敷くだけで部屋の雰囲気をガラリと変えられるカーペットや絨毯。冷えを防ぎ、足音を抑えるなどの役割もあり、くつろぎの空間に欠かせないアイテムです。
ただ、ウールやポリエステルなどの素材や、サイズの違いがあり、どのように選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、カーペット&絨毯の選び方と、おすすめのメーカーを紹介します。お気に入りを見つけて、お家時間が楽しくなる、居心地のいい環境を作りましょう。
カーペット・絨毯とラグマットの違いは?
床に敷くアイテムには、カーペット・絨毯・ラグマットがありますが、それぞれの違いをご存じですか?
一般的にカーペットと絨毯は床全体を覆う敷物、ラグマットは床の一部に使用する比較的小さな敷物を指します。
また、カーペットを日本語に訳すと絨毯なので、これらは同じ意味の言葉です。そのため、カーペットと絨毯という商品名の違いで悩む必要はありません。
カーペット・絨毯の買替え時期とは?
カーペットや絨毯の寿命は、使用頻度によって大きく差が出ます。家族が頻繁に集まるリビングで使用すれば消耗が早く、2~3年で寿命を迎えることがありますが、来客時しか使わない部屋なら10年以上長持ちすることもあります。
では、寿命はどのように判断すれば良いのでしょうか。ここでは、買替えの目安を3つ紹介します。
汚れやほつれが目立ってきた
ダイニングなどの、よく飲食する部屋で使用する場合、食べこぼしによる汚れが付きやすいものです。
カレーやコーヒー、ワインなどの汚れはしつこく、完全には拭き取れずシミになる場合があります。ほかにもお子さんがお絵描きに使うクレヨンや、ペットの毛など、日常に汚れの原因はたくさん。使い続けるうちに布が破れたり、縫い目が緩んでほつれたりすることもあります。
それらの汚れやほつれが遠目からも目立つようになれば、買替えの目安です。
色あせてきた
毎日目にするカーペットは、色の変化になかなか気付かないものですが、とくに日当たりの良い場所で使っている場合は、少しずつ色あせてくることがあります。色が薄くなると、安っぽく、古ぼけた印象を与えるので、買替えを検討しましょう。
弾力や柔軟性が無くなってきた
購入当初は中綿がふわふわ、長い毛はサラサラで、ウレタンに弾力がありますが、使ううちに少しずつへたってきます。
カーペットには、衝撃を吸収する、足音を抑えるなどの役割があり、それらを発揮できなくなったら寿命です。踏んだ時に床の硬さを感じ、足音が気になり出したら買替えが必要です。
では、カーペットを少しでも長持ちさせるには、どのようにすればよいのでしょうか。ポイントを2つ紹介します。
日々のお手入れ
最も大切なのは、こまめなお手入れです。とくに毛足が長いものはホコリや汚れが絡まりやすいので、掃除機でしっかり吸い取りましょう。毛並みに逆らって掃除機をかけると、奥のホコリも吸い取りやすく、毛がへたるのを防げます。
食べこぼしなどの汚れは、早めに中性洗剤などでシミ抜きすれば、きれいに落ちるかもしれません。シミ抜きに対応したクリーニング業者もあるので、家庭で対処しきれない場合は利用してみてください。
複数枚を交換しながら使う
面積の広いカーペットは、交換するのが大変かもしれませんが、お気に入りでどうしても長持ちさせたい場合は、複数枚を使い分けることもひとつの方法です。1枚をクリーニングに出している間の予備にもなり、雰囲気の異なるものを持っておけば模様替えを楽しめます。
失敗しない選び方のポイント
使用する場所・部屋からイメージを膨らます
カーペットや絨毯は、どこで使うのかを決めてから購入しましょう。
リビングなど家族みんなが集う癒しの空間なら、明るく優しいデザインのものがぴったり。ダイニングなど、頻繁に椅子を引いたり、食べこぼしたりと消耗が激しくなりそうな場所なら、耐久性の高さを重視したほうが良いかもしれません。
よくお子さんが寝転がって遊んでいる場所には、弾力性に優れたものや、毛足が長く肌触りがなめらかな素材を選ぶと良いでしょう。
