correct いい布団の条件は寝心地と通気性!正しい布団選びのコツ

いい布団の条件は寝心地と通気性!正しい布団選びのコツ

敷布団と掛け布団、それぞれに必要な機能を考える

布団を買うとき、あなたはどのように選んでいますか?

サイズや色柄、肌触りなどを重視して、機能やお手入れ方法はあまりよく考えずに何気なく布団を購入してしまうと、いざ使ってみたら布団の中が蒸れたり、締めっぽかったりしてしまうもの。布団がそのような状態だと、たとえエアコンで室内温度を調節していても快眠できないこともしばしば…。蒸れずにサラッとした寝心地なら、朝まで熟睡できるかもしれませんね。

さて、人は睡眠時に一晩でコップ1杯程度の汗をかくといわれるように、布団には汗や湿気などの水分を吸湿することも求められます。また、温まった寝具には熱がこもりがちとなるので、通気性の悪い布団だと布団の中は蒸れてしまうこともあります。ですので、布団に求められる機能は、

吸湿性と通気性

となります。

また、温度を一定に保つ保温性が低いものですと、寒い季節は掛け布団をかけても寒さを感じたり、床の冷えが伝わってきたりするので、布団の機能には保温性も高いものがよいでしょう。

これらの機能は布団の素材の特性となりますので、

正しい布団の選び方とは、素材を選ぶこと

といえるでしょう。

そこで今回は正しい布団選びのコツと題して、布団の通気性に着目してご紹介していきます。

 

湿気を逃して蒸れない、通気性のよい布団とは?

布団の素材には綿やポリエステル、羽毛やシルク、ウールやキャメルなどがありますが、この中で

蒸れに効果的なのはウールやキャメル。

それぞれ吸湿性・放湿性に優れているため、蒸れに効果的です。

もちろん、古くから愛されている綿布団は吸湿性が優れているため汗の吸収力は問題ありませんが、放湿性はイマイチ。そのため、なかなか乾かずに湿っぽさを感じることもありし、湿気がたまった布団は重くなります。布団にたまった湿気は乾燥させることで取り除くことができますが、週に1回程度の天日干しが理想的です。

対してウールやキャメルは吸湿性がよく、さらにキャメルの吸湿性はウールよりも1.6倍ほど高いとされています。しかしながら、価格面ではウールよりキャメルの方が高価になるので、キャメルの布団の購入はご予算次第となってしまうでしょう。

布団に予算をあまりかけられない方にオススメなのが、ポリエステル製の布団。
立体構造のものや固わたに多くの通気穴を空けたもの。生地にも通気性・クッション性に優れたメッシュやダブルラッセルなどを使用したものがあります。

また、浅田真央さんなどがCMに起用されているエアウィーブなどの樹脂系の高反発マットレスは、素材そのものがスカスカしているので通気性はとてもよいです。

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肌ざわり以上に重要なのは湿度のコントロール?!

いい布団の条件は寝心地と通気性!正しい布団選びのコツ

人は睡眠時にコップ1杯程度の汗をかくとお伝えしましたが、夏の暑さやホルモンバランスの乱れなどが原因のこともありますが、通常人が深い眠りにつくためには体温を約0.5から1℃低下させる必要があるためで、体温を下げるために汗をかいているのです。汗をかくと布団内部の湿度は上昇しやすいため、体温調節の働きを補助できるように、寝具の組み合わせを工夫したり、通気性のよい素材の布団やカバー、敷きパッドなどを活用したりすれば快適な睡眠をとることができるでしょう。

室温に適した掛け布団や毛布などの組み合わせ

室温5℃前後:掛け布団 + 保温性の高い毛布
室温10℃前後:掛け布団 + 綿毛布
室温15℃前後:掛け布団
室温20℃前後:肌掛け布団や綿毛布
室温25℃以上:綿毛布やタオルケット

室温に合わせて、掛け布団や綿毛布、タオルケットをうまく組み合わせましょう。なお、タオルケットは夏場の暑い季節しか使わない方もいらっしゃいますが、吸湿性・放湿性はもちろん、手入れが簡単で保湿性も高いので一年中使える万能アイテムなんですよ。寒い季節でも汗ばむ方は、ぜひタオルケットを入れてみましょう。

ひんやりグッズを活用しよう

近年、暑い季節に人気な接触冷感素材や冷却ジェルを使った敷きパッドは、体温を下げる補助をするのに効果的。接触冷感素材は吸湿性・放湿性に優れ、生地自体が冷えるため触った時だけでなく、触れている間も熱がこもりにくくなっております。冷却ジェルは冷やしたジェルが体温を吸収してくれるのですが、ジェルが温まってしまうと冷却効果はありませんので、長時間の使用にはあまり適していません。ですが、寝入るときだけひんやり効果を感じたい場合には冷却ジェルのアイテムで十分かもしれませんね。

また、敷き布団の下に除湿マットやスノコを敷くことにより、通気性を高めることもできますよ。

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いかがでしたか。布団が蒸れてしまうと睡眠の妨げになったり、寝心地がわるくなったりしてしまいます。ですので、布団の蒸れを防ぐ為には素材選びが肝心です。また、掛け布団などの掛けるアイテムの組み合わせを工夫したり、敷きパッドやスノコを利用したりとしっかり対策して、快適な睡眠環境を作りましょう。

 

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