使用頻度が低くても、なくてはならないリビングテーブル
リビングにおけるインテリアコーディネートを考えた時、最初に購入を検討するのが
・ソファ
・リビングテーブル
・テレビボード
などが挙げられ、そのなかでもリビングテーブルやテレビボードにおいては、ソファのテイストや色味に合わせて揃えることが多い傾向にあります。また、テレビボードなどの収納系キャビネットなども、リビングテーブルの素材や色味に合わせる傾向があり、販売店などでもリビングセットとして販売されていることも多いようです。
リビングテーブルは、別名センターテーブルとか、タイプによってはローテーブルなどと呼ぶこともありますが、基本的にはソファの前に配置するテーブルで、実際にはそれほど使用頻度が高いわけではありませんが、
ソファとセットで切っても切り離せない存在の家具
と言っても過言ではありません。
リビングテーブルの選び方については、過去記事「▼インテリアの中心的アイテム・リビングテーブルの種類とタイプ」でもご紹介しておりますが、機能性や使い勝手を考慮する以上に、
コーディネートアイテムとして重要
という特性があり、特にリビング空間全体における配色バランスであったり、空間全体の広がりを見せるための視覚的なこうかがあったりと、
テーブルとしての機能以上の役割があるのも事実
今回は、そんなリビングテーブルを中心としたリビング空間のコーディネートテクニックのほか、近年人気の高いオシャレなリビングテーブルとそのレイアウトなどについてご紹介していきます。デザインや素材、テイストなど、どの製品も形状こそ似ていますが、与える印象は全くことなりますので、自身の思い描くコーディネートに仕上げるためのリビングテーブル選びに役立てましょう!
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空間を圧迫せずリビング全体を広く見える効果も?!
リビング空間を作る時に、ソファやテーブル、テレビボードなどのレイアウトを考慮したうえで、そのスペースに収まる商品を買い揃えるのが一般的な流れです。ソファに座った状態でテーブルに手が届くかどうか?などのチェックポイントはありますが、
部屋の広さやレイアウトによっては不要な場合も
あるのがリビングテーブルなので、やはり商品選びにおいても、
ソファありきの選択
になってしまう傾向があるのも事実です。
もちろん、物理的なスペースはどうしようもない部分でもありますので、リビングテーブルの配置によって、かなり狭くなってしまったり、動線どのものが阻害されてしまうようなら無理して配置する必要はありませんが、空間全体の配色を考慮する場合
差し色やアクセントカラーの役割
として配置することもできるうえ、床から天板までの高さが低いローテーブルは、
空間を圧迫せずにリビング全体を広く見せる効果
もあるので、リビング空間を引き締めるうえでもかなり効果の高いエレメントだということを認識しておくと良いでしょう。例えば、フローリングの色味とリビングテーブルの色味を合わせたい時に、そのまま配置すると色調的にも単調なテイストになってしまうため
異なる色味のラグを間に挟むことで調和が取りやくなります。
近年では、ソファでリラックスしながらスマホやタブレットを操作したりと生活スタイルも多様化していることで、リビングテーブルの存在意義は薄れつつあるようですが、
コーディネートのバランスや視覚効果
という観点では、しっかりと役割がありますので、その点も考慮したうえでリビングテーブル選びを検討することも大切なのです。
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人気はスタイリッシュなロータイプ&モダンな色味
リビングコーディネートにおけるリビングテーブルの効果や役割を理解したところで、いよいよ本格的にオシャレで人気の高いリビングテーブルのタイプをご紹介していきます。
近年では、人気のコーディネートがナチュラルスタイルやモダンスタイルに傾倒していることから、定番の木目が美しい天然素材のリビングテーブルや、モダン調の直線的なデザインが特徴の純白や漆黒のローテーブルが人気が高まっているようです。
ガラス天板の素材や脚部分がクロームメッキなどのリビングテーブルも、モダンスタイルを強調するのに適したプロダクトと言え、
フローリングやソファの色味などにも影響されにくい
ので、カラーコーディネートに自信のない方や初心者の方でも、違和感なく配置できるでしょう。
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また、テーブルの形状については、ソファをL字でレイアウトすることが多いため、スクエアよりレクタングルの形状が多い傾向にありますが、冒頭のイメージ画像のように、
ナチュラルなコーデであれば丸みを帯びた形状もOK!
空間全体に丸みや柔らかさを演出し、緊張感のないリラックスできる空間に仕上げることができるでしょう。この場合、リビングテーブルはモダンなデザインより、天然素材の木製テーブルの方がマッチングが良く、ナチュラルさの演出という観点でも効果的。
これらのように、リビングテーブルひとつでリビングという空間全体のバランスを整えてくれる役割がありますので、使用頻度に乏しくても、
それなりに存在意義があるリビングの中心的な存在
だということを再確認して、リビングテーブルあきりのコーディネートを心掛けてみてはいかがでしょうか?
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