このように使用場所や部屋を明確にし、普段その空間でどのように過ごしているのか、過ごしたいのかイメージを膨らませると、最適なカーペットや絨毯が見つかりやすくなります。
サイズを決める
カーペットのサイズを「だいたいこのくらいかな?」と、感覚で選んでしまうと、大きすぎたり小さすぎたりと、後悔に繋がります。
サイズ選びで重要なのは、事前の正確な採寸。採寸とは、「縦〇cm×横〇cm」のように、メジャーを使って測ることです。
採寸をせずに「〇畳」という表記だけに頼ってしまうと、失敗しやすいので要注意。実は畳のサイズは地域や建物によって違うため、いざ敷いてみたらサイズが合わないという事態に陥りがちです。
部屋全面に敷く場合は、部屋の隅に柱などのでっぱりが無いかも確認しましょう。
柱の形にぴったり沿うように敷きたいなら、オーダーカットに対応してくれる業者を選ぶか、家庭でカット可能なタイプを選びましょう。また、ひと回り小さいサイズを選び、端に余白を残すのも失敗を回避する方法です。
ソファやテレビボード、ベッドなどの大きめな家具がある場合、それらの下にも敷くか、避けるのかを決める必要があります。家具の重みで床が傷つくことを防ぎたいなら、敷いた方が安全です。避けるなら家具の配置を考えて、小さめのカーペットを選ぶのがおすすめです。
敷いたときの様子を具体的にイメージしたい方は、新聞紙などを敷いてサイズ感を確かめてみることをおすすめします。
購入したいサイズの大きさにカットし、カーペットのように敷いてみましょう。「全面に敷くと、思っていたより圧迫感が出そう」など、新たな気づきが得られるかもしれません。
コーディネートに合うカラー・柄を選ぶ
カーペットは床面積を広く占めるぶん、部屋全体の雰囲気にも影響します。カラーや柄はカーペット単独で考えるのではなく、天井や家具の色合いも含めて、慎重に考えることが重要です。
【カラー】
カラーは一般的に、ベース・メイン・アクセントの3つのタイプがあります。
ベースは壁や天井、床などの部屋の大部分を占めるカラーのことで、インテリアの軸になります。メインはソファやテーブル、カーテンなどの、大きめな家具のカラー。アクセントは、クッションやランチョンマットなど小物のカラーを指します。
カーペットはベース、もしくはメインに分類されるアイテムです。コーディネートに迷ったら、壁や家具の色合いに寄せてみると、きれいにまとまります。
また、「こんな空間を作りたい」というイメージや、インテリアテーマを決めることもポイントになってきます。
カラーごとに、雰囲気の違いを説明します。
・ホワイト
部屋全体を明るく、広く見せ、清潔な印象を与える効果があります。ナチュラルや北欧テイストのインテリアにマッチし、小物のアクセントカラーが映えます。
・ベージュ
柔らかく暖かな雰囲気が、家族の団らんの場に最適なベージュ。明るい印象もあり、ホワイトに比べて汚れが目立ちにくいことが特徴です。リビングや寝室など、さまざまな部屋になじみます。
・ブラック
モダンテイストなど、クールで落ち着いた空間を作りたい方におすすめです。家具やカーテンまでブラックにしてしまうと重たい印象になるので、ホワイトやベージュの明るいカラーで組み合わせると、メリハリが生まれます。
・ブラウン
ブラックほど重たくないブラウンは、家具や壁の色と同系色でもまとまり、木製のインテリアとの相性が抜群です。高級感があり、クラシック・モダン・ヴィンテージテイストなど、シックなお部屋にぴったりです。
・グレー
ホワイトの明るさと、ブラックのクールさを合わせ持つグレー。薄めの色合いは、さまざまなカラーと相性が良く、家具や小物を引き立てます。
・ブルー
鮮やかなブルーを取り入れれば、爽やかで涼しげな印象に。ホワイトの壁紙や天井によく合います。寒色なので、夏にぴったりなカラーです。
・グリーン
芝生をイメージさせるグリーンは、屋内にいながら自然の中にいるような感覚を味わえます。目に優しいカラーで、リラックスできるでしょう。
・オレンジやピンクなどの暖色
