すてきなインテリアコーディネートを目指しても、なかなか思い通りにならないこともありますね。同じシリーズの家具で揃えたのになぜかしっくりこないなど、もしかしたら他のアイテムがそのスタイルに合っていないのかもしれません。
インテリアのスタイルは
・北欧スタイル
・アジアンスタイル
・モダンスタイル
・ナチュラルスタイル
・カントリースタイル
・インダストリアルスタイル
・和風スタイル
など、さまざまなあり、ひとつのスタイルを決めることがコーディネートの基礎となります。ひとつのスタイルを決めて、それに合わせてコーディネートすることにより室内に統一感を与え、部屋全体にまとまりが生まれます。
そこで今回は、インテリアコーディネートの基礎知識として、北欧・アジアン・モダンの3つのインテリアスタイルについてご紹介します。
北欧スタイル
北欧とは、ヨーロッパの北に位置するノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランドなどの国々をさし、北欧スタイルとはそこで作られたデザインの総称です。この地域は冬が長く日照時間は短いために、古くから室内に温かみを与えるような家具作りをしているために、自然素材をテーマに取り入れたものが多く、木を活かしたシンプルでナチュラルな家具や、花や果物などの自然をモチーフにした大胆な模様でカラフルなファブリックが特徴として挙げられます。
大柄模様のファブリックはインテリアのポイントとして活用され、シンプルでナチュラルなインテリアは日本の住宅にもマッチしやすく、定番の人気インテリアスタイルです。なお、北欧ならではのシンプルで機能的なデザインと良いものを長く使うという文化は、日本文化にも共通しているのが人気の秘密かもしれません。
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アジアンスタイル
インドネシアやタイ、中国やベトナムなどで作られたデザインの総称となり、世界三大銘木のひとつであるチークや、ツル性植物などの自然素材や織物を材料とした家具が特徴。落ち着いたカラーと温かみの感じる雰囲気はアジアンリゾート地のような空間を漂わせられるでしょう。
部屋の色はナチュラルなブラウン系でまとめ、オレンジやレッドなどの配色の織物をチョイスすれば、アジアンスタイルを作り上げられます。また、大きな切り込みの入った葉のモンステラやトロピカルな印象のケンチャヤシなどの観葉植物を配置するのもおすすめ。ただし、金属やプラスティックなどの素材を入れないようにすることがポイントです。
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モダンスタイル
モダンとは古典的なデザインから新しいデザインを生み出した20世紀序盤からの建築様式をさし、インテリアにおいては装飾の少ないシンプルかつ直線的なラインで統一されたスタイルです。余計な装飾がなく木材や金属に丸みを帯びたインテリアや、木製の天板にアイアンの脚を組み合わせた異素材のテーブルなどがあります。
なお、モダンスタイルには、華さや高級感をプラスしたラグジュアリーモダン、畳や障子のある部屋にチェアなどを使用する和モダンなど、さまざまなテイストがあります。簡単にモダンスタイルの部屋にするには、色見を抑えたモノトーンカラーや落ち着いた同系色でまとめ、硬質な素材の家具を配置すればモダンな印象を与えられるでしょう。
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試してみたいと思うインテリアスタイルはありましたか。
インテリアコーディネートの基本は、ひとつのスタイルを決めることがポイントです。ひとつのスタイルが決まったら、さっそく模様替えをしてみませんか。整理整頓が苦手なあなたも、模様替えした新たな生活をすることにより、今までの暮らしがガラリと変わるかもしれませんよ。