勉強ができる子は体にぴったり合った学習椅子を使っている!?
そろそろ来春に向けて小学校の入学準備を始める方も多いでしょう。
そんな中、学習机を入学までに購入しないというご家庭が増えているといいます。「リビングで勉強すると頭が良くなる」という話も聞きます。
しかしそんなリビング派の家庭でも、実は学習にぴったりな椅子を購入しているとか。それは体に合った学習椅子がなければ、子どもは勉強に集中することができないからです。
今日は良い学習椅子の特徴と体に合った椅子選びのポイントをお伝えします。
ダイニングチェアでは学習は無理!
新JIS規格によると、小学1年生の身長にあった椅子は、床から座面までの高さが26~30㎝です。一方ダイニングチェアの座面高は約45cm。子どもの足は15㎝以上も浮いてしまい、テーブルにもたれかかるように作業することになります。これでは足が安定しないので、子どもは勉強に集中できません。
学習机を使わないリビング派にも学習椅子は必須となります。
(参照)平成29 年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)の公表について
学習椅子の種類
学習椅子には、「回転式」「(四つ脚の)木製」「ハイブリッド式」などがあります。
脚部にキャスターがあり座面が回る回転式は、立ったり座ったりするときにスムーズです。
木製は安定感が高く耐久性もあります。
ハイブリッド式はこれらの良い点を取り入れた機能性の高い椅子です。
最近の学習椅子はデザインもよくなり、リビング・ダイニングでも取り入れやすくなっています。
子どもが集中して勉強できる椅子とは?
ではどのような椅子ならば、子どもは集中して学習ができるのでしょうか?
1. しっかりとした安定感がある
しっかりとした安定感があるものは木製の椅子に多くあります。回転式でもストッパー機能があれば、同様の安定感が得られます。どちらも座面より脚部が広がっているデザインなら、安定感が高い証拠と言えます。
2.正しい姿勢で座れる
一般的な椅子の正しい姿勢は後述します。
学習椅子には他に「バランス椅子タイプ」があります。私たちが通常使っている椅子とは異なるので、座り慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。しかし正しい姿勢で机に向かえるので、幼少期に身に着けたい習慣がつくともいえます。こちらもスチール製や木製など、インテリの好みや予算に合わせて選べます。
3.耐久性がある
学習椅子はダイニングや子供部屋で長く安全に使えるものを選びましょう。
また座面や背もたれのクッションは、椅子本体よりも寿命が早いもの。劣化した場合に張替ができると、さらに長く大切に使えます。
ウレタン塗装やUVカット処理がされていると、日当たりのいい窓際でも変色することなく気持ちよく使い続けられます。
親子で家具屋さんに行こう
家具店に学習机や学習椅子を見行く際は、ぜひ親子で出かけてください。
お子さんも親御さんも実物の椅子に座ったり触ったりすることで、お子さんが成長する将来を見越した家具選びができます。
椅子を選ぶ際の正しい姿勢チェックリスト
家具店では以下のリストを参考にして、体にぴったり合った椅子を見つけてください。
- 座面の奥まで深く腰掛ける。
- 骨盤上部をしっかり背もたれにつける。
- 踵は床につける。
- 太腿の上部を水平にして、ひざ下は床と直角に。
- 座面の高さの目安は身長×1/4
- デスク高さの目安は=座面高+差尺(身長×1/6)
学習椅子は親子で確認しながら選ぼう
今日は良い学習椅子の特徴と体に合った椅子選びのポイントをお伝えしました。
シンプルでシックなデザインや子供らしいポップなデザインなど、椅子にも様々なチョイスがあります。しかし椅子選びでまず考えなければならないことは、体にぴったり合った椅子だということです。
学習デスク・椅子のセールイベント
全国の家具メーカーのショールームや家具店で行なわれている販売イベントをご紹介します。→の画像をクリックしてください。
お近くの会場で学習デスクと椅子を実際に見て・触れて・座ってみてくださいね。
現在開催中注目のイベント・フェア
ピックアップ情報
家具・インテリアの情報をみんなに共有しよう!
Tweet