modern_ex 参考にしたい流行りのモダンインテリアのコーディネート実例集

参考にしたい流行りのモダンインテリアのコーディネート実例集

意外と多彩なモダンインテリアの種類あれこれ

近年、インテリアコーディネートのなかでも特に人気の高いモダンインテリア。
モダンインテリアやモダンスタイルという言葉は、インテリア雑誌やウェブサイトを見ているとよく目にしますが、具体的にどのようなインテリアスタイルなのでしょうか?モダンインテリアは、

洗礼された大人の空間

として日本だけでなく世界各国で人気があり、高級ホテルやオフィスなどでも取り入れられている万能なコーディネートスタイル。シンプルかつシャープな印象のインテリアです。

モダンという言葉は現代的や近代的という意味とされますが、時代としては西洋の18世紀末からおおよそ20世紀前半を指して使われることが多いようです。インテリアの歴史のなかでは、それまでの多くの装飾を施した華美なデザインにとらわれず、新しい材料として鉄やガラスなど使い直線的で無機質な家具などで構成された、

生活感を感じさせない洗練されたスタイル

の家具が登場してきました。
これらを指して「モダンスタイル」と呼ばれ、現代の地位を確立したと言えます。

このモダンスタイルは、国の文化や時代の移り変わりとともに広がりを見せ、

・ナチュラルモダン
・ラグジュアリーモダン
・アーバンモダン
・和モダン
・北欧モダン

といった、さまざまなテイストが生まれてきました。

今回の記事では、そんなさまざまなモダンスタイルの特徴や違いについて実例を交えてご紹介します。
モダンスタイルの特徴であるシンプルかつ機能的なデザインは共通していても、テイストが違えば配色も異なり、もたらす雰囲気もまったく異なります。また、モダンスタイルは

色のバランスやレイアウトが重要

ですので、今回ご紹介する流行りのコーディネート実例集を参考にしてみてください。
この先進的なモダンインテリアを取り入れて、ワンランク上の都会的な暮らしを実現しましょう。

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生活感を見せない都会的なアーバンモダンが人気

上記でご紹介したとおり、モダンスタイルにはさまざまなテイストがありますので、まずはそのテイストの種類と特徴について見ていきましょう。

≪ナチュラルモダン≫

ナチュラルモダンモダンスタイルが全般的にクールさを強調するなか、ナチュラルモダンスタイルについては自然素材の家具やアースカラーの配色をスタイリッシュにまとめたコーディネートスタイル。部屋全体の温かみを残しつつ、明るくオシャレな空間を演出できるのが特徴です。

≪ラグジュアリーモダン≫

ラグジュアリーモダンエグゼクティブにふさわしいラグジュアリーな空間を演出するコーディネートで、一目見て豪華さが伝わるのが特徴。都心部の高級ホテルの客室などにも採用される都会的なスタイルで、ダークブラウンやブラックを基調とした配色が特徴です。

≪アーバンモダン≫

アーバンモダン生活感を極力排除したアーバンモダンは、一歩間違えるとクールな印象が強いインテリアになりがちですが、柔らかい質感やフォルム、光の要素などを組み合わせればクールの中に温かみを加えることができます。家具はシンプルなフォルム、色はグレイッシュなものをチョイスするのがポイントです。

≪スタイリッシュモダン≫

スタイリッシュモダン主にホワイトやグレーなどを基調カラーとし、部屋全体にゆとりを持たせたレイアウトが特徴のスタイリッシュモダン。もちろん、家具などのコンポーネントは直線的なデザインを中心に配置し、生活感を感じさせずにゆとりある空間を満喫できるスタイル。

≪和モダン≫

北欧モダン和テイストを随所に感じさせつつ、近代的な家具やレイアウトを考慮したコーディネートスタイル。必ずしも畳や襖といった日本家屋独特のパーツを配置する必要はないものの、日本人にとってはなぜか落ち着きや懐かしさを感じさせるイメージが特徴。

