心地よい睡眠空間へ誘うマットレスの選び方とは?
ベッドを購入するうえで、必ず寝心地を確認したいのでがマットレス。
マットレスマットレスの購入は人生で数多くあることでないかもしれませんが。マットレスを購入する時にどのようなマットレスを選べばいいのか分らず、ベットフレームのデザインやサイズ、価格などで選んでしまうのが実情かもしれません。仮に、1 日当たりの睡眠時間を6 時間とすると、1日の4分の1 の時間を睡眠にかけていることになりますので、それだけ睡眠は重要だということ。デザインや価格だけでマットレスを選ぶのではなく、良質な安眠のためのマットレス選びのポイントをご紹介いたします。
マットレスの役割を考えよう
マットレスの一番の役割は「正しい寝姿を保つ」ことです。
心地よい眠りのための快適ベッド選びのコツでもご紹介しているように、理想な寝姿とは立ってるときと同様に背骨が描いているS字カーブの状態です。仰向けの体勢は肩と腰に体重が集中し、腰にかかる負担は全体重の44%になると言われています。硬いマットレスの場合はお尻の部分が沈まなく、柔らかいマットレスの場合はお尻の部分が沈みすぎてしまい、共に腰への負担が大きくなる原因になります。
マットレスの役割は体にかかる圧を分散させて身体への負担を軽くすること( 体圧分散)です。
マットレス選びの一番のポイントは身体の圧をできるだけ均等に分散できるマットレスを選ぶことが重要となります。
マットレスを選ぶ際のチェックポイント1
- 正しい寝姿を保つ(体のマットレスの沈み込み具合)
- 体にかかる圧を分散させること(マットレスにかかる圧力)
代表的なマットレスの素材・種類
一般的なマットレスはスプリングコイルマットレスですが、ここでは4 種類のマットレスをご紹介します。
・ボンネルコイルマットレスほどよいクッション性と耐久性を兼ね備えたベーシックでスタンダードなタイプのマットレスです。身体を面で捉え、適度に硬いため「畳に布団」のような寝心地となります。「砂時計の砂が入っている部分ような形のつづみ型」コイルスプリングを連結させています。
・ポケットコイルマットレス「ちょうちん型」のコイルスプリングがひとつずつ袋に入っている構造のマットレスです。それぞれのコイルスプリングが独立して動くことで身体を点で支え、体圧を分散させます。身体のラインにぴったりとフィットし快適です。また、隣の人が寝返りをしても気づかないほどの振動の伝わりにくさがこのスプリングの魅力と言えましょう。
・高密度連続スプリングマットレス一本の鋼線を連続して編み上げたコイルスプリング密度の高いマットレスです。
コイル数はなんとボンネルコイルスプリングの2~4倍。コイル数は数が多ければ多いほど、身体を支える点が多くなり、背中や腰の部分的な落ち込みが少なくなります。優れた通気性と耐久性、体重をしっかり支えてくれる安定感が特長です。
・ノンスプリングマットレス今注目を浴びている金属のスプリングが入ってないウレタン・樹脂素材のマットレス。それぞれ体圧を分散することができ、自然な寝姿勢が保てるのがポイント。ウレタン素材のマットレスは通気性が悪く、季節によって硬さが変わり、選択ができません。樹脂素材のマットレスは通気性に優れ、洗うことが可能です。
これらのように、マットレスも素材によって耐久性を重視するものや通気性を重視するものなど様々です。
良質な睡眠環境を構築するうえで、ご自身にマッチした素材を選ぶことが重要!購入する際は、ショールームでリラックスして、実際に横になって素材の違いを試してみましょう。
次のページでは、マットレスのサイズ選びについてご紹介いたします