北海道のほぼ中央に位置する旭川市には、11社の木工関連企業が集まる工場団地・旭川木工センターがあります。そこに入るひとつがコサインです。コサイン旭川本店に併設の工房では、繊細かつ滑らかな仕上げを特長とする木製家具の数々が生み出されています。

長い年月をかけてゆっくりと育つ木を無駄にしたくないという思いから、木と向き合い、木を見極め、最後の一片まで使い切る気持ちで家具づくりに臨んでいるコサイン。会社設立後の製品第1号は、端材からつくった木製スイッチカバーでした。こうした木に対する姿勢・考え方は創業当時から変わりません。
旭川本店では、ソファやダイニングセットなど大型家具をはじめ、子ども向け家具、収納棚、ロングセラーのドレスラック、贈り物として人気の木製おもちゃなどコサインのほぼ全製品を取り扱っており、手触りや使い心地を確かめられます。間近で接してみると、ほぞ組やあられ組などの伝統技法を取り入れた味わいと、絹のように滑らかな木肌にきっと驚くことでしょう。隣の工房では家具の製造過程を見学することも可能です。さらにギフトやメンテナンスの相談にも対応しています。

旭川木工センターには、ほかにも充実した他社ショールームなどがありますので、ご家族でショールーム・工房巡りをお楽しみいただけます。旭川家具の魅力を存分に味わえる、ちょっとした穴場スポットです。