≪北欧モダン≫

北欧モダン北欧スタイルならではの天然素材を活かした大型家具や、鮮やかな色味が特徴のファブリックソファなど、いつまでもその場所にいたくなるような空間に仕上げるのがポイント。グレー・白のモノトーンカラーに緑や赤などの指し色を上手く取り入れ、アクセントを付けるのが定番。

≪クラシックモダン≫

クラシックモダン都会的なイメージのアーバンモダンに対して、古典的な要素と現代的な要素をミックスしたのがクラシックモダン。直線的でスタイリッシュな家具にとらわれず、装飾を施したクラシカルな家具と現代的なガラスやアイアン家具を上手に組み合わせた独特のスタイルです。

 

こちらでご紹介したモダンスタイルは、あくまで定番的なスタイルであり、他にもミッドセンチュリーやシンプルモダンなど、たくさんのモダンスタイルがあります。

複雑なスタイルほどコーディネートの難易度は高まりますが、初めのうちは定番的なスタイルで良いので、実際のお部屋がどのように生まれ変わり、どのような居心地や雰囲気が得られるかを体験してみることから始めましょう。

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クールの中に温かみを残す、定番の北欧モダンの作り方

参考にしたい流行りのモダンインテリアのコーディネート実例集2

モダンインテリアにおいては、「スタイリッシュでクール」という印象が先行してしまっていますが、上記のようにナチュラルモダンや北欧モダンなどは、天然素材を活かして温かみを残したコーディネートスタイルですので、モダンテイストでも安らぎと落ち着きの空間に仕上げることもできます。

より生活感を押さえ、都会的やエグゼクティブ感を出したいのであればアーバンモダンやスタイリッシュモダンといったスタイルがおすすめですが、スタイリッシュの中にも安らぎや温かさを求めるなら、ナチュラルモダンや人気の北欧モダンがおすすめ。

今回はそんな人気の北欧モダンにフォーカスし、その作り方のポイントをご紹介します。

クールさを強調したモダンスタイルとは一線を画した温かみを感じさせる北欧モダン。スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなど、日本ではあまり馴染みがないようにも思えますが、住空間については相通ずるものが多いようで、日本国内でも人気のコーディネートのひとつです。

そんな北欧モダンの作り方のポイントは3つ。

・木の温もりを感じる木製家具
・配色は原色ではなく浅い色調のペールトーン
・観葉植物をレイアウト

北欧家具は曲線がとても美しく、使いやすく機能的に作られています。木の丸みを生かした木製家具は室内全体を柔らかい印象にし、他の直線的な特徴のモダンスタイルとは対象的です。木製家具の色は、部屋全体が明るい印象であれば木肌の色に近いベージュ系。ダーク系の室内ならダークブラウン系の家具でまとめましょう。

また、北欧モダンの配色は、原色も良く合うのですが淡い色味のペールトーンにしてはいかがでしょう。北欧のファブリックといえば、フィンランドのブランド「マリメッコ」の原色使いの大柄などが有名ですが、もし、よりシンプルなモダンテイストに仕上げたいとお考えなら、淡いブルーやグリーンでクールさを演出するのがポイントです。

インテリアの配色がアイボリーやグレーでまとめられている場合には、空間を引き締めるために観葉植物のグリーンをプラスしましょう。観葉植物はこまめな手入れが必要としないものや日陰でも育つものなどもあり、自然のグリーンは北欧モダンとも抜群の相性です。

いかがでしたでしょうか?

今回はモダンインテリアの特徴とテイストによる違いをご紹介いたしました。同じモダンスタイルといっても、テイストの違いで受け取る印象は大きく異なりますので、どのようなスタイルに仕上げたいかを、事前にしっかりと決めておくことが大切です。

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監修者情報

家具インテリア・寝具のWEBサイト「Seiloo」「SHOPNAVI」「MyGallery」などを運営する株式会社ヘヤゴトの編集長。家具のプロとして、皆様の生活に役立つ情報を発信しております。

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