濃い色合いだと派手になりやすいカラーですが、薄めのトーンを選べば温もりを感じさせる空間に仕上がります。可愛らしさもあり、女性におすすめです。
【柄】
シンプルな無地のカーペットはどんな部屋にも合わせやすく、初心者でも取り入れやすいでしょう。花柄やドットなどの柄入りは、おしゃれで個性的な空間を作れるぶん、上級者向けのコーディネートといえます。
柄入りのカーペットを敷く場合は、ほかの家具や小物をシンプルにするなど、柄同士がけんかしないようにバランスを考えることが大切です。
タイルカーペットを使って、部分的に柄を取り入れてアクセントにするのもアリです。タイルカーペットとは、小さめな四角型の敷物を、床に並べてカーペット状にするアイテムです。
複数のカラーや柄を自由にカスタマイズでき、自分だけのデザインを楽しめます。柄に飽きが来たら、別のタイルに交換するだけでOK。試してみたかった柄にも気軽に挑戦できますよ。
素材を決める
カーペットや絨毯には、さまざまな素材が使われています。素材の違いで質感や肌触り、お手入れのしやすさが変わるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
【天然繊維】
・羊毛(ウール)
カーペットや絨毯の素材として古くから使われている羊毛は、保温性と吸湿性が高く、オールシーズン使えます。さらに熱や汚れに強く、一度へたっても整えれば復元しやすい素材です。
羊毛を取り入れたカーペットは価格がお高めです。機能性の高さや長持ちのしやすさを重視したい方向きといえます。なお、動物の毛という性質上、毛が抜けやすいことや独特のニオイが気になる方もいるかもしれません。
・綿(コットン)
綿は吸湿性に優れ、水分をしっかり吸い取ります。汗をかきやすい方や、じめじめとした季節に最適な素材です。ふわふわとした優しい肌触りで、カーペットに寝転がりたい方におすすめ。反面、湿気がたまりやすく、縮みやすいというデメリットがあります。
・麻(リネン)
シャリッとした独特の肌触りと、涼し気な見た目が夏にふさわしい麻。吸湿性・発散性に優れており、吸った水分をため込まず外へ逃がすため、表面がサラサラな状態を保ちます。その反面、シワがつきやすく毛羽立ちやすいのが難点です。
・絹(シルク)
シルクは、カーペットや絨毯に使われる天然素材の中で、最も高級と言われています。美しい光沢感と、ずっとなでていたくなるような滑らかな触り心地が魅力です。発色が良く、色鮮やかなものが豊富に販売されています。
デリケートな素材のため、頻繁に出入りする場所より客間など、たまに使う部屋に敷いたほうが長く楽しめます。
【化学繊維】
・ナイロン
耐久性の高さを求めるなら、ナイロン製のカーペットが最適。ほかの化学繊維に比べてやや高価ですが、摩擦や汚れに強く、ホテルのカーペットにもよく採用されています。繊維を作る工程で色付けしているものが多く、洗濯しても色落ちしにくい仕様です。
・ポリエステル
良心的な価格で、カラーや柄のバリエーションが豊富なポリエステル。洗濯機に対応したものが多く、洗ってもシワが付きにくいところが魅力です。また、天然繊維と比較して毛が抜け落ちにくく、きれいな状態を保てます。
最近ではシルクやウールの質感を再現したものも増えています。「天然素材は高価で手が出せない」という方にもおすすめ。耐久性はあまり高くないので、へたってきたら買替えが必要です。
・ポリプロピレン
石油が原料で大量生産が可能な素材で、大きなカーペットでも安価な傾向にあります。軽量で収納やお手入れがしやすいうえに、摩擦に強く傷つきにくいです。
吸水性がほとんどないため、汗や湿気を吸い取らないという弱点はありますが、汚れてもサッと拭くだけで取り除けます。熱に弱く、日当たりが良すぎる場所には向いていません。
・アクリル
艶やかな光沢感があり、シルクのような質感が特徴です。虫や菌、摩擦の影響を受けにくいので、衛生面が気になる方や、長く使いたい方にもおすすめです。やや高価で、毛が抜け落ちやすい、熱に弱いなどのデメリットがあります。
機能性のカーペット・絨毯選びの重要なポイント!
