リビングテーブルは、ティータイムのカップを置いたり、読みかけの本を置いたり、時にはカンタンな食事を取ったり、くつろぎの時間には欠かせない、リビングの中心的なアイテム。さまざまな種類があるので、インテリアのテイストやライフスタイルに合わせて選びたいもの。今回はリビングテーブルの種類についてあらためて解説していきます。
センターテーブル(コーヒーテーブル)
センターテーブルはソファとセットで使われることも多く、二人掛け、三人掛けのソファの座面にぴったりくるような長方形がポピュラーです。他には正方形、稀に楕円などの形も。いろいろなデザイン、材質のものがあり、天板とともに引き出しがついているもの、棚板があるものなど、ちょっとした収納機能のあるものもあります。
高さも色々、椅子やソファで使用することが前提の高いものも。高さが低いローテーブルは、日本人の昔からの生活様式で、座卓代わりに使われることもあります。
座卓
床に直座りで使用することを目的としたテーブル。しっかりとした無垢材のものから、折りたたみ出来る手軽なもの、冬はこたつになるなど、さまざまなタイプの座卓があります。
囲む形で座ることができるので、形は正方形、円形が中心。デザインはシンプルでモダンなもの、木目を生かしたもの、和風のものまで、インテリアに合わせて選べます。
サイドテーブル
ソファやベッドのサイドで使われるほか、狭い部屋にソファをレイアウトした時にリビングテーブルの代わりに使われることもあるテーブル。スペースを取らないスリムなデザインで、キャスター付きのものもあります。
ネストテーブル
北欧のヴィンテージ家具が発祥と言われる大、中、小の三つのテーブルがひと揃いのテーブル。サイズ違いの同じデザインのテーブルは重ねて使ったりずらして使ったりできます。普段は重ねて使用し、必要な時に小テーブルを出すなど、シーンに合わせて使えるのが魅力。
▼関連記事
おしゃれに暮らしたい!デザインセンスの高いリビングテーブル選び
リビングテーブルの高さの種類
テーブルの高さ300~400mm
座卓、ローテーブルなどの高さで、床に直接座って使うタイプのテーブルでおすすめなのがこの高さ。
座卓は大体300mm~360mmとなっていますが、座椅子やクッションで調節も出来ますので、少し高めの400mm程度を選んでもいいかもしれません。
テーブルの高さ400mm~500mm
ノーマルなタイプのソファと合わせやすい高さのテーブル。天板の下に棚板があるタイプもあり、リモコンや雑誌、新聞などちょっとしたものを収納できます。このあたりまではローテーブルといえます。
テーブルの高さ500mm~600mm
ソファに腰掛けて使うのが前提のテーブル。床に直接座っての使用は向いていません。日本で好まれているダイニングテーブルは700mm~720mmくらいのものが多いので、それに比べれば若干低めではありますが、かなり存在感がある高さです。
いかがでしたか?
リビングルームに置くテーブルに決まりはありません。床に座ってのんびりしたい方ならローテーブルを使用するのがおすすめですし、座ったり立ったりが苦手になってきたお年よりの場合は椅子生活の方が楽ですので、ソファと合っている高めのテーブルで、腰を曲げることなくくつろげて快適。それぞれのニーズを満たした主役となるリビングテーブルを選んでくださいね。
▼関連記事
インテリアデザイナー顔負けのリビングコーデテクニック3選!