかと思います。ただし、実際の実践に移すとなるとまだまだ不安は残るもの。特に家具やインテリアグッズを実際に買い揃えるとなると、仮に返品はできたとしてもそれなりの心構えと覚悟は必要です。
何な迷いやためらいを少しでも払拭できるよう。このぺージでは家具の配色パターン例をいくつかテーマごとにご紹介いたします。どのようなお部屋の雰囲気であれ、どのような色合いであれ、色を乱用しなければ大きな失敗にはならないはず!仮に、物足りないということであれば、後から徐々に色数を増やしていくことができますので、初めのうちから色んな色の家具を配置しないよう心掛けましょう。
1、ベーシック ツートン
一般的な色合いで多様性が利くコーディネイト。ワンポイントアクセントとして緑や赤が映えます。
2、ベーシック モダン
カラーコンセプト「赤」をテーマに強く主張したモダンでインパクトのあるコーディネイトです。寒色系アイテムを増やしすぎないよう心がけましょう
3、ジャジー
高級&スタイリッシュなイメージ。革張りのソファにあし毛の長いラグなどが 似合う大人のコーディネイト
4、フェミニン
とにかく柔らかな色合いで。アクセントとなる色がありませんが、 アクセントが無いというのも一つの手だと思います。
5、クラシカル
こちらも落ち着いた大人のイメージです。テーマカラーはブラウンで、 色を統一して強弱をつけるのはお馴染みのコーディネイトです。
6、ファンシー
可愛らしいイメージではありますが、暖色系コーディネートとしてはスタンダードな部類の配色です。
7、アジアン
アジアンテイストは赤、紫、茶などの濃い目の色を基調に 配色するのがポイントです。フロアに置く籠あかりなどを間接照明として配置するとさらに雰囲気が増します。
8、高級感のあるお部屋
深い青、濃い茶色などの組み合わせはお部屋に高級感や気品を出します。 黒の本革ソファなどもマッチングが良いです。
9、緑を使ったお部屋
緑はベースにするのが非常に難しいのですが、ワンポイントにはどの色とも組み合わせやすく癒しの系統色です。
参考になる配色パターンはありましたでしょうか?
上記はあくまでベースサンプルですので、あとはご自身でアレンジしながら納得する配色を見つけ出すのもまたインテリアコーディネートの醍醐味です。なかなか、思うように配置できなかったり、描いていたイメージとかけ離れてしまうようであれば、一度原点に返ってもう一度、部屋全体の雰囲気や壁紙、カーテン、家具などの配色を見直すようにしましょう。
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