心地よく使える、嬉しい機能が施されたカーペットや絨毯があります。主な機能を見ていきましょう。
滑り止め付き
裏面に滑り止めが付いていると、カーペットが設置場所からずれたり端がめくれたりしません。滑って転倒することも防げるので、お子さんや高齢の方がいるご家庭はとくに必要な機能です。
気に入った柄のカーペットに滑り止めが付いていない場合でも、市販の滑り止めシートやシールで対応できます。
防音性
マンションやアパートにお住まいだと、下の部屋に足音などの生活音が伝わらないか、気にしている方が多いと思います。
カーペットや絨毯の中には、ウレタン素材など弾性のある素材を使って防音性を高めたものがあります。音や振動を抑えたい方にうってつけです。
防炎や制電加工
万が一の火災に備えて、燃えにくいように防炎加工を施したものや、静電気を防止する制電機能がついているタイプがあります。
抗菌や防ダニ加工
こまめに掃除機をかけているつもりでも、湿気や皮脂汚れなどが原因で、菌やダニが増殖してしまうことがあります。
清潔な状態を保つためには、抗菌・防ダニ・抗カビ・防臭などの加工が施されたカーペットを選びましょう。とくにアレルギーをお持ちの方は重視したい機能です。
撥水加工
水回り周辺での使用や、ペットを飼っている環境では水汚れを弾く撥水加工のカーペットがおすすめ。万が一こぼしてもサッと拭き取るだけなのでお手入れが簡単です。
水洗い可能
せっかく購入したカーペットの上に、飲み物などをこぼしてしまったら、うんざりしますよね。そうならないためにも、家庭で水洗い可能なカーペットを選んでおくと便利です。クリーニングに出すより経済的で、清潔に使い続けられます。
とくにタイルカーペットは洗えるものが多く、汚れた部分だけ取り外せて、丸洗いする手間が省けます。洗濯機OKのカーペットもあるので、お手入れをなるべく楽にしたい方はそちらを選ぶとよいでしょう。
床暖房やホットカーペット対応
床暖房やホットカーペットと一緒に普通のカーペットを使う場合は注意が必要です。熱に弱く、溶けて変形してしまう素材を含んでいるカーペットもあるので、品質表示をチェックして、耐熱性に優れたものを選んでくださいね。
種類で選ぶ
ギャベ(ギャッベ)
ギャベはイランの伝統的な織物です。土足で使うことを前提にして頑丈に作られており、親から子、孫の代まで長く使い続けられます。
ウールを100%使用し、植物から染料を抽出した「草木染め」という方法で染め上げている、人や環境に優しい絨毯です。
ペルシャ絨毯
イランで親しまれてきた伝統工芸品で、シルクやウールなどの天然素材で作られた絨毯。ペルシャ古来の芸術や文化がデザインされており、繊細で幾何学的な模様は、インテリアのアクセントになります。
緞通(だんつう)
重厚感のある手織りの敷物で、その歴史はインドや中国が始まり。日本ヘは江戸時代ごろに伝わったとされています。
緞通は豪華で重厚感のあるデザインが魅力で、なかでも「手織緞通」は希少価値が高く、日本の職人は老舗メーカーのスミノエと、東北地方に数名しかいません。
店舗でカーペット・絨毯を買う場合のポイント
実際の触り心地を確認したり、希望ののサイズにカットしてもらうために、店舗に足を運ぶ方が多いと思います。店舗で購入する際は、以下の5点が失敗しない買い方のコツです。
店舗の雰囲気とスタッフさんの接客
まずは店内を観察してみましょう。カーペットや絨毯の売場もそれ以外も全体的に見渡せば、その店の雰囲気や商品のテイストが自分好みか分かるはずです。
