家具全般のブログ災害時、家具は危険なものと化する 公開日:2018/09/10 最終更新日:2025/03/25

災害時、家具は危険なものと化する

【今すぐできる】家具の転倒防止対策|地震から家族を守るために

地震大国・日本に住む私たちにとって、家具の転倒防止は命を守るための「基本の備え」です。大切な家族や自分の身を守るために、いますぐ行動を始めましょう。

地震によるケガの多くは「家具の転倒」が原因

北海道・大阪・宮崎など、最近は全国的に地震が頻発しています。
実際に、地震による負傷のうち30〜50%が家具の転倒・落下によるものだとされています。

特に大きなタンスや本棚などは、強い揺れで簡単に倒れ、人に直撃する危険があります。こうしたリスクを減らすためにも、家具の固定や配置の見直しが不可欠です。

まずやるべき!家具レイアウトと避難経路の確保

  • 玄関・部屋の出入口には家具を置かない…避難経路を塞がないために最優先。
  • 寝室には背の高い家具を置かない…就寝中の事故を防ぐため。

万が一のときにスムーズに逃げられるよう、家具の配置を再点検してみましょう。

地震に強い部屋にする!家具の固定方法とおすすめグッズ

次に、実際に家具を固定する対策を取りましょう。以下のようなアイテムが効果的です。

  • L型金具で家具と壁をネジでしっかり固定
  • 突っ張り棒で天井と家具を支える
  • 耐震ジェルマット・粘着シートを家具の下に設置
  • 複数の対策を組み合わせることで、さらに強度アップ

キャスター付き家具は必ずロックを。椅子やテーブルには滑り止めマットを活用しましょう。

【家具タイプ別】転倒・飛散を防ぐ具体的な対策

■ 上下分割タイプの家具

上部の棚だけが落下する危険があります。連結金具やボルトで上下を固定してください。

■ 背の高い家具(本棚・食器棚など)

転倒リスクが高いため、L型固定金具やワイヤー・ベルト式の器具で必ず固定を。壁に穴を開けられない場合は、つっぱり式も検討しましょう。

■ 引き出し付き家具

地震の揺れで引き出しが飛び出し、床に散乱したりケガの原因になったりします。ロック機能やストッパーを取り付けましょう。

■ ガラス扉付きの家具

ガラスの飛散を防ぐために、飛散防止フィルムを貼るのが効果的です。簡単に貼れる市販品が多数あります。

今日から始める地震対策。命を守るのは「事前の準備」です

災害は、ある日突然やってきます。
「明日やろう」ではなく、「今日から少しずつ」対策を始めましょう。

ホームセンターやネット通販でも、手軽に揃う防災グッズが多数販売されています。大切な人の命を守るために、ぜひこの機会に一歩踏み出してください。

現在開催中注目のイベント・フェア

ピックアップ情報

家具・インテリアの情報をみんなに共有しよう!