北欧スタイルなら木製のテレビボードに決まり!
カウチソファで足の伸ばしながら、コーヒーを飲んでほっと一息。暖かみを感じる部屋で過ごせると、身の心ものんびりできますよね。
寒い季節は室内を快適に過ごすために暖房機器に頼りがちになりますが、インテリアにも暖かみを感じさせる効果があるものを取り入れてはいかがでしょう。日照時間が極端にすくなく、寒くて暗い冬がある北欧では室内で過ごす時間が長いため、インテリアにも厳しい季節を快適に過ごせるような工夫を凝らしています。
・明るくナチュラルな家具の材質や色
・色鮮やかなファブリック
・緑豊かな観葉植物
などにより、太陽が出ていなくても室内を明るくさせているんです。
そこで今回はそんな北欧のスタイルをテレビボード周辺に取り入れて暖かみを出すコーディネートを紹介していきます。
北欧家具は飽きのこない普遍的なデザイン性に優れており、シンプルで実用的なものが多く、森林資源に恵まれた環境から質の良い木材が多く使われています。丸太から切り出した無垢材か、多くは無垢材をスライスしたものを合板に貼り付けた突板(つきいた)から作られています。どちらも上質な素材を使用し木目の美しい流れをデザインに活かした作りが特徴です。チーク、ローズウッド、オーク材が使われることが一般的ですが、最近はベージュ色に近いメープル材なども使われます。
よって、インテリアを北欧スタイルにまとめる場合のテレビボードには、木製でシンプルなデザインのもの、たとえば高さのないロータイプのものなどがおすすめです。
ウォームカラーを取り入れたコーディネート
暖かみのある空間を演出するひとつの手法に、ウォームカラーと呼ばれる、赤や黄、茶などのいわゆる暖色系のアイテムを取り入れる方法があります。
テレビボードのカラーを赤みのある暖色系のブラウンにすることもできますが、北欧風のインテリアを目指すなら部屋全体を明るい印象にするにはテレビボードは明るいベージュ系などのナチュラルカラーから選び、テレビボード以外のインテリアカラーに暖色系を使う方がおススメです。
・ラグ
・クッション
・カーテン
・タペストリー
などのアイテムに、暖色系の色にしてみましょう。
また、フィンランドのテキスタイルブランド「Marimekko(マリメッコ)」の独創的な色使いのプリント生地や、スウェーデンのテキスタイルブランド「KLIPPAN(クリッパン)」のシンプルなプリント生地など、北欧のファブリックを活用すると、より一層北欧スタイルに近づくことでしょう。
自然の暖かみを感じさせる観葉植物をテレビ脇にレイアウトしよう
暖色カラーを使わず、暖かみのある白やベーシュを基調とした北欧スタイルには、インテリアのアクセントに観葉植物のグリーンを加えてはいかがですか。シンプルにまとまりすぎてしまった場合にも観葉植物があるだけで、室内全体がグッと締まって見えるものです。
大きな観葉植物をレイアウトするスペースがあるなら、
幹がすらっと伸びた高さのある、明るいグリーンの大きな葉が印象的な「ウンベラータ」
編み込まれた幹で、手を広げたような葉のつけ方が特徴の「パキラ」
など、高さのある観葉植物をテレビボードの隣にレイアウトすることにより、テレビやテレビボードに引けを取らない印象になります。
また、テレビボードの隅にレイアウトするなら、
虎の尻尾に似ているとされる、鉢に直立する葉の「サンスベリア」
丸い形状の葉が印象的な「ピレア」
などの、あまり高さのない小さめな観葉植物にしましょう。多肉植物などの小さなものを複数並べたりしても面白みがでます。
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室内に暖かみを感じされる北欧スタイル。そのようなほっこりする空間だと、テレビボードのあるリビングルームも家族が集まることでしょう。