round-type 遊び心とセンスを自由に表現するラウンド型ソファコーデ

遊び心満載のラウンドソファコーデにチャレンジ!

ラウンド型ソファを言うと、レストランのようなテーブルを中心に周りを囲うようにレイアウトされたソファを思い浮かべる人が多いと思います。一般のご家庭では、スペースの関係もあり、なかなかこうした形状のソファを配置する機会も少ないかもしれませんが、ラウンドソファは食卓を囲む形状であることから、一家団らんの”ひととき”を大切にされるご家庭に根強い人気があり、昨今でも様々な形やデザインのラウンド型ソファが販売されています。

完全に円形のタイプから、円弧タイプのソファまで、お部屋の広さやレイアウトに応じて多彩な商品を選べる点で、コーディネートの幅も大きく広がるところではありますが、レイアウトが難しい曲線ソファコーデに挑戦!でもご紹介したように、円形ソファやテーブルは、デッドスペースが生まれやすいため、それらを有効活用できるような、レイアウトやコーディネートを検討する必要があります。

さり気なく配置するのが上級コーデテクニック!

そんなデッドスペースを回避すべくデザインされた円形ソファが、掲載写真の「モダス」ソファです。パッと見でも「これがソファ?」というのが第一印象ではないかと思いますが、この「モダス」ソファは円形のソファベンチとしての機能以外にも、3つに分割することで個々のベンチとしても活用できます。円形の大きなベンチとしても、個々の小さなベンチとしても活用できるので、リビングの空いたスペースにさり気なく配置するもよし、デッドスペースの有効活用として配置しても良いでしょう。

こうしたベンチ系のソファは、フローリングに直置きのタイプもあれば、脚が付いているタイプもあり、移動させることも考慮してデザインは至ってシンプルな製品が多いのですが、この「モダス」ソファに関しては、非常にギミックなデザインが特徴で、これ自体でインテリアコーディネートの主役的な存在にもなりえます。3つに分割したソファを1つに合体させた際の活用方法に迷う部分はありますが、このようなデザインソファがリビングの真ん中に鎮座しているだけでも、コーデに対する遊び心が窺えるのではないでしょうか?

円弧と直線の区分を明確化してメリハリをつける

ソファに限らず、円形家具は探すと意外と少ないのが実情で、楕円(オーバル)テーブルなどは多彩にありますが、真円となるとコーディネートの組み合わせとしても、選択肢が狭まってきます。円形家具でまとめたリビングコーディネートであれば、円形シェルフなどの組み合わせが定番ではありますが、決してスクエアの家具を配置してはいけないということではなく、その区分けだけ明確化されていればコーディネートとしての違和感は、さほど感じないでしょう。

言わば、円形エリアと角形エリアの区分けをカーペットなどで識別しやすくするとメリハリが出て、ユニークな空間に仕上げることができます。逆にレイアウトがしやすい角形の家具やソファも、それだけで占めてしまうと統一感が出すぎて、面白味に欠けるコーディネートになってしまうため、その点も踏まえて上手にコーディネートしてみましょう。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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