select-classic 欧米スタイルなクラシックインテリアの魅力と家具の選び方

欧米スタイルなクラシックインテリアの魅力と家具の選び方1

クラシックスタイルのインテリアコーディネートとは?

皆さんは「クラシック調のインテリア」と聞くと、どのようなイメージをお持ちになるでしょうか?

恐らく多くの方が、ヨーロッパの貴族が住む宮殿のような歴史のあるインテリアスタイルで、揃える家具も高価なものばかりというイメージをお持ちかもしれません。もちろん、クラシックスタイルのコーディネートについては、ご想像のとおり重厚感のある家具やベルベットのソファ、房飾り付きのカーテンなど、いかにもお金持ちの広い家でのコーディネートというイメージですが、最近ではあまりスペースを確保できない住まいが多いなか、近代的なモダンクラシックも人気のスタイルになってきています。

本格的なクラシックインテリアともなると、バロック調やクィーン・アン、ロココ様式など、伝統的なヨーロッパの古典様式に沿ったコーディネートが基本となりますが、最近ではそうした歴史的な古典様式に捉われず、「ゴージャスさ」と「エレガントさ」をテーマとしたモダンクラシックスタイルなども定着しており、比較的リーズナブルにクラシック家具を揃えることができるようになってきています。

今回の記事では、そんなクラシック調のインテリアの魅力とコーディネートのコツ、家具の選び方を中心にクラシックスタイルの楽しみ方をご紹介いたします。費用面で本格的なクラシックインテリアを諦めていた人にもオススメのコーディネートですので、ぜひ参考にしてください。

 

様々な様式への理解とそれに捉われすぎないモダンテクニック

一言でクラシックスタイルと言っても、ヨーロッパとアメリカではスタイルがまったく異なりますし、時代と共にその様式は様々に変化しておりますので、まずはその代表的な古典様式を多少なりとも理解する必要があります。代表的な古典様式の詳細説明までは割愛しますが、代表的な古典様式として

・バロック様式
・ヴィクトリアン調
・ロココ調
・クイーンズ・アン様式
・チッペンデール様式
・アンピール様式
・アーリーアメリカン
・アメリカントラディショナル

などが挙げられます。

ヨーロッパと言っても、イギリスであったりフランスであったり、はたまたイタリアであったりと、厳密にはその様式が広まった国が異なる部分もありますが、全体的に重厚感があり、凝った彫刻や装飾が施された格調高い家具が特徴です。元々は、一定の基準のもと上記のような様式で揃えるコーディネートが一般的でしたが、近年では様式に捉われずに自由は発想でコーディネートを楽しむ人が増えて来ており、こうしたスタイルをモダンクラシックと総称しています。

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もちろん、クラシックスタイルは格式を重んじるコーディネートですので、家具だけでなく、フローリングから壁紙、カーテン、照明など全てに統一感を持たせる必要がありますが、部屋のスペースに制限が多い日本の家屋においては、家具以上に壁紙や床材、カーテンや照明器具などをクラシック風のアイテムで揃えることが多いようです。

古典様式に捉われないモダンクラシックと言えど、ゴージャスさやエレガントさを欠いてしまうとクラシックさが薄れてしまいますので、部屋全体のトーンはクラシックによく使われるホワイトやライトベージュ、家具の色味を選ぶ際にはダークブラウンやブラック、グレーなどの色味をチョイスすると重厚感が増してゴージャスさを演出できるでしょう。

 

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欧米スタイルなクラシックインテリアの魅力と家具の選び方2

クラシックコーデの初心者であれば、まずは比較的手軽に揃えることができるクラシック調アイテムや小物から準備していくのもアリです。例えば、リビングソファのクッションを花柄のカバーに変えてみたり、彫刻枠の写真立てを並べてみたりと、それだけでも雰囲気は変わるはずです。その他、お部屋の角に傘が特徴的なティファニーランプを配置したり、ユリやバラといった宮殿をイメージした花を置くのも効果的です。

上記はリビングのコーディネートの例となりますが、初めてでちょっと自信がないということでしたら、まずはトイレや洗面所などをコーディネートしてみて、大よその雰囲気を掴むようにするとイメージが沸きやすくなるでしょう。

クラシックスタイルのコーディネートとは、家具を揃えるだけでは物足りなさが出てしまうのも特徴で、特に照明においては明るい白色照明ではまったく雰囲気が出ません。温かみのある電球色の照明に変えて、照明自体も装飾が多いデザインのものを意識して選ぶようにします。シャンデリアとなりますと、さすがにそれに見合う部屋の広さが必要になってきますので、キャンドルタイプの吊り照明などはクラシックスタイルを演出するのにちょうど良いかもしれません。

最後にカーテンの選び方になりますが、皆さんもご想像のとおりクラシカルなカーテンと言えば重厚感のあるドレープタイプが定番で、素材もベルベットをはじめ、ファブリックでも柄がない、もしくは穏やかなものがスタンダードです。クラシックスタイルのコーディネートにおいては、統一感が特に重要となりますので、せっかく良い家具を揃えても、カーテンひとつで雰囲気が崩れてしまうことも珍しくありませんので、ソファの色味に合わせてカーテンカラーを選んだり、ソファの柄に合わせてカーテンの柄を選ぶと統一感が持たされて、部屋全体がまとまりやすくなります。

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いかがでしたでしょうか?
クラシックスタイルと言えど、近年のモダンクラシックは自由度も高く、インテリアコーディネートの初心者の方でも存分に楽しめるのが特徴です。上記例を参考に、自らのクラシックスタイルを確立してみてはいかがでしょうか?

 

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