羽毛布団の優れた素材3つのポイント・・・
ポイント1:水鳥の出井はグース(がちょう)が優れている
同じ水鳥でもグース(がちょう)とダック(あひる)とでは品質が大きく異なります。グースはダックに比べて体が大きくひとつひとつのダウンも繊細で大きく保温性に優れ、丈夫で長持ちします。また、品質の良いグースの羽毛を採取するためには高緯度の寒い地域で、ハンドピック(手摘み)されたものに限られます。ダックの多くは中国などの比較的暖かい地域で食用に飼育されています。京都西川の羽毛布団は、ダック(あひる)ではなくグース(がちょう)を使用しております(羽毛の最高級品、アイダーダックは除く)。
ポイント2:寒い地方の羽毛を使用!
羽毛は、北緯 50°前後に位置する産地のグースが高品質といわれています。それは、寒さから身を守る防寒機能が優れており、羽毛ふとんに使用されたときにもその優れた保温機能を発揮するからです。
ポイント3:十分に成熟したダウンを使用
未成熟な羽毛は小さく羽枝が不揃いなため、空気を十分含むことができません。したがって弾力がなく保温力に乏しいものになります。このようなダウンを使っているものはいくらダウン率が高くてもよい羽毛ふとんとはいえません。
羽毛ふとんの品質の目安のひとつに「かさ高表示」があります。
これはダウンの品質を数字で表した場合、最も信頼できるもので、もちろんかさ高数値が高ければ高いほど、ダウンの品質がよいものとされています。
最高級羽毛、アイダーダッグの羽毛布団って知ってる?!
極寒の大自然、アイスランドやグリーンランド地方の海岸にのみ生息するアイダ-ダック(毛綿鴨)。
厳しい寒さから体温をまもるため、全身を覆う羽毛は特にフワフワと、弾力性にとみ保温性にすぐれており、超高級品として世界に比べるものがないと言われています。このアイダーダックのダウンの大きな特徴は、一般のダウンが直接水鳥から採取されるのに対し、アイダ一ダックの巣から採取されるということです。
アイダ-ダックは、この巣の中に自らの胸から取った素晴しく良質のダウンを敷きつめ、厳しい寒さから自分達の卵やひなを守るのです。こうして無事にひな鳥が巣立ったあとで、そのダウンを採取しますが、その量は大変少量で、わずか 20g ほど。その上アイダーダック自身が大変厳しい法律によって保護されているため、年間 2,000kg 以上のダウンの確保は大変困難で、希少価値の高いものとなっています。また、ダウンの採取方法や清浄方法も熟練の専門家によって丁寧に、時間をたっぷりかけて行なわれるため、その素晴らしい特徴や品質が損なわれることがありません。
京都西川の羽毛布団には、厳しい品質管理をされたアイダーダックの羽毛が使われています。
「より快適に」「より清潔に」をモットーにした徹底的な安眠へのこだわりです。