そしてとくに大切なのが、スタッフさんの接客です。部屋にぴったりのカーペットを購入するためには、スタッフさんに商品の説明やカットの対応をしてもらう必要があります。説明は的確か、雑な対応になっていないか見極めましょう。
メジャーと間取り写真を持っていく
自分の部屋を採寸した情報や、間取りを撮った写真、メジャーを持参しましょう。記載されていない部分のサイズを確かめたいときや、部屋に敷いたときの様子を具体的にイメージするのに役立ちます。
採寸情報や写真があれば、スタッフさんも部屋の状態を把握しやすく、より具体的なアドバイスがもらえるかもしれません。
使い心地は実際に使用する状態で確認
見た目だけではなく、実際に手で触れて質感や肌触りをチェック。大切なのは、実際に使用する状態で確認すること。サンプルがあれば実際に歩いたり座ったりして、使用感が自分に合っているか確かめてみてください。
スタッフさんに質問してみる
「これがいいかも!」と思っても、すぐに購入を決めず、スタッフさんに説明を求めましょう。その際は、メリットだけではなく、デメリットについても聞くことが大切です。耐久性やお手入れ方法など、見た目だけでは分からない情報を教えてもらえるかもしれません。
搬入経路も要注意
カーペットや絨毯は、短辺を端から巻いた円筒のような状態で梱包・配達されることが多いです。床全体に敷くような大きいサイズを検討している方は、搬入経路の確認も忘れないようにしましょう。
エレベーターの天井につかえて庫内に入らなかったり、階段で上階に運ぶときに角を曲がりきれない場合があります。販売店に梱包の状態やサイズを聞いておくなど、余裕を持って設置場所まで運べるか事前に確認しておきましょう。
カーペット・絨毯のおすすめメーカー7選!
ハグみじゅうたん
羊毛製品に特化しており、夏は涼しく、冬は温もりを感じる絨毯を手がけています。
安心して長く使い続けられるよう、第三者機関による検査を定期的に実施。ホルマリン検査や、防炎性試験をクリアした、人や環境に優しい製品を作っています。
羊毛独特のやや硬めな質感で、裏表どちらも使える「リバーシブルシリーズ」や、毛足が長く、ふわふわ感が心地いい「てざわりシリーズ」などを展開しています。
また、ワンランク上の肌触りと耐久性を求める方には「ておりシリーズ」がおすすめです。
ハグみじゅうたんの中で最高ランクのシリーズで、職人が1枚ずつ手結びで仕上げています。艶のある質感が美しく、しっとりとした手触りです。メンテナンスが簡単なうえ、耐用年数は25〜30年と、長く使い続けられます。
サンゲツ
愛知県に本社を置く老舗のメーカーで、壁紙や床材を総合的に取り扱っています。
カーペットは、ウールやナイロン、ポリエステルやポリプロピレン製が豊富。デザインはシンプルな無地やボーダーを始め、桜やモミジなどの和柄、クラシック系など、幅広く取り揃えています。
商品にはそれぞれ軽歩行・中歩行・重歩行という表示をしています。寝室など、カーペットの使用頻度が少ない場所で使うなら軽歩行、大人数がよく歩き回る場所なら、重歩行タイプが適しています。
抗菌・防ダニ・抗ウイルス加工を施したカーペットもあり、衛生面やアレルギー対策を重視している方におすすめ。また、サンゲツのほとんどのカーペットが、消防法施行規則に基づく防炎性試験に合格しています。
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スミノエ
カーテンやカーペットで高いシェアを誇るスミノエ。ウール・綿・麻などの天然素材や、ポリエステルのカーペットを中心に販売しています。
