学習机のセールはいつ？安く購入できるおすすめの購入時期

お子さんの勉強や、教科書などの収納に役立つ学習机。

近年はリビング学習を取り入れる家庭も増えていますが、お子さんが集中して勉強できるように、学習机を用意してあげたいものですよね。

その一方で、「学習机はいつ買うべき？」「なるべく安く買うには、どうすれば良いのだろう？」と悩む親御さんも多いと思います。

この記事では、学習机を用意するタイミングやセール時期について説明します。いつ購入すれば、学習机を最大限に活用できるか考えてみましょう。

学習机はいつ買うべき？購入時期ときっかけ

学習机の一般的な購入時期は小学校の入学時ですが、このタイミングがベスト！というものはありません。

購入時期の例を見ていきましょう。

小学校の入学時に購入

小学校の入学時は、ランドセルや教科書など、学習に必要な道具を一式揃える必要があります。学習机もそれらと一緒のタイミングで購入するのが一般的です。

リビング学習を行なう場合は、教科書や筆記用具をしまう定位置を決めておかないと、家族で共有するテーブルの上が散らかりがちです。学習机があれば、引き出しに勉強道具や自分の大切な物を収納でき、片付けが苦手なお子さんには、整理整頓の習慣を身に付けるきっかけにもなるでしょう。

また、入学と同時期に机を買ってあげることで、お子さんの向上心が高まり、張り切って勉強に励んでくれるかもしれせんね。

小学校の入学後に様子を見て購入

お子さんがリビングでも十分に勉強できるようなら、小学校の入学時に急いで学習机を買う必要はありません。入学後のお子さんの様子を見て、「机がないと不便そうだな」と感じたときに購入しても良いでしょう。

宿題など家庭学習の時間が増えるにつれ、テレビの音や家族の会話が気になる、弟や妹が勉強の邪魔をしてくるなど、リビングでは学習に集中できなくなる場合があります。

そのような問題が出てきてからのほうが、「どんな机を選び、どこへ配置すれば良いのだろう？」と、問題を解消する目線で動けるので、より勉強しやすい環境が作れるかもしれません。

中学受験のときに購入

お子さんに中学受験をさせたいなら、受験勉強の時期に合わせて購入するのも選択肢のひとつです。

小学校低学年のうちは、親御さんが近くで見守っていたほうが勉強しやすいお子さんもいますが、受験勉強は1人で落ち着いて集中できる環境が大切です。ちなみに、中学受験の対策を始める時期は、小学3年～4年生頃が一般的です。

学習机は、高校や大学まで、場合によっては15年近く使い続けることもあります。低学年の時期に学習机を購入すると、子ども向けのかわいらしいデザインを選んでしまい、途中で飽きてしまうことがあります。

あえて低学年で買わず、中学年、高学年に上がってから、お子さんの希望を取り入れながら、長く使えるものを選ぶと良いでしょう。

兄弟・姉妹で一緒に購入

兄弟、姉妹がいるご家庭は、学習机を買うタイミングで悩むことがさらに多くなります。年齢がそこまで離れておらず、同じ部屋を使用するなら、同時に購入してしまうのもアリです。

家具の配置換えが1回で済むので手間が省け、同じデザインやカラーの学習机を購入することで、部屋に統一感が生まれます。

年が離れていて、部屋も別々の場合は、お子さんが入学するタイミングで購入するのが一般的です。お子さん一人ひとりの好みや性格に合わせた机を選んであげられる、入学のタイミングで自分専用の机を与えられると、学習意欲が湧きやすいといったメリットがあります。

きっかけがあったときに購入

勉強机を買うきっかけは、ほかに以下のようなものがあります。

お子さんから「欲しい」と言われた

お子さんの友達が学習机を持っていて、学校で話を聞いたり家に遊びに行ったりしているうちに、自分も欲しいと思うかもしれません。お子さんに「周りの友達が持っているから欲しい」とお願いされ、購入に至るケースもあるようです。

