「寒い冬にはかかせない」と日本の暖房器具として古くから愛されているこたつ。室内が少し寒くても、こたつに入れば手足が温まり全身ポカポカになりますよね。
寒い冬の季節だけに利用されている方もいらっしゃいますが、ヒーター部分がコンパクトなタイプや、椅子に座って使うタイプのこたつテーブルなど、シーズンを問わずに1年中利用することができるこたつが発売されています。
昔ながらの和室のこたつはもちろん、リビングルームやダイニングルームに合うおしゃれなデザインが豊富なので、季節に応じて家具を入れ替える必要もなく、収納スペースが確保できないお部屋にもオススメのアイテムです。テーブルを購入する予定なら、こたつテーブルも候補に挙げてみてはいかがですか。
今回はこのような1年を通して活用できる「こたつテーブル」をご紹介します。
こたつテーブルの活用事例
ダイニングテーブルとして、こたつテーブルを活用しよう
「ダイニングテーブルにこたつ?」とイメージがわかない方もいらっしゃるとは思いますが、食事の時だけでなく日頃からダイニングで過ごす時間が多い方には、ダイニングルームにはこたつがオススメです。
ダイニングチェアと組み合わせても、高さのあるソファと組み合わせても、思いの外しっくりくることもあり、布団カバー1つで部屋の雰囲気も変わるので部屋の模様替えにも最適。
こたつに入ると暖かくて動くことが面倒になり、つい横になり眠ってしまいがちですが、ダイニングチェアの場合は横になれないため「気づいたら朝になっていた!」なんてことも防げますね。
リビングのセンターテーブルとして、こたつテーブルを活用
「畳にこたつ」のイメージに近い使い方のできる、高さの低いこたつはセンターテーブルに最適。リビングの中心に位置するセンターテーブルは、ソファと共に快適なリラックスタイムのための必需品ですが、寒い季節は天板の下に布団をかけて「こたつ」として利用してみませんか。
ローソファや座椅子と組み合わせて使用してもいいですし、友人を誘ってお鍋パーティーなどこたつを囲んで楽しい時間を過ごすものいいですね。
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どんな種類のこたつテーブルがあるの?
布団レスのこたつ
こたつに欠かせないのが布団。掛け布団とこたつの下に敷くマット次第でこたつの温かみが違う大切な存在の布団ですが、近年発売されているこたつには掛け布団が不要なものもあります。
テーブルの下に赤外線ヒーターを取り付けたような構造のこたつには掛け布団は不要ですので、こたつの掃除も楽になりますね。
長さ調節可能なこたつ
テーブル下の足元のペダルを踏むと高さ調節が可能なものや、継ぎ脚で高さ調節が可能なものなどがあります。高さ調節が可能であれば、ダイニングチェアやソファとの組み合わせも抜群。
1人用のサイズでしたら、ワークデスクやお子さまの背の高さに合わせた学習机として活用するのもオススメです。
天板がリバーシブルのこたつ
こたつテーブルの天板には、両面使えるリバーシブル仕様のものがあります。気分の合わせて裏返すと簡単に雰囲気を変えることができます。模様替えにも便利なリバーシブルなので、片面だけのものよりお得感が増しますね。
脚を折りたためるこたつ
脚を折りたためないイメージのこたつですが、折りたたんで収納できるものがあります。折りたたむことのできるこたつはコンパクトになるので、省スペースな収納にも最適です。
フラットヒーターのこたつ
昔ながらのこたつには、こたつの中心にヒーターの出っ張りがあるため、ヒーターに足が当たることもしばしば。薄型のカーボンヒーターやパネルヒートのこたつなら、足元にヒーターが当たることを気にすることなく快適に過ごせます。
今回はこたつテーブルについてご紹介しました。節電にも効果的とされるこたつをオールシーズン活用しましょう。アイアン脚の古材風のこたつテーブルや北欧テイストのこたつなど、豊富なデザインからお好みのこたつを見つけてみませんか。