walnat クラシカルで高級感あふれるウォールナットテレビボードの魅力

クラシカルで高級感あふれるウォールナットテレビボードの魅力

天然木ウォールナットテレビボードの魅力

リビングのインテリアコーディネートに欠かせないアイテムのひとつでもあるテレビボード。薄型の大型液晶テレビが主流の現代においては、テレビ自体を壁掛け式にしない限り、ほとんどのご家庭において、この液晶テレビとテレビボードがセットで配置されているのではないかと思います。

テレビボードにはロータイプやハイタイプなどがありますが、タイプ別の選び方については、別記事「ハイタイプ?ロータイプ?テレビボードの種類や素材の基礎知識」でもご紹介しており、基本的にはテレビ正面に配置するソファに着座した際の目線の高さに合わせる、という点を心掛けておくと良いでしょう。

もちろん、配置するテレビサイズにあったテレビボードを選んでくださいね!

そして素材や色については、いざ探してみると

バリエーションが豊富で選びきれないほど

多彩なデザインのテレビボードが存在します。

基本的には木製のものが多いのですが、木目を活かしたデザインから、ホワイトやブラックに塗装されたモダン的なデザイン、収納棚にガラスや金属が用いられたものなど、お部屋全体のコーディネートを考慮しながら、さまざまな素材やデザインから選ぶことができるのもテレビボードの特徴かもしれません。

テレビボードに用いられる木材の種類においては、主に

・ウォールナット
・タモ材
・ファルカタ材
・オーク材
・MDF(中密度繊維板)

などが挙げられますが、なかでも今回は

高級材として知られるウォールナット材のテレビボード

にフォーカスし、その魅力やコーディネートテクニックなどをご紹介していきます。

もちろん、オーク材なども高級木材のひとつではありますし、天板や引き出し部分にさまざまな材料を組み合わせたテレビボードなどもありますので、他の素材が含まれていても高級感は十分に演出することはできますが、やはりウォールナットならではの見た目や深みのある質感は、他の素材では味わえない独特のものがあります。

そんな、ウォールナット材のテレビボードの特徴についてご紹介していきます。

 

ウォールナットとの相性の良いテレビ周りのコーデ

クラシカルで高級感あふれるウォールナットテレビボードの魅力02

テレビボードなどで使用されるウォールナットの多くはブラックウォールナットが使用され、その美しい深めのブラウンの濃淡が特徴の高級木材です。また、経年による色味や風合いの変化を楽しむことができるのも人気の秘訣ですが、最大の特徴と言えば

まっすぐに伸びた木目や美しい木肌

は、他の材料では真似できない高級感を演出します。

ウォールナットは、衝撃に強く加工性にも優れているため、複雑なデザインへの加工もしやすいというメリットもあり、テレビボード以外の家具でも多く採用されています。ゆえに、

ウォールナット家具で一式すべて揃えたい!

という感覚になりますが、やはりウォールナットは相対的に高価な部類の材料となりますので、コーディネートの予算と相談しつつ、セール・イベントなどを上手に活用しながら、買い揃えていくのがコーディネートの上級テクニックとも言えます。

ウォールナットのテレビボードの多くは、

・ウレタン塗装仕上げ
・オイル仕上げ

などで表面がコーティングされており、ウレタン仕上げにおいては光沢仕上げか、逆に光沢のないマットな仕上げ加工が施されています。リビングのコーディネートを考慮するうえでは、どちらでもお好みで合わせられるのですが、テレビボードに光沢があると、

日の光などがテレビ画面に反射してしまう

場合もありますので、直射日光が当たらないようなレイアウトに留意する必要があります。
また、ウォールナット家具自体は高級であるがゆえ、その存在感もウリになります。テレビボード周辺にゴチャゴチャと物を置き過ぎると、せっかくの高級感も台無しになってしまいますので、

テレビボードの両サイドは空間を持たせる

とショールームのような、オシャレなリビングに仕上げることができます。
実際に自宅にテレビボードとテレビを配置すると、テレビの電源コードからDVDレコーダーなどの配線やコードなどが乱雑になる傾向にあります。ショールームなどでは、敢えて配線をつないでいないためスッキリして見えますが、配線類は邪魔だと感じても撤去することはできませんので、テレビボード周辺は空間に余裕を持たせておくのがポイント。

空間に物足りなさを感じたら、ちょっとした観葉植物を配置するのもおおすすめです。

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クラシックでもモダンスタイルでもベストマッチ

クラシカルで高級感あふれるウォールナットテレビボードの魅力02

ウォールナットのテレビボードとなると価格自体もある程度高額になりますので、その他の家具も含め、お部屋全体のコーディネートも高級感やゴージャス感を演出することでまとまり感が出やすくなります。また、空間にゆとりを持たせた北欧スタイルのコーディネートにも、ウォールナット・テレビボードのマッチングは良好です!

明確なクラシックスタイルを強調する場合は、テレビボード自体に施されたデザイン装飾や猫足など、クラシック家具ならではの細かな部分にこだわりつつ、

他の家具も色味なども統一する

と、よりクラシカルな雰囲気となり、テレビやDVDなどのAV機器があっても違和感は感じなくなります。クラシックスタイルに、近代的なAV機器がマッチしないという見方もありますが、テレビボードはその名称のとおり「テレビ台」ですので、そこまでのこだわりは不要かもしれません。

話は多少逸れますが、ホワイトやブラックなどに塗装されたテレビボードの素材はオーク材であったり、MDFだったりしますので、鮮やかな色味のウォールナットのテレビボードはあまり見ることはありません。無垢のウォールナット材の色味の特徴としては深いブラウン系の色味が多いので、

ホワイトやメープル色のフローリングとの相性も抜群

ただ、深いブラウンで家具を統一すると部屋全体の明るさが不足してしまうので、緑やオレンジなどのアクセントカラーを配置すると、配色的にメリハリのついたモダン的なコーディネートに近づけることができます。

ただ、どうしても木材の特徴上、お部屋の照明は蛍光灯などの白色照明より、部屋を温かく見せる白熱球の方が適していますので、色味の深さが特徴のウォールナットのテレビボードを購入する際には、リビングなどの照明色なども事前にチェックしておくようにしましょう。部屋の明るさが不足するという場合には、ペンダントライトやスタンドライトで光量を補ってあげると良いかもしれません。

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いかがでしたでしょうか?

ウォールナット家具の魅力を体感するうえでも、まずはテレビボードの購入を検討してみても良いですし、これを機にウォールナット家具で一式揃える高級コーディネートにチャレンジしても良し、他の素材では味わえないゴージャス感をぜひ体験してみてください。

 

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