祖父母が買いたがる

親御さんがあまり意識していなくとも、祖父母が入学祝いで学習机やランドセルを買ってくれることも多いようです。

勉強する習慣をつけさせたい

おやつを食べたりテレビを観たりするリビングのテーブルでは、勉強に集中するモードになかなか切り替えられないお子さんもいると思います。そのような様子を感じたら、勉強机を購入するタイミングです。

学習机を使うことでメリハリが生まれ、日常的に勉強する習慣がつけられるでしょう。

学習机を安く購入できるタイミングは「年4回」

学習机の購入シーズンは、入学前の9月から3月です。

このシーズンとは別に、セール品が出回るタイミングも存在します。ここでは、学習机のセールが実施される年4回のタイミングを紹介します。

学習机のセール時期①3月から4月

前述したように、9月から翌年3月が学習机の購入シーズンです。

そのため、学習机の販売店では3月から4月に在庫処分が行なわれ、前年の9月に登場した新モデルが20～30%引きになる可能性があります。

学習机のセール時期②5月から8月

学習机は季節商品なので、5月から8月はオフシーズンの扱いです。この時期は前年度のモデルが安く購入できるチャンスでもあります。

できるだけコストを抑え、早めに新入学の準備をしたい方におすすめのタイミングです。

学習机のセール時期③9月から11月

学習机のメーカーでは、毎年9月に最新モデルを発表します。早めに予約すると5～10%の早期割引（早割）が適用されることがあります。最新の学習机を少しでも安く購入したい方はこの時期が狙い目です。

学習机のセール時期④年末年始

年末年始のタイミングでセールが行なわれることもあります。11月あたりから、販売店の公式サイトをこまめにチェックしておくと良いかもしれません。

長く使える学習机をセールでゲットするときのポイント

学習机は一度購入したら長期間使うことが多いので、中学生や高校生になっても使い勝手の良いものを選ぶ必要があります。長く使える学習机を選ぶポイントを説明します。

サイズ

学習机は、お子さんの体よりやや大きいものを選ぶのが失敗を防ぐコツです。体に対してぴったりのサイズを選んでしまうと、お子さんが成長して体が大きくなったときに、窮屈になってしまいます。

また、天板は広々と使えるタイプがおすすめです。

低学年のうちは、使用する教材もそれほど多くありませんが、学年が上がるにつれて複数の参考書やパソコンを活用した学習が増えます。「天板が小さくて、必要な教材を並べられない」など、勉強の効率が悪くならないようにしたいものですね。

部屋の広さに余裕がない場合は、昇降式のワゴンを組み合わせられる机が向いています。

昇降式ワゴンはキャスター付きの引き出しのことです。上部の天板を学習机の高さに引き上げると、机上のスペースを拡張できます。使わないときは机の下に収められるので場所を取りません。

収納力

学年を重ねるにつれ、教科書やノートのほかに辞書や参考書などの教材も増えていきます。それらを効率良くしまえるよう、本棚やワゴンを搭載した収納力の高い学習机を選びましょう。

天板の上に載せる棚は、頻繁に使用する参考書をサッと取り出せて、お気に入りの雑貨やおもちゃも飾れます。

単体でも自立する棚は、書類や小物をたっぷり収納でき、本棚を別途買うよりもインテリアに統一感が生まれます。

引き出しは、A4サイズのファイルや書類を立ててしまえる深さがあるか確認しましょう。仕切りの配置を変えられるタイプなら、収納物の量や大きさに合わせられるので便利です。

デザイン

学習机は、飾りの少ないシンプルなものからカラフルなものまで、さまざまなデザインが販売されています。

お子さんが進んで机に向かうよう、本人の好みに合ったデザインを選ぶのは注意が必要です。キャラクターものや子どもらしい柄入りの机は、成長するにつれて好みが変わり、気分よく使えなくなるかもしれません。
長く使うことを考えると、大人が使っても違和感がないデザインの机を選んでおけば、机を買替える心配も減らせます。

清潔感のあるホワイトや、温もりを感じる木目調は飽きを感じさせにくく、落ち着いた色合いなので学習にも集中できるでしょう。