coordinate-antique アンティーク家具を使わずとも雰囲気が出せるアンティークコーデ

アンティークコーデ1

アンティークコーデのお部屋に住んでみたいけど

アンティークの家具は憧れますよね。気に入ったアンティーク家具を見つけても、値段が高く手が届かなかったりとなかなか手に入らないものです。そんな時は本物のアンティーク家具はあきらめて、アンティークの雰囲気を出せる小物やファブリックを使ったアンティークのインテリアコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

まずはご自分が好きなアンティークのスタイルを絞ってみましょう。ナチュラルで素朴な感じのアンティークなのか、華やかでエレガントなアンティークなのか、経年劣化をイメージさせるようなシャビーシックでオシャレなアンティークなのか……。それによってやり方も変わってくるのですが、今回の記事では最近流行っているシャビーシックなアンティークを例にコーディネートを挙げてみますね。

なお、シャビーシックとは、シャビ―(着古した、みすぼらしいなど)とシック(上品、あか抜けたなど)の造語であり、古めかしくも上品さがあるスタイルのことを指し、有名モデルや女優で今人気があるインテリアジャンルとなります。

 

シャビーシックなアンティークなら気軽に取り入れられる

実際、オシャレな街と言われるところの、入った瞬間「わあ、オシャレ」と思ってしまうようなカフェやショップではこのシャビーシックなインテリアを取り入れていることが多いんですよ。新品でピカピカしたものにはない味わいや安らぎ、今はもう作れない手仕事のあたたかみがあるんですよね。

アンティークのインテリアは一見難易度が高そうですが、シャビーシックの場合は、様々なスタイルのものが点在していても色調を統一することとで馴染んでしまうんです。また、家具や小物をDIYで塗り替えする時も、粗があっても、それこそシャビーシックになるので、不器用さんでもOK、以外に取り入れやすいコーデなんですよ。

シャビーシックなアンティークコーディネイトのポイントは色味です。彩度が低い色味が基本になりますので、家具や壁、リネン類は、グレーやホワイトをベースにしましょう。色を入れたいのであれば、ほんの少しだけ、水色、ペパーミントグリーンやチョコレート、サーモンピンクなどを使うのがおすすめ。

また、天井の素材や照明がイマイチな場合、薄いペールトーンやグレイッシュな薄い布でドレープを作って張ることで、お部屋全体を天蓋に包んだようになり、アンティーク風になります。なお、照明をシャンデリアに替えられる方は、布天井でシャンデリアをつけると、とても雰囲気が出せるのでぜひお試しあれ。

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小物使いでさらにアンティーク感を高める

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鏡や電気スタンドなど、ポイントになるアイテムがあるとお部屋の方向性が決まります。特におすすめなのが鏡。大きな鏡は部屋を広く見せてくれますし、アンティーク風の曲線を使ったデザインのものや、それこそシャビーシックな塗装を施したものがありますので、お部屋の主役に置いてみると気分があがります。

また、お手持ちの家具、たとえば、シンプルなホワイトボックスにも、アンティーク風な箱を入れると雰囲気が出てきますし、棚の上に色調を統一したアンティーク風の写真立てや小物を並べてみてもいいでしょう。壁に加工が出来る方なら、アンティーク調アイアンの飾り棚を取り付けるのもおすすめ。シャビーシックはアイアンとも親和性が高いんですよ。

ご自分で、ペンキ塗りに挑戦しても面白いと思いますが、予算に余裕があれば、これぞシャビーシックといった棚やボードを置いてみると良いでしょう。ある程度お部屋のベースが出来上がったら、壁にドライフラワーの花束を等間隔で吊るしたり、観葉植物のお世話をする水差しやバケツなどをブリキで揃えてなんとなく放置しておいても、しっくりしてしまいます。生理整頓が苦手な人にもありがたいですね。

今回はアンティーク家具を使わずに小物を使ったシャビーシックのアンティークコーデをご紹介しましたが、小物なら少しずつ変えていける面白さもありますので、ぜひお試しください。

 

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