walnat ウォールナット材のサイドテーブルの選び方とメンテナンス

ウォールナット材のサイドテーブルとは

重厚な雰囲気で高級感のあるダークブラウンのウォールナット材の家具は、今も昔も人気なインテリアのアイテム。クルミ科の植物・ウォールナットは、古くから家具や建材などによく使われる木材でアメリカ大統領の演説台にも採用されている高級木材。他の木材にはない紫色を帯びた暗褐色の色合いと木目の美しさが魅力で、家具の全てをウォールナットで統一する方もいらっしゃるほど。

ウォールナット材の特長は

・硬いために、衝撃に強く耐久性に優れている
・湿度などにより狂いが生じにくい
・紫を帯びた暗い褐色の美しい木の色
・ツルツルとした触り心地

などが挙げられます。

中でも、ウォールナット材の、紫色を帯びた黒褐色の美しい色味は最大の魅力。
この暗い色は紫外線を浴びることで徐々に明るく変化し、黄色味を帯びた茶褐色にになっていくのですが、

この経年変化も木材と長く付き合っていく楽しみのひとつ

です。さらに、適度な硬さと堅牢な性質は狂いが少なく、優れた加工性を持つため、細かい彫刻も施すことができるので、さまざまな高級家具に用いられています。

このように数多くの魅力が存在するウォールナット材の家具ですが、一方で相対的に価格が高いというデメリットも・・・。ウォールナット材の一枚板のダイニングテーブルはおいそれと手の出る価格ではないんですよね。

もっとも、ダイニングテーブルよりもサイズの小さなサイドテーブルなら、

ぐっと身近な価格で手に入れやすい

ので、ウォールナット材家具の入門にはもってこい!
ウォールナット材自体はとても強度があり末永く使えることや、どんなインテリアにもマッチして空間に落ち着きや安らぎを与えてくれる素材として古くから高い人気を誇っているなど、さまざまなメリットがあります。ウォールナットの高級家具ともなると、掃除やメンテなど気を使ってしまいがちになりますが、サイドテーブルであれば日常的に使えますし、ソファやベッドの横などへ気軽に持ち運びもしやすいでしょう。

脇役的存在と思われがちなサイドテーブルですが、ウォールナット材は存在感があるので、部屋の印象を上質なものに変えてくれます。憧れのウォールナット材の家具の購入で失敗しないための、ウォールナット材のサイドテーブルの選び方、またお手入れ方法を紹介します。

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ウォールナット材のサイドテーブルの選び方

サイドテーブルの使い道はさまざまな用途があるためサイズや大きさなどは多種多様。でも、デザインにおいては、ウォールナット材のサイドテーブルは素材の魅力を引き立たせるようなシンプルなものが多いんです。

これはウォールナット材に限らないのですが、サイドテーブルを選ぶ際には、

・リビングテーブルの代わりに使う
・ソファやベッドの横で使う
・小物のディスプレイ用に使う

どのような用途で使用するかがポイントとなりますので、ソファやベッドサイドで使用するのか、飾り棚として活用したいのかを明確にしましょう。

また、木製の家具の仕上げには木の美しさを際立たせたり、傷や汚れ防止などのために塗装を行ないますが、その塗装の種類により家具の印象は大きく変化します。またお手入れ方法も異なりますので、ウォールナット材のサイドテーブルを選ぶ際にはデザインだけでなく塗装方法のチェックも忘れずに。

高級木材であるウォールナットは使い捨てではなく、育てていく楽しみのある木材ですので、しっかりお手入れして長く付き合っていきたいものです。

ウレタン塗装

ツルツル・ツヤツヤが特徴のプラスチック樹脂系のウレタン樹脂で家具の表面をコーティングする方法。販売されている家具の半数はウレタン塗装といわれるほど一般的な加工方法で、水や汚れを弾き、水拭きできるのが特徴です。傷つきにくく、もちろんメンテナンスは不要。

オイル塗装

木材の風合いをそのまま生かした塗装方法で、植物由来のオイルを主原料とした塗料を家具に染み込ませて表面を仕上げた塗装。ウレタン塗装のように表面はコーティングされないため、汚れや傷がつきやすく、定期的なメンテナンスが必要ですが、経年変化を楽しめるため通好みの塗装方法。

UV塗装

ツヤ感を生かしたモダンな家具などに塗装されるUV塗装は、紫外線により塗膜が硬化する樹脂塗料で家具をコーティングします。ウレタン塗装よりも硬く耐久性もあり、テカテカした光沢感のある仕上がりになります。

ラッカー塗装

ウレタンをシンナー等で薄めた溶液で、木の表面に薄い膜を作る塗装方法。ウレタン塗装よりも塗膜が薄く耐水性や耐傷性の強度は落ちますが、木の質感を活かし、独特のツヤを出すことができます。

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ウォールナット材のサイドテーブルのお手入れ方法

ウォールナット材などの天然木の家具は水や汚れに弱いためウレタン塗装などのお手入れ不要のもの以外は、定期的なメンテンナンスが必要となりますが、手を加えた分だけ、より長持ちし、美しくなるものです。

100年以上経過したものをアンティーク家具と呼ぶように、天然木家具は正しい手入れを行えば、3世代以上、100年に渡って使い継ぐことができるのです。そんな財産ともなるようなウォールナット家具の、オイル塗装とウレタン塗装のお手入れ方法を紹介します。

オイル塗装のお手入れ方法

・日々のお手入れ
水分がしみこみやすくシミになりやすいため、水滴や汚れなどはすぐに乾いた布巾でふき取りましょう。

・定期的なお手入れ(オイルメンテナンス)
1、乾いた布巾で表面の汚れなどをふきとりましょう。
2、布巾に家具用オイルをつけ、木目に沿ってにまんべんなく塗ります。
3、10分程度なじませて、乾いた布巾で余分なオイルをふき取ります。
4、べたつきがなくなるまで乾燥させます。

ウレタン塗装のお手入れ方法

・日々のお手入れ
水拭きでも乾拭きでもOKですが、水拭きなら固く絞ったものにしましょう。

・定期的なお手入れ(汚れがひどい場合)
特段なメンテナンスは不要ですが、汚れが落ちない場合は以下の手順でお手入れしましょう。
1、 中性洗剤を100倍くらいに薄めた溶液を布に含ませて固く絞り、汚れを拭きます。
2、 乾いた布で洗剤が残らないようにふき取ります。

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いかがでしたか。ひとつ取り入れるだけで、部屋を上質な雰囲気にしてくれるウォールナット材の家具。サイドテーブルなら手軽に置けるのでぜひ取り入れてみてくださいね。

 

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