福岡県大川市は木工関連産業や商業施設が多数集積しており、町を少し歩けば至るところに家具関係の施設が並んでいます。大川市の伝統工芸である大川彫刻や大川組子、大川総桐箪笥や掛川織などは福岡県指定特産工芸品として認定されており、日本の伝統を受け継ぐ匠が今もなお大川市の産業を支え発展させています。
大川市役所近くのいちょう通り沿いから一本筋を入った所に丸庄のショールーム「FFCイムウッドギャラリー」はあります。

福岡県大川市に工場を構える家具メーカーの丸庄は、世界三大銘木のひとつであるウォールナット材を使用して独自の技術で木目を美しく見せる加工を施し、さまざまなオリジナリティあふれる家具を製作しています。
丸庄が提案するショールーム「FFCイムウッドギャラリー」にはＦＦＣ処理と呼ばれる特殊な技術で化学物質を無害化した安全で健康的な木材を使用して作られたダイニングテーブルやチェア、キャビネットなどの箱物家具からソファなど、多彩にラインナップ。
丸庄のオリジナル加工技術、木の表面に自然な波形の凸凹を付ける「ウェーブ加工」を施されたＴＶボードや、無垢の木が持つ節や入り皮を生かしたデザインが特徴的な家具など、木材が持つ本来の素材を表現したアイテムを多数展示しています。

ショールームへは西鉄天神大牟田線蒲池駅から車で10分ほど。水曜は定休日です。木材の特徴、扱い方を知り尽くした丸庄だからこそ出来るデザインの家具は他では手に入らない逸品です。