現代社会に即したコンテンポラリーなダイニング空間
マンションタなどのリビングダイニングにおける近年の人気コーディネートについては、やはり洗練されたオシャレ感が演出できるモダンスタイルが定番になりつつあります。新築マンションのモデルルームなども、モダンスタイルをベースとしたアレンジが多く、
・ファミリー向けならナチュラルモダン
・共働きの二人暮らし向けならアーバンモダン
と言った具合いに、用途やターゲットとなる対象者によって演出の仕方もさまざまです。ひと言でモダンスタイルといっても、実際には配置する家具も多少異なりますし、見た目の印象も大きく異なってきます。
そこで今回取り上げるのが、
都会的センスが光るモダンダイニングのコーディネート実例
として、ダイニングにおけるモダンスタイルのコーディネートについて色々とご紹介していきます。
生活感を極力抑えたオシャレな空間演出が特徴のモダンスタイルにとって、
生活用品であふれるダイニングスペースをいかにオシャレに魅せるか
というのは永遠の課題と言っても過言ではありません。
もちろん、お子様のいるご家庭と共働きのご夫婦とでは、生活スタイルそのものが異なりますので一概に比べることはできませんが、ダイニングにおけるモダンコーディネートは、
リビング以上にセンスが問われるのも事実
しっかりと基本的な部分を押さえつつ、自身のコーディネートセンスでオシャレ感を演出していきましょう。
今回は、そんなダイニングにおける誰もが憧れるモダンコーディネートをご紹介していきます。
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モダンスタイルの基本はカラートーンを整えること
リビングやダイニングをモダンなコーディネートに仕上げたいと考えた時、まず最初に意識したい点のひとつに
空間全体の色調をモダンな配色で整える
という点が挙げられます。
もちろん、「モダンスタイル=○色」といったような明確な定義はありませんが、全体的な雰囲気を考慮すると、ブラックやダークグレー、ダークブラウンなどがベースカラーとなり、また黒と白といったモノトーンの配色もモダンカラーとなります。
ダイニングを構成するダイニングテーブルなどの家具なども同様に、ベースカラーとバッティングしないような類似色を選びつつ、アクセントカラーとして反対色となる捕色を足していくようなイメージ。上記イメージ画像のように、
・ベースカラーは白
・メインカラーは黒
・アクセントカラーに紫
といった組み合わせで、さらにそこにガラス天板のテーブル、メッキ加工が施された照明器具といったモダン要素をプラスしています。
アクセントカラーに用いる色味は、必ずしも補色でなくても違和感はありませんが、
色数を無駄に増やさない
という点は、モダンスタイルにおける定番的な考え方でもありますので、特に生活用品が増えやすいダイニングスペースにおいては、そこに無理してアクセントカラーを持ってこなくても良いかもしれません。
≪色数を抑えたモダンダイニングのコーディネート例≫
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モダン要素となるガラスやメッキ、アートは必須アイテム
上記のように、配色面でのモダンダイニングコーデの方法はご理解いただけたかと思いますが、当然それだけでは洗練されたモダン空間とは言いきれません。カラートーンが整った空間に、
・アクセントとなる差し色を入れる
・モダン要素の強いインテリア雑貨を置く
・デザイン性の高い照明器具を取り入れる
・ハイセンスなアートパネルを飾る
といったエッセンスを加えることで、あなた好みの空間に仕上げていく必要があります。
アクセントとなる差し色においては、
リビングで何色を使っているか?
という点も考慮したうえで、色数を増やさないためにも、同系色を用いた方が良いかと思いますが、ダイニングとリビングの区分けをはっきりさせたい場合は、別の色味を取り入れても良いでしょう。
なかなか勇気がいるかもしれませんが、
ライトパープルやパステルグリーン
といった奇抜な色味も意外と違和感なく調和してくれます。
また、上記でも触れましたように、ガラスやクロームメッキなどの製品は、
モダンスタイルを色濃く表現してくれます
ので、ダイニングテーブルの天板ガラス、ダイニングテーブルのメッキ脚、その他ガラス製のインテリア雑貨やガラス製のペンダントライトなども、モダンダイニングの演出に何役も買ってくれますので、積極的に取り入れると良いでしょう。
さらにエッセンスを付け加えたい場合、枝アートやアートパネルといったオブジェ、ユニークな形状のインテリア雑貨なども、モダンダイニングの演出には最適。ただし、アートパネルを取り入れる際は色数を意識して、多色な派手なデザインのものは避けた方が無難でしょう。
≪照明やアートを取り入れたモダンダイニングのコーディネート例≫
いかがでしたでしょうか?
モダンスタイルのダイニングコーディネートと言っても、基本となる配色を押さえておけば、比較的自由度も高く、誰でもチャレンジできるコーディネートスタイルです。
ぜひご自宅のダイニングを洗練されたモダンに仕上げてみてください。
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