box-type-response お偉いさん気分を堪能するボックス型応接ソファコーデ

最高のゴージャス感を演出するボックス型の独立型ソファ

一般的に応接ソファなどと呼ばれる上記掲載写真のようなボックス型の独立型ソファは、応接間の雰囲気を引き立てる家具として古くから活用され、その高級感やエグゼクティブな雰囲気が最大の魅力といっても過言ではありません。主に昭和世代の方なら、一度は企業の応接間などで配置されているのをご覧になられたことがあるかと思いますが、1 人掛けソファが2セット、二~三人掛けが1セットが主な組み合わせで、向き合うように配置したり、上記写真のようにL字に配置したりするのが定番です。センターテーブルの上にはタバコセットなどが置かれるとまさに会社の応接間になってしまいますが(苦笑)、こうした応接ソファをご自宅のリビングコーディネートに活用することもでき、例えようのないゴージャス感を演出することもできます。

こうしたタイプのソファの多くは、背もたれとひじ掛けが一体化しており、その高さもまた同じであることがほとんどです。1人掛けソファにおいては、腰を下ろした時の、その囲まれる感じがお好きな方も多く根強い人気があります。もちろん、応接に座った感覚を覚えて、何か偉くなったような錯覚を覚えるのも事実で、そうした雰囲気で過ごすリビングなら、いつもと違った時間の過ごし方ができるのではないでしょうか。ただ、ボックス型のソファの多くは比較的サイズが大きく、座面の奥行もありますので、リビング全体の広さを考慮しないとスペースに余裕がなくなり、せっかくのゴージャス感を損ねてしまう恐れがあります。

いかに応接室っぽく見せないかがコーディネートの鍵!

リッチな感覚を堪能できる応接ソファですが、上述のとおり大きなサイズのものが多いので、サイドテーブルなど配置せずにロータイプのリビングテーブルをひとつ配置するのが定番のコーディネートです。また、会社の応接室のようにならないよう、そのテーブルの下にラグを敷いたり、鮮やかで目立ちやすい色のソファクッションを置いたりすることで、全体的に上品で高級なフォルムを保ちつつ、リビングルームらしい空間に仕上げることができます。また、何か小物やインテリアグッズを配置したい時には、観葉植物ではなくポップな照明やデザイン性に凝ったスタンドライトなどを配置すると、応接の雰囲気が和らぎ、オシャレなコーディネートにまとめることができます。

リビングにおけるソファ選びは、使用用途別で選ぶドイツソファコーデ でもご紹介いたしましたように、リビングという空間でどのような安らぎやくつろぎを求めるかによって、ソファのタイプを検討する必要があります。1人掛けのボックスソファを2セットでも良いですが、ご夫婦二人同じ空間で過ごすのに独立型のソファになりますと、多少なりとも距離感が生まれてしまうのも事実。使用用途を良く考えてから製品を選ぶようにしましょう。

購入前にしっかりと着座位置や肘位置などを確かめよう!

また、ボックスタイプのソファを選ぶ際には、特に女性が腰掛けた時にひじ掛けに肘を乗せられるかどうかを確認するようにしましょう。製品によっては、深く沈みこみ過ぎてしまい、ひじの高さとひじ掛けの高さが合わないような場合もあります。ボックスが逆に窮屈になってしまわないよう、店舗やショールームなどで実際に腰掛けてお試しになることをオススメします。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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