防音・防ダニ・防炎などに加え、「トリプルフレッシュ」と呼ばれる消臭加工を施したタイプもあります。トリプルフレッシュは、ホルムアルデヒドやタバコ臭、ペット臭を吸収&分解することで、いなやニオイを防止。人や環境に無害な成分へ分解されます。
アスワン
1947年創業のアスワンは、複数のカーペットシリーズを展開しています。
「YESカーペット」は、多彩な色合いや豊富な機能で、幅広いニーズに応えるオーダーメイドカーペットです。
要注目の機能は、業界初となるハイドロ銀チタンを使用している点です。花粉や悪臭の原因物質を分解し、快適な環境を作ります。
また、PTT繊維を織り込んだカーペットは、汚れが簡単に落ちる繊維でシミが残りにくく、長くきれいな状態が続きます。
水洗い可能なカーペットをお探しなら、「クリーンロボ」シリーズがおすすめ。ブラシで強くこすっても劣化しにくく、速乾性に優れています。超高密度パイルにより、汚れが奥まで入りにくく、表面を軽くお手入れするだけで、きれいに汚れが落ちるでしょう。
東リ
1919年創業の東リは、カーペットやカーテン、壁紙などを取り扱うメーカーです。
代表商品は「東リ ロールカーペット」で、さらに「織りカーペット」と「タフテッドカーペット」に分かれています。
織りカーペットは、上質な糸を高い技術で織り込んでおり、ワンランク上の高級感を演出できます。
タフテッドカーペットは、素材やデザイン、カラーが充実したシリーズ。防汚加工を施したナイロンや、湿度調節に優れたウールなどから選べます。
シンコール
シンコールは、カーテンや床材を始め、椅子張り生地も手がけています。
カーペットの中で注目なのは、「アレルキャッチャー」と呼ばれる、抗ウイルス加工を施したタイプです。繊維についたダニのフンや死骸、ハウスダストや花粉などのアレル物質を分解します。
ほかにもフッ素樹脂で繊維を覆うソイルガード加工により、汚れが付きにくいものや、さまざまな断面を持つ繊維を使うことで、汚れが目立たない仕様のカーペットが豊富です。
川島織物セルコン
川島織物セルコンは、呉服商が始まりの歴史あるメーカーで、タイルカーペットのブランドを多く展開していることが特徴です。
まるで絵画のような、繊細なデザインが目を引くカーペットが充実しています。ほとんどの製品が、防汚性や静電性を兼ね備えており、居心地の良い環境が作れます。
カーペット・絨毯をバーゲン価格で購入するならアウトレットイベントがおすすめ!
機能性が高く、見栄えも素敵なカーペットや絨毯が欲しいけれど、高品質なものはお値段も高い……。なるべく安く、素敵な商品を手に入れたいものですよね。
そんな方におすすめしたいのが、アウトレットイベントです。
アウトレットイベントとは、国内や海外の大手インテリアメーカーなどが、全国各地で開催する期間限定の販売イベントです。
定価からお値引きされた、お得な価格で購入できるため、憧れていた高級なカーペットや絨毯が、お安く手に入るかもしれません。
参加に必要な招待状は、イベント情報サイト「Seiloo(セイルー)」からの申込みがおすすめです。通常申込みでは受けられない特典が、豊富に用意されています。
特典はイベントによって異なりますが、購入商品の配送費が無料、買替えで不要になった家具・インテリアを無料で引き取り、対象メーカーの商品を割引価格で購入できるなど、お得がいっぱいです。
会場には商品知識に長けたアドバイザーもいるため、気になることを質問しながら、自分に最適なものを選べます。理想的なカーペットや絨毯を、ぜひ探してみてはいかがでしょう。