家具は木に始まり木に終わる?といっても過言ではないくらい、
木材とは切っても切り離せません。
小島工芸、カリモク家具、天童木工、飛騨の家具……など、
良質な家具を制作しているメーカーは特に木に強いこだわりをもっていることが多いです。
木材の中でもひと際、美しさと強靭さを兼ね備えた「ウェンジ」の魅力をご紹介します。
ウェンジとは?
ウェンジとは、改めて、木の名前です。
マツノキ、モミノキ、クスノキ……
といった木の名前は聞いたことあるのではないでしょうか?
それら木の一種になります。
主にアフリカなどに生息する木で、高さ約20mにも成長する非常に大きな木です。
ウェンジ木材の特徴が物語る魅力
大変強度が高い木材で、強度が強いだけでなく曲げにも強いので、
耐久性を問われるような長く使うことを想定された、家具や楽器などの加工につかわれます。
水にぬれると、樹脂の成分が染み出し、
その成分にふれた石などは変色してしまうことがあります。
そのため、良質な家具を制作するメーカーは水にぬれても問題ないような加工を施すなど行い
長く使えるように工夫をします。
ウェンジの吸い込まれるような美しい褐色
ウェンジは色にも特徴があります。
木材の中でも黒に近い褐色です。
その色合いは、家具で例えるなら「高級家具」と一言で言いたくなるほど、重厚な雰囲気を醸し出します
ウェンジのが使われている家具
冒頭でも案内したように、大変大きな木のため、ダイニングテーブル・一枚板など、
木材の面積が大きいものから、サイドテーブルまで幅広い家具に対応できます。
強度が高く、曲げにも強いことから、長く使っていても割れや反りなどが発生しにくく、
世代を超えて使い続けることができます。
ウェンジは楽器にも使われている!
ギターやベースなどのネックにもつかわれています。
ギターやベースで使われる理由は、ネックの部分です。
ネック(弦が貼られていて、指でおさえて音程を調整する細長い部分を指します)の
部分に反りが出てしまうと演奏に影響がでます。
この細長い木製の部分にウェンジを使うことで、その強度と曲がりにくい性質から良質な楽器を作ることができます。
数百とある木材の中から一つ「ウェンジ」を紹介しました。
他にもクリノキ、ヒノキ、ローズウッドなど、木材は多岐にわたります。
一つ一つ調べていたら時間がかかってしまいます……。
スピードをもって解決するには?
おすすめなのはプロに聞く事です。
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