機能性や使い勝手を重視したサイドテーブルの選び方
リビングにおけるベッド脇や寝室のベッド脇に配置する脇役的存在のサイドテーブル。
ちょこんと脇に置かれていて、意識しないとあまり目立たないのも事実ですが、それがないと意外と不便な部分もあり、縁の下の力持ち的なアイテムと言っても過言ではないかもしれません。
そんなサイドテーブルの使用用途ですが
・ソファでくつろぐ際のコーヒーテーブル
・枕元に置くスマホやメガネの置き場所
・枕元のベッドサイドランプの置き場所
・ピアノの脇に置く一時的な物置き場
などなど、アイデア次第でさまざまな活用ができるのもサイドテーブルの特徴です。
今回はそんなサイドテーブルにフォーカスし、あったら便利な機能や使い勝手を重視したサイドテーブルの選び方についてご紹介していきます。
インテリアコーディネートにおけるサイドテーブルの位置づけについては、過去記事「▼デスクコーデの必須アイテム!ワゴンキャビネットの活用テク」でもご紹介したように、
サイドテーブルの機能自体は製品によって大きな違いはない
ため、デザイン性やテイスト重視で好きなタイプを選べば良いのですが、なかには
・天板部分が上下に昇降するタイプ
・折りたたんで収納できるタイプ
・引き出しやマガジンラック付きのタイプ
など、さまざまな機能を盛り込んだ製品もありますので、実際の使用シーンと用途にあわせ、欲しい機能を盛り込んだサイドテーブルを選ぶことができるのです。
今回の記事では、こうしたサイドテーブルのさまざまな機能をご紹介しながら、実際の活用シーンなども踏まえた機能性重視のサイドテーブルの選び方をご紹介していきます。
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高いデザイン性を兼ね備えた機能性サイドテーブルの魅力
シンプルでこじんまりとした存在のサイドテーブルですが、まずは機能性の高いサイドテーブルの主な機能についてピックアップしてみましょう。
≪昇降機能つきサイドテーブル≫
天板の高さが調整できるタイプで、その調整方法はテーブルの脚の角度によって高さ調整をしたり、手動で上下させたり、ガス式の伸縮機能が付いたタイプもあります。
≪折り畳み式サイドテーブル≫
折りたたんで収納することができるタイプのサイドテーブル。収納するために天板自体はシンプルな一枚板で、脚も軽量なスチール素材のタイプが多い。
≪引き出し付きサイドテーブル≫
天板部分に引き出しが付いたサイドテーブル。引き出し以外にもドリンクホルダーやテレビのリモコン等を収納できるボックスが付いたタイプもあります。
≪天板格納式サイドテーブル≫
天板部分をスライドしたり回転させることによって、テーブルスペースを拡張することができるタイプのサイドテーブル。実用性以上にデザイン的な要素が大きい。
このほかにも、さまざまな機能を持ったサイドテーブルは存在しますが、デザイン性だけを考慮すると「それ以上の機能は必要ない」という側面もあるかもしれません。また、機能が充実するに伴い、
サイドテーブル自体の重量も重くなる
ので、状況に応じて部屋内を移動させる用途のサイドテーブルは、シンプルなデザインのものを選んだほうが無難です。
一方、ベッド脇に配置するようなサイドテーブルにおいては、引き出し付きやコンセントなどが付いたタイプが便利で、ベッドの両サイドにサイドテーブルを配置して、ベッドサイドランプをディスプレイすれば、
高級ホテルのベッドコーデのような演出も可能
もちろん引き出しもあるので、メガネや本などの収納にも困りません。
これらのように、機能が充実しているに越したことはありませんが、使用場所や使用用途を考慮したうえで、必要な機能を盛り込むことが重要です。使わない機能が付いていても、逆に重くて動かしにくいといった弊害が生じる場合もあるという点を覚えておくようにしましょう。
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配置場所や使用用途を考慮したサイドテーブル選び
冒頭でもお伝えしたように、サイドテーブルにおいては
・リビングにおけるソファの脇
・リビングのサイドボード脇
・寝室におけるベッドの脇
などに配置することが多く、特にリビングのソファ脇のサイドテーブルにおいては、用途や状況に応じて動かすことが多い傾向にあります。
ソファのテイストに合わせたサイドテーブル選びにおいては「▼サイドテーブルの素材はソファに合わせて決めよう」の記事も参考にしていただきたいのですが、サイドテーブルの主な素材としては、木製・ガラス・スチール(鉄)が主体となりますので、例えば
・移動させることが多いならガラス素材は避ける
・軽い木製のサイドテーブルなら移動しやすい
・家族のみんなが使うので伸縮機能があった方が良い
といった具合に素材や機能を絞り込んでいくと良いかもしれません。
デザイン面での選び方については、リビングにおけるコーディネートのテイスト次第といった感はありますが、サイドテーブルのサイズ感を考慮しても、空間のアクセントアイテムにもなりにくい傾向がありますので、
色味やテイストを他の家具の合わせれば
違和感なくリビング空間に調和してくれます。
単純にナチュラルスタイルなら木製のテーブル、モダンスタイルならガラスやクローム脚のテーブル、クラシックなら装飾デザインのテーブル、といった選び方でも違和感なく配置できるでしょう
ヘヤゴトでは、さまざまな視点でのサイドテーブルの選び方記事を多数発信しておりますので、こちらの▼サイドテーブルの選び方記事一覧も合わせて参考にしてみてください。
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