ペルシアはイランの古称
ペルシャ絨毯とはペルシアで織られる手織絨毯のことです。
その40%はイランで生産されています。上質なシルク糸を使用し、手織りで作られているためすべてが1点もの。
製作期間は半年から長いものでは1年。歳月をかけて丁寧に作られています。そのため、ただの絨毯としてではなく手織りならではの美しさが際立つ伝統工芸品としても有名です。
憧れはあるけどなかなか手が出しにくい。
そんな高級なイメージのペルシャ絨毯ですが、その全てが高価な訳ではありません。現代では機械織織りで作られたペルシャ絨毯も販売されており、機械織りであればお手頃な価格で購入できる物も中にはあります。
ペルシャ絨毯は鮮やかなカラーやデザインが特徴的
沢山ある種類の中からどのように選べばいいかな?と思われている方も多いのではないでしょうか。今回はペルシャ絨毯の選び方をご紹介していきます。
まず用途を決める
壁掛けなどでポイント使いをする場合や和室など普段あまり人がいない場所にお勧めなのはシルク素材です。シルクは繊維が細かくしなやかで美しい光沢があるのが特徴です。摩擦に弱いので動線上など人がよく通る場所には不向きですが、定期的にきちんとお手入れを行なえば何十年も美しい状態を保てるそうですよ。
品質をチェック
ペルシャ絨毯の品質を確認する最も重要な要素は“絨毯の目の細かさ”です。結び目のことをノットと表し、ノットの密度はラッジという単位で表します。
通常シルク素材であれば55~70ラッジくらいで、ウール素材の場合は30~70ラッジくらいとされており、ラッジの数が増えれば増えるほど細かくなり柄も繊細に表現されるため、価格も高騰します。
表よりも裏をチェック
だいたいのラグや絨毯の表面はきれいに施されていますが、大事なのは裏側。表側から見てもわからない粗やノットの細かさなどが裏面から見えてきます。絨毯を選ぶときは表面だけではなく裏面も必ずチェックして見てくださいね。
世界で1枚のペルシャ絨毯でお部屋づくりを楽しむ
価格も高価で柄やデザインが特徴的なペルシャ絨毯ですが、床に敷くラグとしてだけでなく、ベッドのヘッドボードの代わりにしたり、タペストリーのように無造作に壁にかけてみたりと、多用途に使用でき、お部屋のインテリアにもなります。
自由な発想で他にはない、個性豊かなお部屋を作り上げることができます。
いつもの暮らしに彩りを添え、時を経ても色あせない。そんな自分だけのスペシャルな1枚を探してみてはいかがですか?
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