trunk-table アンティーク基調のコーデが相性抜群のトランクテーブル

意外と知られていないトランクテーブルの活用術

当サイトをご覧の皆さんは、トランクテーブルという存在をご存じでしょうか?その名の通り、トランクテーブルとは大型トランクを模したリビングテーブルのことで、製品によっては本当にトランクとして使っていたものをリフ ォームしてテーブルにしたものもあれば、トランクに足を付けたものまで多彩にあります。現代では、旅行や出張と言えばキャスターのついたキャリーケースが一般的ではありますが、1900 年代初頭における長距離移動は船での移動手段しかなかったため、こうした大型のトランクケースを抱え、船旅を楽しむのが主流だったと言われています。

その大型のトランクケースですが、その多くが非常に丈夫に作られていたことから、現代でもアンティーク製品として当時のままの状態で入手可能なものが多数出回っております。とは言え、現代では大型トランク自体の使用用途に乏しいことから、これら製品をリユースする動きが強まり、そうした流れのなかで生まれたのがトランクテーブルです。昔の活躍した無骨なデザインのトランクを、そのままテーブルの天板にさせてしまったかのような奇抜なデザインが特徴で、なかにはトランクを閉じるロックや握りの部分がそのまま残っているものもあります。

英国伝統の本革チェスターフィールドソファとのマッチングが抜群

リビングにおいてリビングテーブルとして活用するもよし、製品によってはトランク本来の機能となる収納として使えるものもあり、気持ち的にも「何が入っているのかな?」と開けたくなるようなデザインが特徴。コーディネートとしては、その組み合わせは多少なりとも限定されますが、言うまでもなくアンティーク製品となりますので、アンティーク家具を中心としたコーディネートや古材系インテリアとのマッチングは抜群です。掲載写真の商品はブラウン基調の皮製品ではありますが、リフォームされたトランクテーブルには、漆黒のトランクボックスや四隅をシルバーの金具で補強したデザインのもの、柄や装飾を施したものなど、多彩なラインナップがありますので、お部屋の雰囲気を問わず様々なシーンでの活用が可能です。

ただし、当時のトランクケースをそのまま再現しているため、コンパクトなサイズの製品が少なく、ベッドサイドのちょっとしたテーブルなどには活用しにくいのが本音。またテーブルのみでトランクとして活用できないものについては、そのぶんデッドスペースとなってしまいます。あまり移動する頻度も多くないかもしれませんが、移動させることを考慮するとキャスター付きのトランクテーブルが便利です。インテリアの雰囲気としては、アンテ ィークを基調とした英スタイルとのマッチングが良く、英国伝統のクラシックデザインとなるチェスターフィールドソファとの組み合わせが、見た目のフォルムを考慮しても抜群です。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

住生活を豊かにする家具の情報をみんなに共有しよう!