一生使える絨毯！ギャッベの魅力と値段を徹底調査！

絨毯をギャッベにしたいけど、どれが良いのかわからないと思っている方や値段の違いが不明と思い購入をためらう人も少なくありません。

今回、この記事ではギャッベを購入する際に気をつけるべき３つのポイントを明確にし、あなたの欲しい条件にピッタリ合うギャッベをご提案します。

ギャッベそのものの良さや他の絨毯の違い、気になる値段や手入れ方法をご紹介します。

そもそもギャッベとは南ペルシャ（イラン）の遊牧民族が手がける手織り絨毯のことを言います。羊の純毛を刈り取って丹精を込めて手で紡いでいるため、数年に渡って使い込むことによって味が出てきます。

ギャッベはイランの遊牧民の母親から娘へ、そして孫へと受け継がれる伝統的な絨毯です。受け継がれたギャッベの上で子供は育ち、大人になるまではもちろん、一生涯使えるというとても丈夫な絨毯です。

「温かい家庭を築く」という思いの込められた絨毯は確かなぬくもりを与えてくれる存在となります。

その色鮮やかな色合いや感性のあるデザイン、上質なウールによって生まれる柔らかな触り心地が多くの人の心をつかみ、評判を集めています。そして何より1点モノという価値、世界に1つだけの絨毯を自分のものにできるという魅力も備えているのが「ギャッベ」です。

ギャッベは南ペルシャで作られた絨毯ですが、一般的によく聞くペルシャ絨毯とどのように違うのかをご紹介します。

遊牧民族によって羊や山羊の毛から作られたのがギャッペですが、遊牧生活において主に暑さや寒さを凌ぐ、快適に暮らすためのものとして使われてきました。一方でペルシャ絨毯は最高級の絹製で作られ、王族などに渡す献上品、貢物として扱われてきたものです。

ギャッベに比べてペルシャ絨毯は細い糸で作られていてデザインもより複雑であり、王朝が変わるごとに代々、技術が受け継がれてきたものです。ペルシャ絨毯の品質を決める重要な要素である目の細かさ（ノット密度）が細かいほど織り込む時間も長くなるため、高級品と言えるお値段になります。

これらのことからギャッベは家庭向き、ペルシャ絨毯は観賞用、コレクター向きとも言えます。

家庭で使うことを重視しているギャッベですが更におすすめできるポイント、ギャッベを生活で使用した際のメリットをご紹介します。

1. 1年中使える快適性

絨毯は夏用、冬用と季節によって変えるのが一般的ですが、羊毛（ウール）で作られたギャッベはとても優れた調温効果を持っています。南ペルシャの激しい温度差のある高地で育まれた羊毛だからこそ作ることができる絨毯で、夏はサラッと涼しく、冬は温かい空気を取り込める保湿性、通気性に優れた絨毯です。
2. 子供にも安心な自然植物100%

ギャッベの色を決める染料は現地の山、草原にある植物を使用しているので科学染料や有機化合物を一切使用していません。肌が弱い方、アレルギーのある方でも安心して使うことができ、自然植物から色を抽出している為、時間の経過と共に味わい深く、美しい色合いへと変化していくのも魅力の一つです。
3. お手入れが掃除機だけ

絨毯と言うとクリーニングに出すなど、手間がかかるというイメージを持たれる方も多いです。ギャッベは羊の油分を含む上質な毛を使って細かく手織りされていることから、油分によって汚れを弾き、ゴミが付着しても中まで入らないという優れものです。